番外編 ジュンキチガイ 後編
そうそう、作者は誰やねん問題。
鵜飼潤喜という人間は誰が生み出したか。
そりゃ僕の両親に決まっとるじゃないですかー。
まぁ真理ですよね。
でもそこに存在するのは現実の鵜飼潤喜であって、
空想の世界での鵜飼潤喜ではない。
もし、空想の世界の中に僕が存在するとしたら・・・
誰かが僕を生み出しているのに他ならない。
そこで僕はあだ名を付けた。
漫画のように一枚の紙に収められているような有限世界をプロデュースしてる人のことを!
僕は!
「作者」と呼ぶことにする。
・・・。
しらけたな。場の空気に違和感を感じた。
笑いたいんなら声だして笑うてもええよ。
もうよしましょう。
というわけで、鵜飼潤喜の恥、もう一つ紹介しましょう。
僕が小学校の頃。
先生「はーい、このプリント大事な連絡だから家に帰ったら親に必ず渡してくること!」
潤喜「なぁなぁ先生これ「ぷた」って読むんねんな?「ぷた」って何のこと?」
先生「これはね、「ぴーてぃーえー」って読んで略語はー」
潤喜「先生の顔よう見たら豚っぱななんやな」
そう言うたら先生に頭グリグリされてしまいました。
僕ったらもうホンマにどうしようもありませんね。
他にも武勇伝いっぱいあるけどそれはまた気が向いた時に追々話すことにしましょう。
これは架空であっても現実であっても同じことです。
生みの親とか生々しいのよりもまず作者が必ず存在するんです。
そしてその作者が作品を手掛けることをやめた時、
それは死を意味します。
死にたくないなら、命を守る以外にするべきことってあるんじゃないでしょうかね。
それは、例えば無作為に抽出された僕の作者と思しき人に感謝すべきじゃないでしょうか。
それがたまたま作者なのであって、その人の身辺は重要度低いです。
作者なんているはずないと思ってる方は心配ありません。
探す必要もございません。
なぜなら、それは、あなたの心の中に存在しているのですから。
はーっはっはっは。
何かまた悟り開いた気分やな。
そして、時間も充分稼いだわ。
腹下したふりしてトイレに駆け込んで正解やった。
酔った勢いでここに色々と表現させて頂きました。
また作者との飲み会を楽しんでくるね。
ほな、この辺で失礼致しますー。