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雑音 8

「どういうこと?」

「うーん、女の嫌なやつってとこですかね…」


「慎二先輩!」

真後ろに亜樹がいた。

「次のメニュー…か」

「掛かり稽古じゃなくて、今日は外周しようか!な!」

外周と聞いて他の剣道部員が喜ぶ。

打ち込みよりも掛かり稽古よりも外周が一番楽なのだ。


「外周か…もっと打ち込みたかったんですけど…」

「さあ、外行くぞ!」

不満気な亜樹をよそに、慎二と梨沙をはじめ、剣道部員がぞろぞろ外に出た。




帰り道。


「浅田さんに何か言われてたけど…大丈夫だった?」

「別に…桐生くんと仲良くすると何か言われるかもみたいな事言われたけど…」

「松田さん、めっちゃ睨んでたよ」

「私、別に悪いことしてないのにな…」

亜樹はため息を吐いた。

「余計なお世話だけど…あんまり近付かない方がいいんじゃない?」

「でも助けてもらったし。思ってたよりいい人だから無下にはできないよ」

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