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死した竜の物語  作者: 獅子貫 達磨
第一章 死出の旅路
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6話 帝都ヴィトゥルーム

扉が閉まった中は薄暗かったがすぐに目が慣れる。

中は大量の檻が置かれており、どうも中には動物や魔獣が入れられているみたいだな。

ただ、扉が開く寸前まで中では唸り声や吼える音などが聞こえたが今は酷く静かだ。

俺が中に入った瞬間一斉に死んでしまったかのように。

暗がりに慣れた目で一つ一つ檻を見て行くと、中の動物は生きてはいるものの動かずにジッとこちらを見ている。

どの檻を見ても同様に微動だにせずにこちらを見ていた。

なんだ?うーん。微妙に既視感があるな。

ああ、昔狩りで崖っぷちとか壁際とかに獲物を追い込んだ時にこちらを振り返った奴らが向ける眼に近い。

つまりは諦観に似た様な感じか。

檻に囚われて動けない事は分かっているから、そこに生物的強者が来たことで食い殺されるって思っているのか。

人間は……まぁ道具や魔術が強い面が大きいからな。

生物的に強者と言う訳じゃ無いから、居たとしても諦めるどころか威嚇する奴すらいるだろう。特に知能の低い手合いほどその傾向が強い。

何はともあれ原因が俺だっていうなら俺自身は気を付けなくてもいいな。


取りあえず俺に集まる無数の視線はすべて無視して暗がりに慣れてきた眼で周囲を見渡す。

けど基本的に檻くらいしか見つからない。

檻だけ。

檻はいっぱいあるんだけどな。

檻は半分以上が空だから普段は檻の置場なのか?

考えてもわからないな。


……そう言えばバタバタして忘れてたが俺には加護があるんだったか。

確か【復活なるレフソ=ウェルの癒加護】だったか。

効果は不明だがおそらく傷の治りが早いとかなんとかいってたっけ。

それならいっその事魔術の練習するか?

おそらく、十中八九、というか確実に暴発するだろうが経験上数時間あれば治る。

それに魔術がしっかり発動すればもちろん、暴発でも上手くいけば檻を破壊できるかもしれないしな。

痛いのは嫌だが正直そんなこと言ってられる状態じゃない。


早速、眼を閉じて体内のオドに魔力を集中させる。

意識を向けると相変わらずぐるぐると体内で物理的なもの以外に何かが濁流のように蠢く感触がある。

それを一か所に……具体的には右前足に集める。

昔、というか最初はみんなと同じように口前に集めてたんだけど、そこで暴発して以来は俺は手に集めるようにしている。

最初、口で暴発した時、あれはめちゃくちゃ痛かった。

もう絶対しない。

オドを集める。

集める。

集める。

普通だったら既に集まるはずなんだけど……。

母さんとか弟とかなら。

ただ、俺だけはいつもこのオドを集める段階ですらそもそも中々うまくいかない。

水を手ですくって集めてる気分になる。

上手くいかない上に苦労して集めたら暴発すると来たもんだ。

たまったもんじゃない。


ようやく十分と思う量……普段より少し多い……を集めきったところで次の段階。

次は集めたオドを外に放出し魔術として顕現させる。

顕現させる際の注意点は確か、明確にイメージを持つことだったかな?

普段は取りあえず一番簡単な水の球を出現させる事を目標にしてるけど、今回はもしうまくいった場合それだと何の役にも立たない。

から始めただけど爆発する火球をイメージすることにする。

偶に母さんが魚を取る時や俺が暴発した時のイメージで多分あってるだろう。

暴発をイメージすると尚の事成功率は下がりそうだけどこの際仕方ない。


オドが集中し熱くなってきた右前足から外に向かって、具体的には目の前の檻に向かってかざし爆発のイメージと共に放出する!


ドゴォン!


瞬間、明らかに俺の意図したタイミングじゃなく放出される直前の段階でカッっと目の前が真っ白になり直後に爆音、耳がキーンと鳴って何も聞こえなくなる。そして右前足に激痛。


あー。


いてぇ。


ま、知ってたしこうなるって分かってたけど暴発したな。

うん。

しかもいつもより痛い。

オドを普段より多めに込めたからだろうな。

痛みをこらえつつ、煙を息で払うと暴発箇所を確認する。

結果、檻は無傷……いや少し焦げてるか。足はズタズタ。

あー割に合わねぇ。

これを後百回位やったら壊れるかもな。

先に絶対俺の体が壊れると思うが。


しかも無事な方の前足で檻を擦ると簡単に焦げが取れた。

……煤がついてただけかよ。

あー痛い。

ただ、いつも通り放っておけば治るだろう。

痛いし他の事はできそうにないから、腕を庇って寝るとするか。

何とかならないかなぁ……。

ま、眠れないほど傷まないだけ良しとするか……。


そのまま、傷ついた腕を左手で覆って眼を瞑った。


▼△▼△▼△▼


「お疲れ様です。

 依頼主からのサインを確認いたしましたので報酬をお渡しいたします。

 まずレイセロス伯爵家のパーダーボルン監査護衛基本成功報酬として一人あたり3モネリ

 次に緊急依頼の子竜捕獲の基本報酬が参加者全員で20モネリ、

 捕獲上乗せ金として更に10モネリで計30モネリです。

 さらに後日行われる魔獣競売にて売上金の三割を後日追加報酬と言う形になります。

 以上、よろしいでしょうか?」


見慣れた国際狩人機構の『帝国狩猟団』専用の担当窓口職員のにーちゃんが手元の書類を確認しつつ俺に確認を取る。

念のため、読み上げられた書類をこちらでも確認し向上と書面での差異が無いか確認を取る。

もっともこんなところをちょろまかすような小さい組織じゃないけどこっちも半ば慣れとして習慣になってる。イーホを通さずの依頼、直接依頼を持ちかけてくる貴族連中の偶にアホな奴は報酬内容をごまかしたりするからな。

今回の依頼はイーホを通しての依頼だったから気にはしてないし、そもそもの依頼人のレイセロス家はそこらへんに厳格な貴族だと聞く。

実際に支払われた書面通りだ。


「ああ、確認した。」


こちらも再度サインをして職員に返す。


「……確認いたしました。

 報酬金ですが、即時お支払でよろしかったでしょうか?」


「あー、そうだな。

 競売分の代金は後日競りが終わったら連絡が来るんだな?」


「はい。競売が終わり次第『帝国狩猟団』の本部へと連絡員を向かわせます。

 連絡先にご要望があれば変更可能ですが、いかがいたしますか?」


「いや、別に本部で問題ねえ。

 じゃあ、今支払えるだけ持ってきてもらえるか。」


「かしこまりました。」


そういって一旦窓口のにーちゃんは奥のおそらく金が保管してある場所へと向かう。


「さーて、やっと報酬だ。

 今回は基本報酬の3モネリに加えて子竜捕獲で7モネリ24ダート貰えるから

 10モネリか!上納金取られても8モネリは固いね。いや~何買おうかね~。」


ジャスティーはすでにご機嫌だな。

俺は武器を新調するつもりだから結果的にあまり手元には残らない。

だから、今まで通り節約していかないとな。


そのまま、暫く待っていると受付が袋に入れた金貨を持ってくる。

袋から金貨を出し、内容を検めて齟齬が無いか確かめる。


うん、大丈夫だ。


全員にそれぞれ配分を分配し、後でまとめて俺がギルドに納めるためにそれぞれから上納金分を回収する。

全員が金を懐に仕舞い、帰ろうと立ち上がった瞬間


ズシン!


と何か爆ぜるような音が聞こえた。


「っっ!」


瞬間的に俺たちは武器を抜き周囲を見渡す。

同じように比較的高位の狩人たちは武器を抜き周囲を見渡しているが、受付やまだランクの低い狩人は不安そうにあたりを見渡している。

あらら、見るからに荒事に慣れてないね。

数秒、そのままで待機して追撃の爆音が響かない事を確認する。

取りあえず即座の危険はなさそうだ。

次は要因についてだが、こればっかりはイーホの建物内で起こった事だから俺が勝手に動くわけにはいかない。

要請を待たないとな。

待ってればすぐに来るだろうが……。


「すみません!帝都イーホ本部地下にて爆発音を確認しました!

 申し訳ありませんが第三等級狩人以上の方は安全確認に向かってくださいませんか!?」


ほら来た。

バタンと奥のドアを勢いよく開けて役職の高そうな職員が飛び出してくる。

音が籠って腹に響くと思ったら地下か。なるほどね。

っと、辺りをグルリと見渡して俺らを見つけた職員が迷わずこちらへ向かってくる。

有名人は辛いぜ。


「すみません。『帝都狩猟団』の第二等級狩人ガットリー様かと存じ上げます。

 地下施設部分の安全確認をお願いしてもよろしいですか?」


「ああ、まぁ、構わない。

 何かが出た場合は」


「はい、何かしらの緊急事態の場合はその対策に応じて報酬をお支払いいたします。」


ま、つまり何事もない事故とかだった場合にはただ働きなんだけどな。

それでもイーホにゴマ擦りするのは悪くない。

どうせ金になるかならなくても確認だけだしな。

一応、振り返ってギルドメンバーを見るが全員来る気みたいだな。

俺の反応にやや安堵したのか、そのまま小走りで移動を開始する。


俺たちがそれに続き、その後ろにも数名外部ギルドの奴が連なる。

人数が多いに越した事は無いから別にいいだろう。

全員第三等級以上だろうしな。


職員に続いて地下を進んで行くと他の職員が固まっている場所に出た。

全員が同じ方向を見ている。

ってことはあそこが爆発場所か?

見たところ特に傷はついていなさそうだが……ってついさっき子竜を入れた地下倉庫じゃねぇか。

やべぇぞ、あの子竜がここで解き放たれてたらそこそこの被害が出る。

捕まえたときは奇襲だったから何とかなったかもしれないが今は非戦闘員だっているんだ。


急いで職員たちを退去させるように指示をし武器を抜いて倉庫の扉前で構えつつにじり寄る。

ギルドメンバー以外もただならぬ雰囲気を感じたのか、取りあえず同じように武器を構えて警戒しているようだ。


……出てこないな。

檻を破壊したならすぐに出てくると思ったんだが。

遂に扉の前に着き、中央の大きな馬車用ではなく端の人の出入用のドアをそっと開ける。

念のためグラレナには魔術を発射直前で待機しておいてもらう。

そのまま中に転がるように入り、急な攻撃に備えた。

が、勢いよく入った俺とは対照的に倉庫内は暗く思っていたより静かだった。

数瞬辺りを見渡して、数秒警戒をして、ようやく安全が確認できる。


一息ついて扉外で警戒しているグラレナにジェスチャーで安全を伝えた。

ホッとした顔で待機していた魔術を解除し代わりに灯りを室内に入れてもらう。

同時に他の面々も倉庫内に入ってきた。


「……何事もないな。」


「ええ、特に変わった様子はありませんね……。

 なんだったのでしょう?」


特にどの檻も壊れた様子はなく、檻としての仕事を全うしている。

こちらを見つけた魔獣が興味深そうに見る視線が俺に向く。

っと、一応子竜を確認しておくか……。

グラレナの腕を引き子竜の檻を示す。


「寝てるな。」


「寝てますね。この子竜は道中もよく寝てましたね。」


「そうだな……。こいつが原因かと思ったが。」


「私もですよ。

 倉庫に送った直後でしたからね。

 ただ、魔竜の子供ですから何かが出来るって訳じゃ無いんでしょうけど……。」


「ただ、だとしたらあの爆音は何だったんだ?」


俺の問いにグラレナは押し黙る。

俺だって答えが返ってくると思って聞いたわけじゃないからいいんだけど。

ま、分からんわな。

頭をひねっているとアズズが何かに気が付いたかのように子竜の檻に近づく。


「……ガットリー、これ見て。」


暫く檻内を観察したアズズが呼ばれ、一緒に檻の近くにしゃがみ込む。

グラレナもライト代わりに連れて一緒に動かせる。


「ほらここ、見て。何か焦げた跡じゃない?後、檻の底の跡。」


アズズの差し示す方を見ると確かに檻の一部が焦げて、檻の底には赤い液体がついている。


「……血痕、のようですね。」


「だとしたら、まだ完全に固まってない。

 この血はついさっき出たってことになるぞ?」


問題はこの血が誰の物かだな。

この子竜の血だとするとなんで出血したのか不明だ。

誰かが襲ったなら寝ているわけないしな。

一瞬死んでるのかと思ったが寝息に合わせてわずかに体が上下している。

それに子竜自体に外傷は見当たらない。

となると、襲撃者が居て子竜を襲おうとしたところを噛まれたか……?

ただ、それだと焦げ跡の説明がつかない。

魔術で襲ったなら態々子竜に噛まれる位置まで近づくとも思えない。


「ふーむ。」


「……これ以上考えても仕方ありません。

 取りあえず緊急性は低そうですし先に職員に報告しましょう。」


子竜の檻の前でしゃがんだまま悩んでいると見かねたのか隣のグラレナがそう進言する。

……そうだな。俺たちは別に狩人であって調査員じゃないからな。


立ち上がったところで既に他のギルドのメンバーが職員を呼びに行っていったらしい。

階段近くで待機していたのかすぐに職員が来る。

そのままアズズの発見した焦げ跡と血痕を職員に伝えると礼を言われて、俺たちは外に出る。

謎が残り余りさっぱりとしない状況だったがこれ以上俺たちにできる事は無い。

他のギルドメンバーも同じような空気を感じているのか、俺と同じように黙って一階の受付へと戻って行く。

グラレナは何かを考え込んでるみたいだが、あいつが直ぐに分からないってことは俺が考えてもわかる可能性は低そうだな。

考えても仕方ない。幸い死人が出た訳じゃ無いし。


「おい、辛気臭い面すんな。

 多分事故か何かだろ。

 大事にもなってならなかったし、俺たちが気にする事は無いだろ?

 折角大仕事が終わったんだ。今日はゆっくり休もうぜ?

 俺も上納金納めて来たらそうすっから。な?」


取りあえずリーダーとして全員を励ましておかないとな。


「そう、ですね。

 私は今日は帰るとします。

 皆さんも長旅でしたからゆっくり休んでください。」


「そだな。俺も帰るよ。

 ガットリー悪いけど上納金は頼んだ。」


グラレナ、ジャスティーと一言言って宿に戻っていく。

アズズもやや逡巡した後、ぺこりとお辞儀をすると小走りに走り去る。


ふぅー。

リーダーも大変だな。

さて、俺も爺に上納金渡したら一杯飲んで帰るか。

やや拭いきれない気持ち悪さを無視してギルドへと向かった。

国際狩人機構とギルドと二つ出てきて混乱されそうなので解説します。

本来は文脈で出来ればいいんですが……。

長いのでめっちゃ簡略化したものを最後にまとめました。


国際狩人機構(イーホ)

International Hunter Organizationの頭文字をとってIHO⇒イーホと呼ばれている世界にまたをかける大規模な国際機構。

元は各地で発足した狩人ギルドが前身でそれぞれが集まって大きな組織となった。

主な仕事は魔物や動物の部位の売買、会員の管理、後述するクエストギルドの管理、依頼斡旋等。

元は依頼斡旋と共に受注など依頼全体の包括的管理を行っていたが都市部などでは依頼が多くなりすぎて管理しきれなくなり、あらかじめ依頼を受注した段階で特定の狩人のパーティに自動で割り振るという手段をとっていたのがこのシステムの始まり。そのパーティがクエストギルドとなり大きくなっていく。

世界的な組織のため、規格や管理などを補っている面が強く、国などからも信頼が厚い。

辺鄙な町や寂れた村などではクエストギルドが無い事も多く、その場合はイーホ支部で依頼を直接受注できる。2話に出てきたパーダーボルンの町などはそんな感じ。



・ギルド

正式にはクエストギルド。

雑に言えばこちらがファンタジーでよくある冒険者ギルド。

ただ、全国的なものではなく個人が集まりギルドを設立したもの。

言わば会社に近い物で誰でもイーホにお金さえ納めれば設立可能。

個人がギルドマスターとなり設立する。

国際狩人機構に登録し狩人となったものは基本的にどこかのギルドに所属する。

稀に個人で直接依頼のみで生計を立てる狩人もいるが非常に少ない。

ギルドは上納金を納めてもらう代わりに所属する狩人に依頼の斡旋や薬や武器などの狩りに使う物の割引販売(販売店から大量に安く仕入れている)などのメリットを提供する。

大きなギルドになると専属の錬金術師や鍛冶師がついていることもある。


依頼者がイーホに受注するとイーホが適正だと思われるギルドに伝達し、そのギルドのギルドマスターがクエストギルド内に依頼として告知し、それを狩人が受注する。依頼完了後は依頼者から完了のサインをもらい、イーホに完了報告をし、最後にイーホの完了報告と共にギルドに上納金を納める。


と言った手順で仕事になる。一定期間受注されなかった依頼は他のギルドへと流れていく。

因みにクエストギルドは複数加入することが可能(※ギルドの規則にもよる)だが、同じ町では互いにライバルになるためあまり良い目では見られない。

ただ、競合しないクエストギルド同士ではその限りではない。

例えば狩猟がメインのクエストギルドと採集がメインのクエストギルドなどであればどちらに入っても特に何も言われない。

大きな町には大抵複数のクエストギルドが存在する。

大きなクエストギルドになると他の町に支部を作ったりもする。

一応クエストギルドの設立には国際狩人機構への登録料がかかるがそれ以外は年会費や更新費などは発生しない。ただ、所属人員によって国からの税金が発生する(国による)。

余談だが個人でクエストギルドを設立することも出来る。ただ、余程の実力が無いとイーホから依頼が飛んでくる事は無い。


作中に出てくる「帝国狩猟団」はインジェノス帝国でもトップクラスに大きなクエストギルド。

基本的に要人護衛、危険生物の狩猟などの高難易度の依頼を受ける事が多く、国からの信頼も高い。反面ギルド加入の試験が非常に厳しい事でも有名。


帝国狩猟団が受けないような採取や弱小魔獣の狩猟などを請け負うギルドが帝都にはいくつか存在する。



※簡略説明

国際狩人機構(イーホ,IHO)が親会社でクエストギルドが子会社、イーホは受注した依頼を子会社であるギルドに下請けさせる。おわり。

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