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護衛依頼の終了



 ナガルの街に来て三日、いよいよエルドアナに戻る日がやってきた。


 俺はいつもより早めに起きてのんびりとお風呂に入る。満足するとお風呂から出て、準備を始めた。


 宿を出て門前に歩いていくと、既にラオトが着いていた。


「おはようございます、昨日はありがとうございました」


「いえいえこちらこそありがとうございました」


 ラオトと昨日のオークションの事を話していると竜の涙の四人がやってきた。


「遅れてすいません」


「大丈夫ですよ、では出発しましょう」


 俺たちはナガルの街を出てエルドアナに向けて走り出した。


 その間は行きと同じでのんびりとした旅になった。


 ナガルの街を出て四日が経ち、エルドアナの街に到着した。


「今回はありがとうございました。とても助かりました」


「いいえ、また依頼がありましたらよろしくお願いします」


 ようやく門の中に入り十日ぶりにエルドアナの街に帰ってきた。


 俺と竜の涙の五人はラオトと別れ、冒険者ギルドに向かった。


「護衛依頼の達成報告に来ました」


「はい、確認致しました。お疲れ様でした」


 俺たちは依頼報酬を山分けにした40000sを受け取り別れた。


 冒険者ギルドを出た俺はスクレの宿に向かった。


「タイチさん、おかえりなさい」


「ただいま戻りました」


 女将さんに帰還の挨拶をして、部屋の鍵を受け取った。


 部屋に戻った俺はベッドの上で横になり、気がつくと朝になっていた。


 翌朝目が覚めた俺は、ラオトのお店へと向かった。


「タイチさん、ようこそいらっしゃいました」


「ラオトさん、お招きありがとうございます」


「まずはお借りしていた800,000,000sをお返しします。ありがとうございました」


「たしかに受け取りました」


「それで、お礼なのですが何か欲しいものはありませんか?」


「ヒール草が欲しいんですが、ありますか?」


「そんなものでいいんですか?」


「はい、できればたくさん」


「わかりました。なるべくたくさん集めますので、三日待ってください」


 三日後にヒール草を貰う約束をしてその日はその場を後にした。

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