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Ep.0 プロローグ

「お父さん!お母さん!

ねぇ、大変だよ!!起きて!お外を見て!!

あの赤い炎は何?街全体が燃えてるよ、、」


未だ夜明け前の早朝、5、6歳の少年が小さな体で懸命に親にたった今目撃した異変を知らせようとする


「何言ってるの、どこも燃えていないわよ」


少年の母親は眠い目を擦りながら、少年の指差す方向を見て、そして少年の方を振り返って言った。


「でも、燃えてるよ!!ほら、赤い炎が隣のゲーレさんの鍛冶場と、向かいのアンナ姉ちゃんのパン屋さんのところに!さっきからどんどん広がっていってるんだ!」


少年の母親はもう一度窓から外を見たが、首を傾げて少年に言った。


「ノア、あなた疲れてるのよ。まだ起きる時間じゃないわ、早く寝なさい。」


少年は納得いかないといってしばらく抗議を続けたが、結局母と父親に目で見たことを理解して貰えないまま、睡魔に襲われて眠ってしまった。











その日、街に一人の男が越してきたという。


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