恋の詰まったパンケーキ
このような恋物語は初めて書くのでつまらなかったらすみません。パンケーキを作るのに頑張る女の子の話です。
あの人、私の大切な人のために美味しいパンケーキを作ろうって決めたのは、ほんの数日前。テレビで今時のことを放送していて気持ちを伝えるなら料理が良いと聞き今流行りのパンケーキを作ることにした。
あの人は今日大事な話があると言うのでうちに来ていいよと半ば強引に呼んだのだ。
美味しく作れる(だろう)レシピを料理好きの友達から貰い、
Let 's cooking!
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材料
・卵 一個
・砂糖 30g
・牛乳 80g
・薄力粉 100g
・ベーキングパウダー 5g
・バター 10g
・サラダ油 10g
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材料はひとまずこれくらい。
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作り方
①卵をボウルで溶く。
②砂糖を加え、白っぽくなるまで泡だてて、牛乳を加え混ぜる
③薄力粉とベーキングパウダーを...
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「やった!完成した!」
赤く光る宝石のような苺、ふっくらきつね色に焼けたパンケーキ
の写真の横にある、この世の食物とは思えない匂いを発する真っ黒いパンケーキがあった。
ピンポーン
「どうしよう!!」
彼女が慌てるなか時間は待ってくれず、彼を待たせる訳にもいかないので玄関を開けた。
「まぁ入って。」
「お邪魔します」
二人に少しぎこちなくギスギスした雰囲気が漂う。この間喧嘩をしてしまい、仲直りできてない状況だった。喧嘩の内容は本当に些細な事だった。
彼をリビングに案内し、椅子に腰を掛けてもらった。
テーブルには失敗したパンケーキ、それを挟んで私が座っている。
静寂のなか、彼が口を開く。
「その、えっと、け、あ、ええと。
け、結婚して下さい❗」
「えっ?」
私は急展開に驚く。この間まで喧嘩していたのに。
そう疑問に思っていると彼は続ける。
「いきなりごめん。喧嘩して離れて気が付いたんだ。君が居ないと気味が悪いくらい寂しさが訪れるんだ。だから!これからはずっと一緒に居てください!!!」
私は正直に飾らない言葉がでる。
「ありがとう。これからよろしくおねがいします。」
緊張混じりの拙い言葉だが想いは伝わったと思う。
「パンケーキ食べるよ。折角作ってくれたし。」
「いやいや、身体壊すよ!死んじゃうって!」
私の言葉などお構い無く食べ始める。
少しというかあからさまに嫌な顔つきをしたが飲み込む。
「お゛、お゛い゛ぢい゛」
私も一口食べる。彼の反応に納得出来る味だったがそこには甘い恋の味も口いっぱいに広がった。
「今度はちゃんと作ろうな。」
「うん!」
私にも彼にも笑顔が溢れた。
どうでしたか?皆さんの口に合う話になっていたら嬉しいです。
甘酸っぱいお話になっていたら成功です。
ここまで読んでくださりありがとうございます‼