断章
―――それからまた何年もたった。
昔に送ったメールはまだ古い携帯の中に残っている。
どんなに馬鹿にされてようと、本気でお願いされたら断れない
そんな僕を君は優しいと言ってくれたけれど。
中学の後半や、高校に入ってからはいじめられるような事も多々あった。
特に何かしたわけじゃない、良く分からない人と呼ばれる事が多いぐらいで
めざわりだったのかもしれない、歩いていると石が飛んでくるぐらいは普通だった。
ふざけている事には返答する事はあまり無かったが、どんな相手でも真面目な質問をされるときちんと返答した。
本気で頼まれたら手伝いもした。いじめている連中に教える事もあった。
別に怖くて手伝ったり、教えたりしたわけじゃない。
むしろささやかながら抵抗をしていたから標的になっていたと思う。
同じような標的になっている人をかばったりもした。
かばわれた事もあった。
昔にちょっかいを出してきた人達が来て、助けてくれ。と言われたら
僕は、出来る事なら助けてしまうと思う。
馬鹿と言われるかもしれない
けれども 貴女なら、そうするだろう?
今も、昔も ままならないのは自分だけ――。
と、言ったらまた君に怒られるだろうね。ありがとう。
『喪服』
何時も黒い服だけを着ているのを何故か?と友人に問われた。
「黒が好きだから」と苦笑いしながら表面上僕は答える。
『愛している人の喪がまだ過ぎていない』とは答えない。
何故か?と問われるとわからないけれど、
真面目に話をして穢されるのが嫌なのかも知れない。
細かく尋ねられるのが嫌なのかも知れない。
亡くなったのを認めていないからかも知れない。
否定されるのが嫌なのかも知れない。
―――友人からの言葉
本当に守りたい人は、幸せにしたい人は、みんな気が付かないだけで身近にいるものだと思うよ。
傲慢かもしれないけれど、同じような人を増やしたくない。
出来るだけ、それを守る手助けをしたい。
守りたい人は沢山いる。
守れるかと言えば疑問だし、その人達を本当に守らないといけないか?と問われるとわからない時もあるけどね。
お節介になるのかもしれないし、
元々本音を出すのが苦手な僕は、あまり上手な言葉をかける事は出来ないかもしれないけど。
何時でも頼って欲しい。
大切な物を大切にし、好きな人に好きと伝え、気が付かないうちに失わないように。
大切なものほど気が付きにくく、わかりにくいもので、失くしてから気が付く事が必ずある。
けれど、それじゃ勿体ないし、みんな辛い思いをする。
そして、別に結ばれなくても、その人達が幸せであればそれで良い。と『僕は』思っている。
僕の恋愛観は、好きな人が元気で幸せであるなら、他に強い事は何も望まないよ。
まぁ、苦手な人はいても、嫌いな人はいないんだけどね(笑)
友人はツンデレなんです!
デレが多いけどっ
ちなみにdear sheで一緒にしてたゲームは「FF11」
続くタイトルのFF14が稼働みたいなのでもう古いゲームになりますね。
自分もやってました。(/ω・\)