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「我が番よ、会いたかったぞ!」


なぜか我が家に件の獣人がいました


そして私に愛を叫んでいます




「はいっ!?」


令嬢が出すとは思えない素っ頓狂な声が出たのも当然ですよね




話を戻しますんね




一波乱あった夜会があったのは一昨日のことです


昨日はあまりのことに心労が重なり寝込んでいました





そりゃそうです


知らない人に「番!」と言われてわやくちゃにされたのです


倒れない方がおかしいです





1日寝て、ようやく復活しました


ですから朝食を食べに食堂に行きました


扉を開けたら私のことを番と呼ぶ失礼な獣人が居ました




<バタン>


思わず食堂の扉を閉めた私は悪くないです



<カチャ>


すぐに開きました




そして


「我が番!」


と虎の獣人が抱き着いてきました




「は、離してっ!」


腕の中から抜け出そうとしますが獣人の腕の力が強くて抜け出せません





「お父様!助けてください!」


食堂にお父様の姿が見えたので助けを求めました


そうしたら目を逸らされました




一体なんなのよ~(涙)






・・・結論


昨日のうちに私は獣人に売り払われていました




正確には


国には戦争や紛争になったら獣人の国から助けが入り


わがジィ家には多額の援助金が支払われていた


でした




・・・私が呑気に寝込んでいたのをいいここと外堀がしっかり埋められていました(涙)

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