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薫り 2


「デニッシュアイスを生クリームに変更…ですね。お飲み物はどうされますか?」


「ホットと…カフェオレでいい?」

イケメン彼氏が栗原さんに尋ねる。

喫茶店ではブレンドコーヒーのことをホットと呼ぶ。


「んー…甘そうだから今日はホットにしようかな」

もう既にあなた方二人の空気が甘いんですけど。

でも私はポーカーフェイスで頑張りますよ。


「では、ホットが2つとデニッシュアイス生クリームに変更がおひとつでよろしいですね?」


「はい、お願いします」



キッチンに注文を通すと、すぐにホットが2つと生クリームが添えられたデニッシュが出てきた。



「お待たせしました」

全然お待たせしてないと思いますが。

ホットとデニッシュアイスの組み合わせは混んでなければ最速で出てくるメニューだ。



「ご注文以上でよろしいでしょうか」


「はい。…ねぇ亜樹ちゃん」


「はい?」


「なんか…雰囲気変わった?」


「…と言いますと?」

栗原さんはたまに土日のモーニングを手伝ってくれるので結構会話する人だ。


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