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最弱の魔法使いが、女子の力を借りて最強に  作者: 龍  岳
第一章 絆 編【人間の悪意】
125/130

ep.120 迫りくる危機

 ユリア達が、森の中に入った頃。

 ヨミは書庫で色んな本を借りていた。

 中庭を、数冊の本を抱え歩くヨミ。寮に向かっているようだ。


「みんな頑張ってるんだ。僕も、僕にできる事をしなきゃ」


 ヨミは本を抱え直し、寮へと向かう。

 と、そこに──、


「よぉ、兄ちゃん」

「っ!?」


 後ろから男の声が聞こえてきた。

 ヨミが声のした方を向くと、そこには見たことがない服を着た青年が立っていた。


「あ、あなたは……?」」

「俺はリョウヤ。なぁ、俺と遊ぼうぜ?」

「っ……」


 ヨミは、嫌な感じを抱いた。

 そもそも、この学園には部外者は入れない。それなのに入ってきている時点で怪しさは満点だった。

 だから、ヨミは関わらないようにしようと向きを変えて逃げようとした……のだが──。


「っ!?」


 向きを変えた先にも人がいた。そこには、先程の青年と同じような服を着た男女二人がいた。


「くっ……」


 方向を再び先程の青年の方に変えると、そこには先程まではいなかった女性が立っていた。


 前に二人。後ろに二人。計四人の男女がヨミの元に現れた。


「あなた達は、一体……?」

「あなたと無駄話をするつもりはありません。あなたには、ここで消えてもらいます」


 青年──リョウヤの隣に立つ眼鏡をかけた女性が、感情があまりない声で言う。


「そういうこった。さぁ、ヨミ・アーバンント。死んでくれ」


 リョウヤが右手の拳を左手に当てた後、妖しい笑みを浮かべて言った。


(一体、この人達はなんなんだ……!)


 ヨミを狙うこの四人は、一体何者なのだろうか。

 ここから、ヨミの場面になります!


 ユリア達が森で激闘を繰り広げてる間、ヨミも実は戦っていました。


 ヨミを狙う謎の四人組。

 そんな四人組とヨミは、しっかりと戦う事ができるのか? ヨミはどうなってしまうのか?


 沢山、楽しんでくださると嬉しいです!

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