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究極インスタ映え

作者: Soraきた

路上の灯りは

インスタ映え

いつのまにか、みんな夢中になっている

僕も気づいた

この場所にみんなが集まっているから

大勢の人でにぎやかになっているから

みんなが立ち止まって撮っているから



初めて、それに気づく人もいるのだろう

どこかで見た絵だなと思う人もいるんだろう

もう少し先でいい絵がないのか

まわりを探す人も

静観してる人もいるんだろう

もう少し待って

その場所が空くまで待っている人も

いるのだろう

またいつか、来てみようと思う人も

そのまま通り過ぎる人も

何人かはいるのだろう


実際は

その灯りにこころも休まる

落ち着いて

ゆっくりと、ときを過ごせるし

ほっこりできる



その灯りに

この場所に君がいないのは現実だから

僕は

君といる時間を想うことも

できるのだろう



仮に

この灯りを撮ってみて

コメントをのせるとしたなら

僕はなんて書くのだろう

この灯りの暖かさを伝えるべきか

僕一人分の感想を伝えるべきか

君がどう思うのかも

ちょっとは考えてみたりするのか・・



そう思うと

究極のインスタ映えは

僕たち二人でいるときと

そうでないときで

同じなことは

難しいんだろうと


でも、

そんなこと、どちらでもいいよねと

楽に考えることができれば

それはそれでいいのだけど



僕は

あるときの君のこころを撮ってみて

それを

インスタ映えにしてみようかな



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