表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/168

流星群 11


「ねぇ、優輝、待って」


そのまま無言を貫いて廊下を歩く優輝の腕をぎゅっと掴む。


「優輝!ねぇ、どうしたの⁉……私、何かした?」


「…………」

目を逸らして無言を貫く彼に不安を感じる。


どうしたんだろう?

私が何かしたのかもしれないけど、心当たりが全く無い。




「亜樹さ…」

絞り出すような優輝の声はとても低かった。


神崎(かんざき)と、仲良いの…?」


「へ?神崎って…春樹のこと?」

出てきた名前に驚いて間抜けな声を出してしまう。


「…名前で呼んでんのかよ」

私を見つめる視線が鋭くなる。


「俺より神崎の方がいいわけ?」


「いいも何も…。従兄弟だし」


「そうかよ従兄弟かよ…」






「……へっ?…従兄弟?」

不機嫌で怖い顔をしていたのが一気にいつもの優輝の顔に戻る。


「そう、従兄弟」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ