天使の羽とお風呂
しばらく歩くと、他の建物とは全然違い外観から高級感が醸し出されている宿を見つける。その宿の上には看板があり、天使の羽と書いてあった。
「ここだな」
さっそく扉を開けて中に入る
「いらっしゃいませ、ご宿泊でしょうか?」
「はい、三泊でお願いします」
「かしこまりました。お部屋の希望はございますか?」
「部屋にお風呂がある部屋でお願いします」
「部屋にお風呂があるお部屋は、最上階の一部屋だけになっております。そちらでよろしいですか?」
「はい大丈夫です」
「かしこまりました、では身分証の提示をお願い致します。代金は一泊1,000,000sで三泊で3,000,000sになります。お支払い方法は現金かカード、どちらになさいますか?」
「現金でお願いします」
高級な宿だとギルドカードで支払いができるらしい。
俺は、冒険者カードと金貨三枚を支払い鍵を受け取り部屋に行った。
部屋に入ると、部屋の広さに驚く。ロンド村の宿の五倍以上の広さがある。
手前には、高級感溢れるラグの上に長テーブルとソファーが置いてあり、応接室としても使えるようになっているようだ。奥には、十人は座れるであろう大きさのダイニングテーブルが置いてある。
もう一つの部屋には、キングサイズくらいの大きさがあるベッドが置いてある。ベッドは、ふかふかなマットレスに触り心地の良さそうな布団が乗っており、とても寝心地が良さそうだ。
寝室のとなりのドアを開けると、念願のお風呂があった。木で作られた大きな浴槽に笑みが溢れる。
さっそく魔道具を使い、浴槽にお湯をためてお風呂に入る。
「はぁ~生き返る~」
身体を洗い浴槽の中に入ると、これまでの疲れが吹っ飛んだ。
やはりお風呂に入るのは気持ちいいし、この心地よい温度が懐かしく感じる。
「この気持ち良さが味わえるなら、安いもんだな~」
お湯に浸かりながらエルドアナに帰ったら風呂付の宿に移るか、風呂のある家を買うかを本気で考える
「ほんと最高だなぁ」
のんびりとして、心いくまでお風呂を堪能した。
お風呂から上がり、ソファーに座ってのんびりしていると、ドアをトントンと叩く音が聞こえる。
「はい、何ですか?」
「お食事の用意が出来ましたので、お持ちいたしました」
運ばれてきたのは、見ただけで高級とわかるような料理ばかりだった。
次々に運ばれてくる料理を味わって食べた。




