ヒール草
オークション会場から出て、ラオトの元に行く。
「本当にありがとうございます。お金はエルドアナの街に戻ったらお返ししますので、少し待ってもらってもよろしいですか?」
「いいですよ」
「エルドアナの街に戻ったらうちの店に来てくださいよ!お礼をさせてください」
「いいんですか?是非寄らせてもらいますね」
エルドアナの街に戻ったらラオトのお店に行く約束をしてラオトとは別れた。
そのあと俺は一旦宿に戻り、落札した治癒ポーションの材料を確認することにした。
部屋に戻りすぐにお風呂に入る。お風呂から上がると収納から治癒ポーションを取り出して鑑定をかけた。
「【鑑定】」
名前:治癒ポーション
品質:S級
効能:治癒
材料:ヒール草、癒し草、水
鑑定した結果、治癒ポーションを作るのにはヒール草が必要なようだ。
「ヒール草って見たことないな、あんまり採れない薬草なのかな?」
ヒール草について調べるため、宿を出て冒険者ギルドに向かった。
冒険者ギルドに入り、受付に並んだ。しばらく並ぶと俺の番が来た。
「薬草について調べたいのですが、この街に図書館などはありますか?」
「薬草や魔物についての書物なら冒険者ギルドの中にある書庫にありますよ。冒険者なら自由に読めるようになっていますので、ご自由にご利用下さい」
「そうなんですね、ありがとうございます」
受付嬢に書庫の場所を聞き、歩いていく。
書庫についた俺はさっそく薬草について書いてある本を取り、読み始める。
読み進めているとヒール草について書いてあるページを見つけた。
〈ヒール草〉
ダンジョンの中のみに生えている薬草。
治癒ポーションの作成に使用する。
(ダンジョンにしか生えてないから今まで見たことなかったしFランクの依頼になかったんだ)
本を棚に戻し、受付に並ぶ。
「ダンジョンに入るにはどうしたらいいんですか?」
「Cランク冒険者になるとダンジョンに入る許可が貰えます。」
「わかりました、ありがとうございます」
Cランクになるとダンジョンに入れるということなので、とりあえずCランク冒険者になることを目標にしよう。




