5、後始末は船の役目
トイフェルがコンタクトと電子タバコを渡してきた。
「前までは眼鏡だったけど、コンタクトタイプになったんだ。これで相手の情報や逃亡する時のルートを見ることができるよ。電子タバコはハッキングと電波妨害、レーザーを打つのにも使えるようになってるんだ。他にも用途はあるけど、詳しいことは後でモルスから聞いてね。」
「あぁ、ありがとう。大切に使うよ。」
そういえば…。
「もしもし。悪い、モルス。トイフェルと話してた。」
「大丈夫だよ。ドローンで見てたから。それはそうと、もう少しでバルコが着くから早くそこから離れた方がいいんじゃない。回収するのが面倒な殺し方してるから、また怒られるかもしれないし。」
「分かった。今回のフィードバックは明日の夜にやろう。お疲れ様。」
「了解。改めて復帰おめでとう。ゆっくり休んでね。お疲れ。」
モルスとの電話を切って、メルダーは歩き出した。
「トイフェル、早く行くぞ。バルコと鉢合わせたら厄介だ。」
「確かに。レオンにだけは会いたくない。」
2人は急いで車に乗って、その場を後にした。そして、入れ違いでバルコが到着する。
「またあいつらか。」
暗闇の中、誰かがそう呟いた。
モルスは空になったカップ麺をテーブルに置き、誰もいない部屋で背伸びをする。
「これから面白くなりそう。」
・登場人物
天ヶ瀬 時雨 メルダー 男
七国 椿 モルス 男
一色 奏夢 トイフェル 男
〈後処理部隊=通称 バルコ〉
リーダー ロボ 男
本部 ゾロ 女
ラタ 男
運転手 レノ 男
掃除屋 ティグレ 女
レオン 男
オルカ 男
オッソ 男
ハグアル 男
ガト 女




