商会の今後
商業ギルドから出ると、ずっと黙っていたウェートが話し出した。
「商業ギルド初めてだったので緊張しました。何も話せませんでした」
「俺も最初は緊張したけど、流石にもう慣れたかな。話の内容は大体わかった?次からはウェート君が一人で行くんだよ」
「今度から僕が一人で来るんですか?」
「そうだよ、頑張ってね」
「はい、頑張ります」
俺とウェートは話をしながら家に戻った。
「ただいま~」
「お帰りなさいませ」
「ソルさん、ちょっと話があるからリビングに来てもらっていい?」
「かしこまりました」
全員が席に着いてから話し始める。
「今日ミズノ商会を立ち上げました。そこで、錬金術のお店を開こうと思います。」
二人は驚いたような顔をする。
「なので、新しい奴隷を何人か買おうと思うのですが、その教育をソルさんにお願いしたいと思います。ウェート君は、錬金術に専念してもらおうと思います。二人とも大丈夫そうですか?」
「はい、かしこまりました」
「わかりました」
「お店は家の裏側に建てようと思います。それと、従業員用の寮も建てて、今後従業員になった人はそっちに住んでもらおうかなと思っています」
今後の予定を二人に伝え、話し合いは終わった。
次の日から俺は、従業員用の寮と錬金術のお店を並行して作り始めた。
作り始めて一ヶ月、ようやく従業員用の寮と錬金術のお店が完成した。
次はそのお店で働く従業員をを確保するためにソルとウェートを売っていた奴隷商へ行くことにした。
ドアを開けて店の中に入る。
「いらっしゃいませ」
「こんにちは、オーナーさんいらっしゃいますか?」
「お待ちください」
前に来た時に接客してくれたオーナーさんを呼んでもらった。
「お待たせしました。タイチさんですね、ご無沙汰しております」
「お久しぶりです。錬金術スキル持っている人を一人と料理スキル持っている人一人と算術スキル持っている人一人、合計三人をお願いします」
「かしこまりました、ではこちらの部屋でお待ちください」
前と同じ部屋に案内され、少し待つと三人の奴隷を連れて戻ってきた。
「お待たせいたしました。左から錬金術スキルを持っているウィン、料理スキルを持っているガパート、算術スキルを持っているオランです」
簡易鑑定書を見ると、ウィルが三十歳の男で、ガパートが四十二歳の男、オランが二十歳の女か。自分で鑑定した結果も悪くないしこの三人でいいかな
「この三人でお願いします」
「ありがとうございます、契約書をお持ちしますのでお待ちください」
しばらく待ち、オーナーが戻ってきたので契約を終わらせて支払いをすると、三人と共に店を出て家に帰った。




