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カレンダーをめくりたい  作者: コヨコヨ
12/14

その後

僕にはできなかった。

「先生!おはようございます」

「はい、おはようございます」

日々多くの患者さんと意思疎通していく。

どうしようもない日々、彼女にもまた他愛もない日に出会った。


俺たちは作戦会議を経て家に帰宅した。

「ただいま」

「お帰りなさい、今日は早いのね」

「ああ、ちょっとやらなきゃいけないことがあるから」

「そう…」

すぐさま、自室にこもり何とか今ある問題を解決できる方法を調べる。

問題Ⅰ

どこの制服も既に無い。理由として、材料が入ってこないのだという。

問題2

高校の入学式と春の生きていられる時間が合わない。

問題3

入学式を行う場所が無い。

主にこの3つの問題を解決しなければ春の夢を叶えることが出来ない

「俺が出来ることはなんだ…。どうしたらこの問題を解決できる…問題2は入学式を何とか3月末に行ってもらえる場所を探すか…それとも春と数人だけの小さな入学式にするか。そうすれば、学校じゃなくとも入学式ができるかもしれない…問題なのは1だ。このご時世、世界の貿易が制限されているため、多くの者が品薄になっている。

「どうしてこんな時期に制服が品薄になるんだよ…こうなったら作るしか…。でも、材料もないんじゃ…作りようがないもんな。いや…裁縫部なら…」

学校には今時珍しく、裁縫部がある、それに知り合いが所属していた。

「ダメもとだが、頼むだけ頼んでみよう」

次の日、僕はその知り合いに話をする。


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