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時空 まほろ 詩集・言の葉の庭たち

6月の梅雨に想いを寄せて

「今日は雨だね」とわたしが言えば、

君も「今日も雨だね」と返す


わたしが「洗濯物乾かなくて嫌だな」と言えば

君は「外へランニングに行けなくて嫌だな」と返す


だから、君とわたし

雨の中、二人で散歩した


相合傘は恥ずかしいから、二つの傘が

雨の中揺れる


「あ、蛙さんだ」

「あ、カタツムリだ」

二人でいろいろ見つけたね


「あ、紫陽花が咲いている」


「綺麗だね」とわたしが言えば

君は「紫陽花の花の色って、何で決まるか知っている?」と

説明しだす


ちょっと情緒がないなぁと、わたしは苦笑


雨もいいけれど

この雨が恵みの雨にだけになれば、いいな

二人で神社に参拝してお願いする

「早く晴れますように」


晴れたら

傘を畳んで

二人で手を繋ぎたいね


だから

虹を見つけて

二人で携帯で写真を撮って

お守りにしようね


梅雨明けの記念日にって

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