三月十五日。
その日、私はあたしになった。
記憶が確かであればその時目の前は赤くそまってた。
そして、その奥では二人の人物が居てた。
多分……両親。
あたしはその時生まれたから、あんまり分からないけど。
赤い目を擦ろうとして気がついた。
手が動かなかった。
『私』は何をして何をされたんだろう。
どちらに非があるのかも分からなくて、とりあえず
更なる痛みから耐え続けた。
目を瞑ったら気絶したと思ったのか遠くへ行った。
足は正常に動いたから、部屋を物色。
真相を探りたかった。
でも、おかしいの。その部屋は普通の女の子の部屋なの。
こんな惨状になったのは、これが初めてなのかな?
ふとアルバムを見つけたから、ひらいてみた。
ふつうの家族の写真。…『私』とさっきの二人。
と、もう一人。弟だと思う。
みんな仲がよさそう。…
何があったのか分かんないや。
『私』があたしの中に居たから問いただした。
何したらこうなったの?って。
そしたら驚く内容だった。
『どうなるのかなーって思って弟を刺したの。』
どうなったの?って聞いたら『死んだ』って。
…こうなる訳だ。
その途端『私』がだいっ嫌いになった。
弟を殺したから?違うよ。あたしその子知らないもん。
『私』が悪いのにどうして、あたしが痛みを受けなきゃならないの?
『あたし』は怒りの感情を持ち、ある日まで人生を過ごした。
《先へ進みますか?》
続編作ります。




