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異世界生活1日目
ブックマークありがとうございます!これからも頑張ります!
「奥様!産まれましたよ!!元気な女の子です!」
目が覚めた、何か若い女の人の声が聞こえる。
あの黒猫はどうなったのだろう...助かったのだろうか、私はどうなったのだろう...そう聞こうと口を開こうとしたとき。
「ビァァアアン!(どうなってるの!?喋れない!?)」
自分の感情とは裏腹に何故か涙が止まらなかった。心無しか自分の体が縮んでる気がする。
「私の可愛いアリサ...産まれてきてくれてありがとう...」
有紗...?私の名前だ、しかし目の前に居る金髪美女とは初対面のはずだ。
「ビァァアン!(あのーここは何処ですか?)」
やはり自分の言葉を話すことは不可能だ。
というか... 赤ん坊になってる!!
「ビァァビャァアアン!!(えー!何で!!!嘘でしょ!!)」
「元気ですねー!」
「そうね...このまま勇者の娘として立派になってくれると嬉しいわ...」
銀髪のメイド服を着た若い女の人と母親と思わしき金髪美女が話している。ていうか今この金髪美女何て言った!!勇者の娘!?私が!?ええぇええええ!?