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絶望

前回のあらすじ


ステータスやべー。

エルギスの技ゲッツ。

狼倒してレベルをカンストするか。

 森の中を気配を探りながら歩いている。なるべく音を立てないように、ゆっくりと歩いていると先程殺した狼に似た獲物を見つける。先ほどの狼より若干大きい。


「見つけた」


 どうやら1匹だけだ。息を殺しながらできるだけ近づいてゆく。じりじりと少しずつ近づく。獲物との距離が3mほどになった瞬間に走り出す。思っていた以上の速度が出て、いつの間にか獲物との距離が1mあるか無いかの距離だった。取り敢えず、殴る!


 瞬間、爆弾でも爆発したかのような爆音が轟き、狼が爆発四散した。


 “レベルが1上がった。

 レベルが1上がった。

 レベルが1上がった。

 レベルが1上がった。

 レベルが1上がった。


 レベルが最大まで上がりました。称号の解禁開始します。


【絶望の魔王】【復讐の幻影】【不滅の覇王】【災厄の勇者】【革命の使者】【蘇りし絶望】”


 その声と同時に俺の中の闇という闇が膨れ上がってゆく。憤怒、憎悪、嫉妬、強欲、怠惰、傲慢。


 今までになかったものが身体に湧き出てくる。


 “大罪の悪夢の解放。神の封印の損傷・消失。不運の永劫が消失。絶望のオーラ解放。固有能力【絶望ノ起源】【大罪の悪夢】の解放……”


 あぁ、心地よい。ここでは俺が全て。全てを支配する……絶望だ。


『クソ!なんだ!?これはよ!』


 ああ、エルギスがいたな。こいつもどうせ偽善で俺と手伝ってたんだ。最後の善行として俺の糧となれ。


『あぁ!?何言ってんだ!?クソ!俺の能力でも破れねぇ!?』


 それじゃ、サヨナラ。


 体の一部が消えた瞬間に体の全てが揃う。充実感が身体を駆け巡る。今なら、なんでもできる。しかしこれではまだ足りない。絶望の糧に……


 ふと陽香が頭の中に浮かぶ。そう言えばこいつは結局は俺を助けずに我が身可愛さにあいつらの中にいたなぁ?神のせいだかなんだか知らんが善人ぶりはもう絶望した。後で殺そう。そういえばこの世界は人間がいるんだったな。取り敢えず、世界を壊すか。


 右腕を上げる。すると上空に黒い何かが現れてくる。全ての生き物はその危険を感知するだろう。アレはやばい、と。だが俺はやめない。良心は捨てた。全ては復讐のためだ。俺の糧となってもらう。


 無慈悲にも、その絶望を振り下ろした。そして、世界が崩壊した所で、俺は目的を果たすために世界を超えた。


こんなにも早く序盤が終わる作品は少ないはず。作者も困ってます。エルギスはただの栄養だったのさ!


ついでにゼロの絶望ステータスを書いておきます。


名前:ゼロ

性別:無

種族:魔王種【最強種】

レベル:1(MAX)

生命力 ∞

魔力 ∞

筋力 測定不能

知力 測定不能

耐久 測定不能

精神 測定不能

運 -999999999999


固有能力

【絶望の魔王】

【神殺し】

【英雄の技】

【大罪の悪夢】

【絶望ノ起源】


称号:【絶望の魔王】【復讐の幻影】【不滅の覇王】【災厄の勇者】【革命の使者】【蘇りし絶望】


ステータスはめまぐるしく変化するため測定不能となっております。原因としては絶望ノ起源です。これから主人公は能力を得ても全て感覚で理解するので、本文では出ませんので、あとがきに書きます。

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