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作者: nikoa
掲載日:2015/11/05

君の声を聴くことを こんなにも耳が求めたよ

静かすぎる街の中 綿雪がそっと空を飾る


独りで歩くたび 音を吸い込むこの道で

瞳は知らぬ間に 君の姿(かたち)を探してた


かじかんだ指先で 繋げなかった掌は

「出会いたくなかった」と 嘘で世界を濡らした

吸い込まれそうな黒真珠 切れた唇 映した

夜の街 ネオンの下 君の面影を探す


人の波に紛れ込み こぼれた白いため息と

君のことを一緒に 消してしまえたら楽なのに


隣で身を寄せて 積み重ねてきた写真は

瞳に潜り込み 冷たく頬を流れた


真っ白な部屋の中で 冷たくなる掌を

握りしめることでしか 君に伝えられなくて

(とう)に濡れた黒真珠 震える唇「ごめん」と

冬の空 遠い雲に 君の未来を祈った


人の波に紛れ込み こぼれた白いため息と

僕のことを一緒に 消してしまえたら楽なのに…


赤い絨毯の上で いたはずの君を想う

「出会わなければよかった」優しい嘘を紡いだ

かじかんだ指先で ここにいない君に触れる

どうかそこで泣かないで 僕も笑い歩くから

吸い込まれそうな黒真珠 切れた唇 映した

冬の空 褪せぬ記憶 君の全てを愛した


君の世界を愛した

ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 日刊1位 おめでとうございます! 僕は、また右ストレートくらいました。 刹那くて、良い詩だと思いました。
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