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大罪の英雄伝説  作者: 白鷺 朱鷺
序章 白騎士編 Ⅰ
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シュルガルトの森 Ⅱ

 奥へと進むにつれ、物音は次第に激しさを増していった。

 遠くの空には仄かに赤い光が広がり、その下ではもうもうと黒い煙が立ち昇る。

 大きな音(なにやら、爆発のような音)とともに混じるようにして、微かながら人の声も聞こえてくる。

もちろん声は主に悲痛に喚くものである。


 ーー きっと、レイラは大丈夫な、はず………


 アリアは拭いきれない疑念に不安を覚えつつも、自分にそう言って宥める。

レイラはアリアの数少ない友達の一人で、姉妹のように暖かく接してくれた一人だ。

そんな掛け替えのない友をアリアは失いたくなかった。


 しかし、耳に入ってくるのはどれも言葉にならない呻き声。

最悪のケースを思いたくないが、思わずにはいられない。


 ーー きっと戦火の中に彼女がいる………


 アリアは派手な戦闘音からして、その音はレイラ率いる騎士団によるものだとすぐに分かった。

 というのもそれは彼女の部隊を除いて他にこれだけの大規模な戦闘を行える者たちなど近くにいるはずもなかったからだ。

 キーナヒーテ街は小さな街にあたる。

 それゆえ、そんな場所に大規模な集団などいるはずもなかった。


 アリアはいつも無表情だが、この時は少し違っていた。

 そこには、いつもの冷静な彼女はなかった。


 赤くなった空は次第にその勢力を拡大しつつあった。

 戦場は次第に悪化していくばかりで、そこに沈静化する様子はない。


 アリアは数少ない親友の無事を心の中で祈ながら、急ぐ足を更に速めた。

 右手首に装着しているポータブルIDに手を伸ばす。

 ポータブルIDとは、いわば携帯電話のような多機能装置がリストタイプになった装置である。


 水色の瞳の中にその端末の画面を映す。

画面は群青色に近い。



 \ポータブルID\_ _ _ alia


 welcome to the syllD


 PARU 1200


 』


 ーー 1200パル、これは私の残り残金………


 アリアの目をふと奪う悲しい所持金額。

 宿代が一泊120パルと考えると、その残金ではもって十日くらいがいいところだ。

 アリアは生活に貧しかった。

 金額の映る画面と睨めっこする日々など彼女にとっては、もはや毎日の日課だった。


 しかしいまはそんなことに目を奪われている時間はない、アリアはすぐに画面を指でスライドし、目的であるクエスト要項欄を次に表示した。

今はそれよりも深刻な問題があるのだ。


 # Quest #


 +・シュルガルトの森の調査・+


 / 未達成ミッション:


 ▽洞窟の調査

 \生態の変化についてクローアース協会へ報告。


 /


 』


「クエストの変更はなし……か。」


 アリアは表示画面を見ながら、顔を顰めた。

 クエスト欄の変更がないということは、彼らの目的が変わっていないこと示す。

 つまり、この戦闘行為には何かしら調査が関係しているということを意味しているのだった。

もし不祥事が起きた場合には別として、新たなクエストが追加されることになっている。


 だが、それでは大規模な戦闘が行われている理由とは一体何か……

 アリアは遠くの紅い空に目を向けつつ、考えに耽る。


 調査案件である以上、大規模戦闘はよっぽどのことがない限りしない。

 調査をする際、基本的には戦闘行為は避けるべきものとしてみなされている。

 それは戦闘をすると、目的である観察が出来なくなってしまうからであった。


 観察には隠密行動が必要だ。

 なぜなら、観察には生態系の変化を主とした理由があるため、日常生活を観察する必要があるからだ。

 何を食べるのか、どこで暮らすのか、いつ頃行動するのか……

 辛いものを食べるなら、人間にとって毒性のあるモンスター

 苦いものを食べるなら強力な酸性のあるモンスター

 沼地、池に生息するなら、体の周りに体液を出すモンスター……


 このようにモンスターの行動や性質を理解する上では、自然の観察というのは大切なことの一つである。


 しかし、この戦闘はどうだろうか。

 観察どころか、身の危険を返って引き起こしかねないのではないだろうか。

 戦闘で発生する音は周囲からの敵を集める。

 そうなれば、後々未曾有の事態を引き起こす引き金にもなりかねないことになる。


 アリアは小さな頭を必死にひねり、彼らが戦闘をしている理由を考え、ふと一つの結論にたどり着いた。


 しかしそれにアリアは少し考え過ぎかと思った。

 クエストとは別の、戦闘せざる負えない何かが隠されてあったということ。

 これはまだ確定事項ではなく一種の過程であるが、もしそうだとすれば、本来の目的とは、調査ではないということになる。


 《となると一体……レイラは、何をしにここに来たの……》




 *



 しばらく時が経ち……


「っ!!」


 アリアは当の場所に来た。目的地である洞窟がある平原が彼女の前に姿を現わした。


 やっとのことで辿り着いた場所。しかし彼女は思わぬ光景を目にすることとなる。


「……嘘でしょ。」


 アリアは頭にかぶったフードを脱ぐ手を止めながら、息を呑んだ。


 赤く燃える平原。巻き起こる噴煙に巻き上がる赤い焔。いたるところには血を流し倒れる人の死体。


 目の前に広がっていた光景は__まさに戦場だった。


 空いた口が塞がらないとはこのことを言うのだろう。

 アリアは瞳を激しく動揺させたまま、その場に立ち尽くほかなかった。その際、炎に照らされ赤く映える髪は、流れ落ちるようにして肩の上に垂れ下がる。


アリアは我に返るとすぐに周りを見渡すがそこには彼女の姿はなかった。

辺りには王国の鎧を着た騎士たちが各々モンスターの群れと対峙していた。

戦況は思わしくなかった。隊列はもはや存在せず、数に押し切られてバラバラになっている。中央はあまり見えないがこの様子だと被害が及んでいるに違いない。


するとそんな彼女ののもとに一体のアグレカが襲い掛かかってきた。アグレカとは人間のような生き物で俗にいうゴブリンに似たモンスターだ。全身が赤色だが、亜種化していまは紫色だった。


アグレカは鉄の棍棒を振り回しながら彼女の元へとものすごい勢いで走ってきた。もちろんその腕力でアリアの体を薙ぎ払おうと考えてのことだろう。


しかしアリアの敵ではなかった。


アリアは足元に転がり落ちている血まみれの槍を手に取ると、目の前に魔法陣を作った。

そして展開し終えるとすぐ、その槍をアグレカに向けて放った。

魔法陣の中を通った槍はそこから分散し無数の氷の飛礫となってアグレカに襲い掛かる。

アグレカは巨体ゆえに俊敏性は持ち合わせておらず避ける暇なく、体に無数の血飛沫を上げながら地面に引きずられ絶命した。

これは物質変換魔法で中級魔法に位置する魔法だった。


しかしこれだけにとどまらなかった。

その光景を見ていた他のアグレカが怒号を上げ始めたのだ。ここには夥しいほどのモンスターで溢れかえる戦場。それゆえ目の向きを変えて集まるモンスターはゆうに数十体はいた。


するとそれを見たアリアは少しばかり嘆息を吐き、それから目の色を変えて相手の戦力をうかがう。


---足の速いのが2体に、弓持ちが4体、棍棒が5体に・・・


アリアはアグレカの中でもひと際大きく他とは違って装備が整っている一体に目を向けた。その敵とは声を上げ仲間を集めたモンスターだった。

アリアはそれがこのアグレカたちを率いる頭と見た。

アグレカは集団行動する際、一人リーダー的存在が必要となる。それが頭だった。

アグレカは集団行動をするため対処が極めて難しいが、頭さえ倒してしまえば機能を失うといった弱点を持っていた。


しかし頭はそうやすやすと倒されることはない。この迫りくる敵を対処しないとたどり着くことすらままならないからだ。


アリアは屈んで地面に手を付けた。

するとその手に触れた部分から前が一瞬にして氷と化していく。凍らせる範囲は数十メートル規模だが彼女には十分だった。


するとアリアは勢いよく前進し始めた。

矢はすでに放たれていた。それはアリアを狙って放物線を描きながら襲い掛かってくる。しかし命中率は極めて低いため、それほど脅威にはならなかった。

万が一直撃する場合も考慮に入れているが彼女の場合その対策は抜かりなくできていた。地面を冷却したのはこのためだった。

これは地面を冷却することで大気の温度を下げたことにある。


大気の温度を下げると風が起こる、その風が矢の標準を少しずつずらしているのである。また大気が冷えたことで氷属性の技の繰り出しやすさ、相手の動きを鈍らせるなど他にも計算されていた。


しかしあることがここで問題となって具現化した。

その問題とは---先の戦闘の際に感知した魔力の痕跡だった。亜種には僅かながら魔力があったのだ。


すると棍棒を握っていたアグレカが口を大きく開けるや、全身から湯気が沸き起こる。

これは一見すると何とも思わないかもしれないが、これは炎の強化魔法にほかならなかった。

全身を熱くすることで活性化させ、より力が出せるという魔法ーーー。

この魔法によりアリアの気温を低下させて体の自由を奪うといった弱体化の効力は意味をなさなくなった。


しかしこの魔法はアリアの前では自分の首を絞めたにほかなかった。

体を熱くしたのはいいが、発汗による気化熱が生じ逆に消耗が激しくなるほか、切れたときの反動が大きくなるのである。

魔力量がここで問題に上がるが、ゲジゲジを見たところそんなに多くは所持できなだろうと察しはついていた。


それぞれ身体能力に差があるため、それぞれ距離に開きが生じていた。どうやらアグレカには1つまでしか先が見えない。それはつまるところアリアを殺すことである。


隊列など存在していなかった。襲い掛かるだけしか彼らの頭にはない。


ゆえに行動は極めて簡単に進んでいった。

まず最初の敵の振りかざす棍棒をその際、体の一部に手を当てる。少しばかり距離が離れているため、行動に余裕が持てる。

そしてその手を当てた一部を瞬間冷却する。するとそこ一瞬の温度差が苦痛となり魔力の極度の消耗と強化魔法を破壊する。その後はいたって簡単だ。放置すれば死ぬのだから。


現に痛みに体勢を崩したアグレカはそのまま地面に倒れこみそのまま起き上がろうとはしなかった。

アリアはその手順で次々と迫りくる敵を軽くあしらっていった。


こうしてひと時の難を脱した彼女は、次に頭を標的に入れる。頭はさらなる仲間を呼ぼうと声を上げようとするがそうはいかない。アリアは腰にあるポーチかすかさず小枝を取り出した。


「私の前に姿をなせ、グングニル」


すると小枝が氷の槍となり、彼女の前に現れる。2メートルくらいはあろうか、立派な槍は透明な輝きを放ちながら白い冷気を上げる。

アリアはそれを新たに展開した魔法陣の中へと投げ入れた。

槍は勢いを増し、青い閃光を放ちながらものすごいスピードで頭に向かって進み、みごと胸部に突き刺さり命中した。

頭はしばらく立っていたが、その後そのまま後ろに倒れて絶命した。

周りにいたアグレカたちはそれを見ると、あわてて分散し始める。

頭の統率を失い慌てて逃げまどっている様子だ。

アリアはそんなアグレカたちに追い打ちをかけることはなく、足を別の方角へと動かした。レイラの身を案じているため一刻も早く中央本体に向かう必要があったのだ。

辺りではまだ戦闘をしている騎士がいるが、助けている暇など彼女にはなかった。


モンスターの多くはアグレカだったがその中にはゲジゲジ、またフォロンバード、ジバールの姿もあった。

フォロンバードは鳥がたのモンスターで緑色をしている。そこまで大きくはないものの機動力と硬いくちばしを生かした攻撃は油断すれば致命傷になる。しかし今は新たに風を起こす魔法が使えるため、回転しながらの攻撃はスピードと威力ともに驚異的なものとなっていた。また色が黒くなっていることから夜の世界とうまい具合に同化して見えずらくもなっていた。

ジバールはイノシシのようなモンスターで獰猛なうえに頭から生えた角と脚力で突進を繰り出してくる。亜種化しているジバールは身体強化魔法を使って、そのどう猛さに拍車をかけていた。

それらのモンスターと今騎士たちは戦っていた。どの騎士たちの命を削りながら対処しているがここは数に勝るモンスターに軍配があった。魔力の尽きたもの、弱気になったものから次々と地に倒れていき、もはや壊滅状態にあるといっても過言ではなかった。撤退しようにもこれでは逃げられず、森に入る手もあるが、そこには新たに待ち受けるモンスターに利があるだろう。


アリアはそれらの敵と時折対峙しながら前へと進み、ようやく中央部隊が見える位置まで来た。

しかしそこにはアリアが決して目にしたくない光景が広がっていた。


中央本体はすでに壊滅状態にあり、残りの騎士たちは中央に位置する遠距離魔導士部隊を守りながら防御陣形を敷いていた。

ここにも甚大な被害が及んでおり、前衛の部隊をかいくぐってきた強敵モンスターたちが多くの人命を奪っていた。


アリアはその中にレイラの姿がないか探すが、そこにはいない。

するとアリアのもとに突撃してくる1体のジバール。不意をつかれたため対応に遅れてしまう。

アリアはとっさに出来る範囲の最大魔法でジバールに応戦しようと試みた。


しかし何者かがそのジバールにめがけて炎の爆裂を喰らわせる。ダメージを喰らったジバールはうめき声とともに地面に引きずられながら倒れこんだ。

しばらくして止まったところを風のような速さで来た一人の騎士にとどめの一撃を浴びせられジバールは息の根を引き取った。

騎士は白くなった目を確認するや、上等な剣を鞘へとしまう。


「あなたがアリアさんですね」


騎士はアリアに向かってそういった。アリアはそれに軽く首を振って応じる。


「ではお急ぎください。洞窟の奥にて団長がお待ちです」

「これはどういった状況なの。クエストはこの森の調査ではなかったの?」

「ことに次第はまず団長に尋ねてください。我々が聞かされているのはここの防衛です。事が成りゆくまで死守せよだけです」


アリアはぐっと向き出た感情を抑え込むと一つ深い息を吐く。


「分かりました。善戦を期待します」

「お任せください」


騎士は短く礼をすると周りにいた数名の騎士を連れてまたモンスターと戦いに向かった。

アリアは自分のしなければならないことが一つ分かった。それはレイラの元を訪れるということだ。

騎士の話を聞くとどうやらレイラは私を待っているということらしい。

真意はこの際別として、どうしてこのような状況になっているか問うには最もな適任な人物だった。

アリアはこの悲惨な戦場を目に焼き付けつつ、決意を新たに洞窟へと足を進ませた。



*****




「……アリア……なの?」


 聞き触りのある声がアリアの鼓膜を震わせる。

 驚きのあまり目を大きくするアリア。すぐさま、声のかかった方に振り向く。


 するとそこには、腹を抱え洞窟の木に背中を預ける数少ない親友レイラの姿が、あった。服はボロボロで、いたるところに傷があり、さっきまで綺麗だった鎧も原型をとどめないほどひどく消耗していた。

彼女を誰かが敵に見つかりそうにないここへと移動させたのだろう。


 しかしアリアは何も映らない彼女の瞳を見ながら、静かに口を抑えた。彼女の手は小刻みに震え、目尻には雫が浮かんでいた。

 それはレイラの姿が悲惨だったからにほかない。残念なことに回復魔法を施しても、もう…回復の見込みがなかった。あとは命が絶つのを待つだけだった。


「まさか…こんなことに……」


 レイラは口から血を吐きながらも必死になって言葉を発する。咄嗟に手で口を防ぐ彼女だったが、その指の間からはぼたぼたと赤い鮮血が零れ落ちていた。


「しゃべらないで、傷口が広がるわ。今ならまだ間に合う。早く応急処置を……」


 アリアは動転している頭を必死に働かせ、震えた声でそう言ったあと、声同様に震える自分の手を抑えた。そして手の震えが収まるや、応急処置の道具がある腰のポーチに手を伸ばした。だが___


 腰に伸ばすアリアの手をレイラは強く握った。アリアはとっさの彼女の行動に驚き、彼女の方を見た。レイラの手には以前の彼女の握力は残っていなかった。弱々しくまた冷たくもある。


 全身いたるところに重傷を受けている。そんな体で彼女は小さく弱げな首を横に振る。


「どうして……どう…して…」

「もういい……の。もう……いいのよ。私……もう長くはない……だろうから」


 アリアはその言葉を首を振り否定する。水色の髪は左右に大きく揺れながら乱れ、唇はヒクヒクと痙攣していた。


 涙目になりながらも、声をしきりにあげるアリアはレイラに訴えた。


「分からない……分から……ない。まだ助かるかもしれない。まだレイラは助かる…そんなこと言わないで……」


 しかし彼女の目には既に全てを了解しているかのようなものがあった。血のように赤い目には、魂の抜けかかる、赤い琥珀の瞳があった。


「嘘でもいいから……少しくらいは自分を………」


 アリアはそれ以上何も言えなくなった。


 今の今まで堰き止めていたものが、溢れ出す。それはポタポタとレイラの手を濡らし___みるみるその量を増えていった。


「ごめんね…ア、リア…辛い思い…させちゃう、ね。」


 息を荒くしながら、レイラはアリアの白い頬に弱々しい限りの手を伸ばす。アリアは唇を噛んだまま、視線を下に落としたまま、それを受け入れる。

 レイラの顔を直視してしまえばそれが最後、彼女の中にあるもう一人の自分を抑え込むことができなかっただろう。


 レイラはそのことを分かっていた。だからというもの、彼女はそんなアリアに笑顔を浮かべたのだった。


「ア、リア……ウラギリ……モノが……いた、の。」


 レイラはふと奇妙な言葉を口ずさむ。そのいきなりの言葉に、アリアは唖然とした___。





次回はゼロのやつをある程度、書いてから投稿することにします。

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