表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/2

剣術、魔法、そして鍛治

復帰がてら、ね?

スセアの死から89年後

シスイ13歳

「もっと剣筋をよくしろ!そんなんじゃスライムも倒せないぞ!」

シスイは王都の王直属近衛師団長、ガイルに剣を教わっていた。

「き、キッツ、、」

今僕は団長と模擬戦をしながら剣を教わっている。

「ほらもうバテてんのか?頑張って動け!」

「そりゃ疲れるでしょう。」

僕は息があがりながら呟いた

「そんなことない!気合があればできる!」

「精神論じゃないですか、、」

「世の中そんなもんだ!そっちが来ないならこちらからいくぞ!」

そういうとガイル団長がこちらに剣を構えて向かってくる

(す、隙が全く見えない!)

そしてガイル団長の振りかざしてきた剣を僕は必死に受け止める。

「お、よく受け止めたな。だが!」

突然団長の姿が見えなくなる

(一体どこへ、、まさか 背後!)

気づき振り向くと団長はすでに剣を振りかざしていた。僕は必死にガードしようとするも虚しく頭に木刀がコツンと音を立ててあたる。

「ま、負けたぁ、」

僕は地面に座り込む。

「うんうん、だいぶよくなってきたぞ!前よりも隙が少なくなってるし、教わった身体強化魔法も使えてるみたいだな。多分これで中級の魔物くらいは倒せるだろう。」

「ほんと、なんで感覚だけで強化魔法が使えるんですか、、」

「何故かって?根性があればどうにかなるからだ!!」

(また根性論かよ、、)

「まあとにかく、今日もありがとうございました。ガイル団長。」

「おう!俺も勇者の孫を育てられるのはすごく光栄に思ってるからな!魔法学院の授業、頑張れよ!」

「ありがとうございます。ガイル団長。」

そしてシスイが次に向かったのは王立魔法学校特別魔法練習場だ。

ここは王立というが、実際はスセアのパーティーメンバーのリリィがさらなる魔法の研究と技術の上達を願って作ったものを国に寄贈したものだ。

シスイはここで魔法の研究を行っている

「どうです?魔法の開発の調子は?」

「ええ、教授。かなり魔力効率がいい剣が作れそうです。」

「また鍛治の魔法ですか、本当に鍛治が好きなんですね。」

「ええ、とっても。!」

「じゃあこれからまたあの鍛冶屋に行くのですか?」

「はい!あそことっても楽しいんです!」

「うーん、まあいいでしょう。打ち込めることがあるのはいい事です。しかし放っておくとあなたはずっと鍛治ばっかりしていますよね。!なら基本攻撃魔法のテストに合格してからです!」

「え!聞いてませんよ教授!」

「ええだって今考えましたもの。鍛治をやるなら基礎くらいできていて当たり前ですよね。できなきゃもう一回授業受けなおしですけど。」

教授は何にも悪びれず言った。

「では、射撃場に行きましょう。」

僕は慌てて基本攻撃魔法の術式を確認する。

「教授、無詠唱か詠唱どちらですか?」

魔法には2つの種類がある

一つ目は無詠唱魔法だ。無詠唱魔法は使い方がわかれば出したい時にいつでも出せる。

この魔法は威力の低い攻撃魔法即効魔法やエンチャント(身体、物体強化魔法)で使われることが多い。だが威力が詠唱魔法よりも弱いのが欠点で、今もなお威力を上げる研究がされている。そして2つ目は詠唱魔法だ。詠唱すれば誰でも出せるので手軽である。主に強力な攻撃魔法、テレポート、飛行魔法、召喚魔法に使われる。詠唱魔法は詠唱している隙があるのが弱点であるが、そのデメリットを超えるほどの超高火力や、範囲を持ち、切り札などに使われる。今では、無詠唱魔法は基本魔法、詠唱魔法はロマン砲と言われている。

「そうですね、、両方にしましょう。」

「ええ、嫌です。」

「じゃあ鍛冶屋に行かせませんよ。」

(それは困るな、、)

「はぁ、わかりました。やりましょう。」

「じゃあテレポートでいきましょうか。シスイ、これもテストにします。射撃場にテレポートさせてくだい。もちろん詠唱魔法で」

「わかりました。いきますよ。

『光よ、我を空間を超越した世界へ進みゆけ テレポート』

と詠唱すると、周りが光で包まれ、すぐに射撃場に辿り着いた。

「詠唱魔法って詠唱がダサいから嫌いなんだよな~。」

「先祖の開発した魔法に何をいうんですか。先生によっては反省文書を書かされてしまいますよ。言葉に気をつけるよう、では基本詠唱魔法3つお願いします。」

「わかりました。ではギガフレアからで。」

そう教授に伝え僕は魔法陣を構築する。そして前に手を突き出して

『天に祀られし炎の神よ、今我に力を貸したまえ ギガフレア』

と詠唱する。すると僕の手の間に大きな炎が出てきて的に向かって飛んでいき爆発する、はずだったのだが

「すごくスピードが遅くないですか。」

何故かものすごく進みが遅く、全く進まなかった

「あれ、おっかしいな」

そう言って僕は炎に手を伸ばした。すると、少し触れた瞬間

学校中が大爆音に包まれ、射撃場が跡形もなくなっていた。

煙が晴れると、2人の姿はギャクマンガのようなチリチリ頭のこげた顔になっていた。

「なんでこんな高威力なんですか、、、」

「すいません、、、」

「もうテストは無理ですよ。射撃場も壊れてしまいましたし、全く、、」

「じゃあ鍛冶屋に行ってもいいですか!いいですよね行ってきまーす」

そういうとシスイは無詠唱のテレポートで鍛冶屋に行ってしまった。

「行ってきまーすじゃないんですよ!射撃場直しなさい!!って、消えてる。、、全く。まぁ情熱を持っているのはいいことです。でも彼も可哀想ですね。まさか彼に才能が」

「マリア先生!校長がお呼びです」

「ああ、わかりました」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ