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最弱の魔法使いが、女子の力を借りて最強に  作者: 龍  岳
第一章 絆 編【人間の悪意】
129/130

ep.124 ヨミ?VS四人組

「この気配、この力……()(しん)(りゅう)の力だな。どういう事か、詳しく聞かせてもらおうか」


 雰囲気がまるで違うヨミ? が立っていた。


 そのヨミを見て──、


「な、なんであいつ無事なんだよ!?」

「しかも、む、無傷です……!」


 リョウヤとアカネが、驚きの声を上げる。


「まさか(じゅう)(しん)()が効かないとは……と言うか彼、雰囲気が違くありませんか?」

「えぇ。それは私も感じています。先程のような弱々しさがなくなり、圧倒的な威圧感が生まれました。纏うオーラも全く違います」


 リョウヤとアカネが驚いている中、ミヤビとサトルは冷静に分析をしていた。


「皆さん! 彼は今までの彼と違います! 気を引き締めて、今まで以上に注意をしながら戦闘を行って──」


 ください……とミヤビが言い切る前にリョウヤが吹き飛んでいた。


「「「え?」」」


 ミヤビ、アカネ、サトルの三人は、リョウヤが吹き飛んだ方向を見た後、リョウヤがいた所を見る。

 と、そこにいたのは──、


「ごちゃごちゃとうるさい。久々の目覚めなんだ。少し静かにしてくれ」


 ヨミ? がいた。


「さぁ、答えてくれ。あの男が使った力、あれは四神龍だな? なぜ貴様らのような軟弱な人間が、我の生み出した四神龍の力を使っている?」

「我……生み出した……まさか!?」


 ヨミ? の喋り方や内容を聞いて、何かを察したミヤビ。


「あなたは……クロノスドラゴン……!」

「「っ!?」」


 ミヤビの放った言葉に、二人は目を見開き驚愕する。


「あぁ。我はクロノスドラゴンだ。貴様らが使っている力、四神龍を生み出した最強の、な」


 様子のおかしいヨミは、どうやらクロノスドラゴンが体を乗っ取っているようだった。


 グートとの一戦以来、姿も声を一切見せなかったクロノスドラゴンが、このタイミングで現れ、しかもヨミの体を乗っ取っている。

 この行動に、果たして意味はあるのだろうか……?


 それは、クロノスドラゴンしか分からない。

 久しぶりの登場となったクロノスドラゴン。


 この窮地をクロノスドラゴンは、脱する事ができるのか?

 次話からも、楽しみにしていてください♪

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