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嫉妬 17


「聞かなかった事にしますって言っておいた。もうそのあたり、怒りしか無かったから新井くんがどんな表情してたか覚えてないけど」



「亜樹は…新井をどう思ってんの?」



予想外の言葉に「へ?」と間の抜けた声を出してしまう。彼の双眸(そうぼう)は私の視線を力強く捕らえた。



「どうも何も…正直、何も思ってない。3年生が引退するまでほとんど関わり無かったし。経験者と初心者は別で練習する傾向がうちの部にはあるから…」


「そうか…」


「ねぇ、優輝…」言い終わる前に彼の匂いに包まれた。私の肩に額を載せる彼から溜息が零れた。



「俺…たまに、剣道部の奴らが羨ましくなる」

絞るような低い声で呟く。


「え?なんで?」


「部活やってる時の亜樹、俺見れないからさ。あいつら、俺の知らない亜樹を知ってるかと思うと、たまに気ぃ狂いそうになる」

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