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最弱の魔法使いが、女子の力を借りて最強に  作者: 龍  岳
第一章 絆 編【つかの間の平穏】
103/130

ep.100 出発

 作戦や編成を決めた皆は、学園の門に集まっていた。


「ユリア、スカーレット、トーリ、シーズ、リエ先生、準備はいいか?」

『はい!』

「これより、謎の生物が大量発生する【魔物の森】へ向かう! 危険な戦いになる! 覚悟して挑むように!」

『はい!』


 六人を見送る為、ヨミを含めた生徒達が集まっている。


「皆さん……お気をつけて……!」

「ヨミ君、調べ物、お願いね。ヨミ君だけが頼りだから」

「はい……!」

「ヨミ様、学園を頼みます」

「はい……!」

「ヨミ、あんたが一番の希望だ! だから、頼んだよ!」

「はい……!」

「ヨミさん……この戦いが終わったら、また一緒に買い物に行きましょう」

「はい……!」


 四人の言葉に、ヨミは涙を浮かべる。

 自分の弱さを知ってるのに、優しく言葉をかけてくれるみんなの優しさが、ヨミの心に染みている。


「じゃあ、行くぞ」

『行ってきます!』


 六人は、門を抜けて森に向かっていく。


「皆さん! 行ってらっしゃい! 必ず生きて! 生きて帰ってきてください!!!」


 六人の背中にヨミが叫ぶ。

 その声を聞き、ユリア、エルナ、アイア、ミャナの四人は瞳に涙を浮かべる。

 が、決して振り向かない。

 四人は、ヨミの思いを背負っているから。ヨミの分まで頑張らなければいけないから。

 だから、決して振り返らず、四人はミリア、リエと共に森に向かった。

 ついにエピソードが100に到達いたしました!

 ここまで書けているのは、お読みいただいている皆様、応援してくださる皆様がいらっしゃるからです!

 誠にありがとうございます!!!


 次話から章タイトルが変わります!

 この作品を思いついた時から、書きたいと思っていた場面の1つに入ってくるので、僕自身ワクワクしながら執筆を行っています!

 どんな展開になり、どんな事が待ち受けているのか。

 ワクワクドキドキしながら楽しみにしていてください♪

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