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幽霊人間と殺人鬼  作者: 真知コまち


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13話 夜は踊る 【フリガナ版】

~登場人物~

 主人公~~ベル

 貴族の息子~~ルイ

 ルイの父~~ジャック


_(〘ベル〙)「う~ん」

   かべりかかってていたベルが、ます。

_(〘ベル〙)「わたし…ルイをはこんで…執事しつじさんを…」

   むらあとの、おぼろげな記憶きおく辿たどる。

   三日月みかづきくもかくれするそら見上みあげる。

    どれぐらい、てたんだろう?

    ルイのねつは、あのきず原因げんいん

_(〘ベル〙)「わたしのせい…よね」

   応急処置おうきゅうしょちをした自分じぶんめ、ルイをおもうつむく、ベル。

_(〘ベル〙)大丈夫だいじょうぶよね!」

   ルイの無事ぶじしんじじたいベルは、屋敷やしきとびらけ、ルイの寝室しんしつへとかった。


_(〘ジャック〙)医者いしゃは、なんっている?」

 _(〘執事〙)よるせるかあやしいと…」

_(〘ベル〙)「そんな…」

   部屋へやかっていたベルは、廊下ろうかはな父親ちちおやと執事《〘執事〙》の会話かいわを、偶然ぐうぜんきいてしまう。

_(ジャック)「そうか。わたしは、仕事しごともどる。看病あとは、まかせたぞ」

 _(〘執事〙)「・・・よろしいのですか」

_(〘ジャック〙)そばたところで、きずなおるわけではいだろ」

   ルイの部屋へやけ、自室じしつへともどる、ジャック。

 _(〘執事〙)「…はい。かしこまりました」

_(〘ベル〙)ひどい…」

    なにあれ!

    まるで、ルイが大事だいじじゃないみたい!

   ジャックの部屋へやかれていた写真しゃしんが、ベルの脳裏のうりよみがえる。

_(〘ベル〙)「ルイは、本当ほんとう息子こどもじゃないの?」

   写真しゃしん記憶ことかんがえながら、ルイのねむ部屋へやはいろうとする、ベル。

_(〘ベル〙)いたい!」

   かべをすりようとしたベルは、あたまかべにぶつけた。

_(〘ベル〙)「また、失敗しっぱいした…」

   とびらまえには、ルイを心配しんぱいする侍女達じじょたちが、あつまっている。

    じじょまえで、とびらけるわけには…

    かぜうごとびらを、想像そうぞうする。

_(〘ベル〙)さわぎをこすと、ているルイのからだに、ひびくよね?」

   みずりにった執事しつじが、とびらけるまで、廊下ろうかすわつ、ベル。

   じっとすわるベルは、ひところしていた時の、ルイをおもす。

    ルイは、使命しめい沿って、ひところしていた。

    ルイが使命しめいうしなえば、わたしはえる。

    でも、いまえるわけには…

_(〘ベル〙)「ルイをめることが、わたしの使命しめいだったはずなのに…」

   侍女じじょたちがいの廊下ろうかで、一人ひとりかんがむ、ベル。

    そもそも、わたしに、ルイがたすけられるの?

    幽霊ゆうれいに、きずなお特殊能力ちからなんてい。

_(〘ベル〙)「ルイにえても、なに出来できないじゃん」

   ベルは、絶望的ぜつぼうてき状況じょうきょうしたく。

 _(〘執事〙)みなさんは、部屋へやもどりなさい。明日あした仕事しごとに、ひびきますよ」

   水桶みずおけって執事しつじが、侍女達じじょたちはらう。

 _(〘執事〙)「・・・おいになりますか」

   廊下ろうかすわるベルに、突然とつぜん執事しつじこえける。

_(〘ベル〙)「…わたしのことが、えているの⁉」

 _(〘執事〙)もうわけございません。こえは、こえていないのです」

_(〘ベル〙)「そう…よね…」

 _(〘執事〙)「ですが、死神様しにがみさまが、ルイさまのおそばられたことは、ずっとておりました」

_(ベル)「し、死神しにがみ!」

 _(〘執事〙)「ルイさまは、わるい…人間にんげんなのです。どうか、ルイさますくっていただけますんか。おねがいたします」

_(〘ベル〙)すくうって…わたし、死神しにがみじゃないんだけど…」

 _(〘執事〙)「どうか、どうか…」

   ベルにあたまげ、必死ひっし懇願こんがんする執事しつじ

_(〘ベル〙)「・・・」

   がったベルは、ルイのねむ部屋へやへとかった。

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