72話 惑星ウイスパ再制圧作戦
人類が1つの惑星に住んでいた時代に比べて、技術が進化した西暦3744年の現代においても、地上戦は泥沼のように足を捕らわれる。
数年前まで敵国だった旧連合民50億人の中に、数千万の天華人民が混ざっているのが、現在のマクリール星系だ。
旧連合民は、戦闘可能な民間アンドロイドを多数保有している。
移住してきた天華人民も、王国の各星系を制圧するための地上兵器や軍用アンドロイド兵などを大量生産していた。
王国が持ち込んだ惑星制圧用の戦力は、マクリール星系に存在する天華とマクリール両軍の戦力を圧倒的に上回る。それでも王国に対して非協力的な旧連合民を殺し過ぎないように、天華軍属を制圧するには、相当の手間と時間が掛かると想定されていた。
奇襲効果を活かすために、早々に深城星系で次の領域を作る必要があるハルトは、星系を支配するセラフィーナに2つの依頼を行った。
『惑星ウイスパにサンダルフォンを周回させて、惑星ウイスパの自転を元に戻してくれ。それと身体に染み込んでいる魔素で、多少は言う事を聞くマクリール星人、敵対心が強い他の旧連合民、確実に敵である天華人を判別して、王国軍人の精霊に伝達してくれ』
『分かったわ。この星系の人間全てにマーカーを付けておくから、それで精霊側は判別出来るわよ』
『助かる。任せた』
セラフィーナの協力を取り付けたハルトは、深城星系に移動すべく、惑星制圧作戦の指揮を他の指揮官に委任した。
作戦指揮を任されたのは、マクリール星系方面軍司令を仰せ付かったレンダーノ大将だった。彼は、惑星制圧という任務の困難さを大いに愚痴った。
「人間が判別出来ても、旧連合と天華の軍用アンドロイド兵は判別出来ないだろう。それに、旧連合のアンドロイド兵や民間アンドロイドであろうと、王国民と遭遇したら襲うようにプログラムされていたらどうする」
レンダーノが任された惑星制圧作戦には、条件が付けられていた。
それは『制圧までの期間は問わないが、2週間後には転移門経由で深城星系の攻略を開始するために、惑星制圧戦力の半数は次の戦いにも投入できるようにしろ』というものだった。
元同僚であるハルトとの個別通信で、レンダーノは本音を問うた。
「マクリール星系は、女王陛下が退位された後の領地になるのだろう。どこまで攻撃して良いのだ?」
それに対するハルトの回答は明確だった。
『王国民1人の命は、敵国民50億人の命に勝る。王国軍元帥ハルト・アマカワの名において命じる。王国民を殺そうとする敵など、全員殺しても良い。抵抗の意思か、能力が無くなるまで攻撃しろ。全ての責は俺が負う』
総司令官が全ての責を負うと明言した点についてレンダーノは評価したが、彼は命令を実行する部下達の精神的な負担にも思いを馳せた。
「私の指揮下にある全将兵に、また上等な酒でも奢れ」
ヘラクレス星域会戦とマーナ星域会戦の2度に渡って、レンダーノはハルトの無茶振りに酒を奢らせて来た。
そのため3度目の宴会を要求を出してみたが、現在のレンダーノが指揮する将兵は、サラマンダーと制圧機も合わせて6000万人に及ぶ。内心では、流石に通らないだろうと考えたレンダーノに対して、ハルトは平然と言い返した。
『1人10万ロデで、合計6兆ロデくらいか。アマカワ侯爵領が王都を兼ねており、侯爵家の予算は浮いている。酒代は軍政庁に預けて、次の給与で全員に振り込ませよう。それではレンダーノ星系方面軍司令、頼んだ』
アマカワ侯爵の懐具合を完全に侮っていたレンダーノは、ハルトからの返答に思わず目を見張ったが、口に出しては何も言わなかった。
通信が切れた後、指揮権を移譲されたレンダーノは揮下の10個艦隊と3000万艇ものサラマンダーが運ぶ数多の部隊を星系内に展開させていった。
初手で艦隊と共に惑星ウイスパを取り巻いたのは、50万基もの軍事衛星だった。
惑星表面から打ち上がってくるミサイル群を艦隊が蹴散らす中、軍事衛星と繋がる50万艇のサラマンダーが、戦闘速度で惑星の周回軌道に入り、絶妙な減速で軍事衛星を展開させていったのだ。
レンダーノの総司令部にあるスクリーンが、これから攻撃すべき惑星表面を映し出す。
第2惑星ウイスパは、大きさが地球の1.2倍で、重力は1.1倍。
地球と殆ど同じ生成過程で、人類に適した水と大気を有し、惑星表面の平均気温は約10度という理想的な居住可能惑星だ。
惑星内には、大海洋と3つの大陸、2つの内海に南極と北極が存在しており、大気成分も充分で、大規模なテラフォーミングを必要とせずに居住できた素晴らしい星である。
多くの土地がイギリスのロンドンや日本の北海道と近しく、暑い地域ではフランスのパリや日本の本州、寒い地域ではロシア程度。
そして惑星には、50億人の敵性住民が住んでいる。
軍事衛星が衛星軌道上を取り巻いていくのを確認したレンダーノは、全基の展開が完了する前に戦闘を開始した。
「全軍に告ぐ。マクリール星系は、天華の被保護国として独立宣言した敵国だ。元帥閣下は仰られた。『王国民を殺そうとする敵など、全員殺しても良い』と。私も同感だ。敵軍と、敵軍を支援する施設の全てを、徹底的に破壊しろ」
命じたレンダーノは、さらに付け加えた。
「仕事が終われば、元帥閣下が従軍した6000万の全将兵に対して、1人につき10万ロデ分の酒を自腹で奢ってくださるそうだ。さっさと終わらせて、次の宴会場に移動するぞ。景気よく撃て。弾薬を惜しむなよ。全軍、砲撃、開始っ! 撃って、撃って、撃ちまくれっ!」
レンダーノが号令した直後、衛星軌道上の王国軍から惑星に向かって、白熱する光線とミサイル群が、滝が流れ落ちるように降り注いでいった。
天空から降り注ぐ数多の滝は、地上から打ち上げられた大量のミサイル群を押し潰すと、そのまま地上の施設や部隊に突き刺さり、大地を抉りながら周囲に衝撃波と破片を撒き散らしていく。
星系の特殊効果により、惑星の魔素機関は正常な作動を妨げられていた。魔素を使ったシールドは機能不全状態であり、王国軍の攻撃に対抗する術は大幅に減じられていた。
一部では中和力場を発生して抵抗する施設もあったが、惑星を取り巻く艦隊が主砲とミサイルの集中攻撃を浴びせると、耐え切れずに押し潰されていった。
「報告します。敵の兵器工廠より、大量のアンドロイド兵が、都市内に分散しながら移動しています。惑星制圧用の大気圏強襲降陸艇を用いて、高速移動しています」
「都市に被害を出しても良い。戦闘艦の砲撃も使って、敵兵を叩き潰せ。貴族艦隊にも、惑星上の敵は自由に撃って良いと伝達しろ。逃がすな!」
分単位で攻撃目標を変える50万基の軍事衛星は、分単位で数十万の様々な人工物を叩き壊していく。
惑星の全上空にミサイル雲が尾を引いて、その雲を突き破った砲撃が大地に突き刺さっていく。地表で無数の閃光が煌めき、巻き上がった粉塵が輝きを覆い隠していった。
さらに上空で発生した大量の核爆発は、強力な電磁波を地表に撒き散らして、地上の電子機器を広範囲かつ無差別に破壊していた。
電磁波対策を施している軍事施設に対しても、軍事衛星群から電磁パルス砲が直接浴びせられて、次々と機器が破壊されていった。
王国軍の攻撃対象は、軍事施設や軍需工場のみならず、民間と共有の通信施設やエネルギー供給施設、民間港、生産工場、物資集積所など多岐に渡った。
地上では通信網が寸断され、エネルギー供給が停止し、惑星全土が降り注ぐ光の滝で大混乱に見舞われた。
「敵のエネルギー供給網、順次寸断中。但し、敵は地下設置型の非常用バッテリーで対抗しています」
上空を制した側が有利なのは、重力圏内の戦闘では常識だ。そして現代では、恒星からのエネルギー供給を寸断できる点で、より大きな効果を持っている。
人類発祥の星系である太陽系では、太陽が発する全エネルギーの22億分の1しか地球に届いていなかった。そして技術が発展した現代のエネルギー獲得方法は、天然の核融合発電装置である恒星の近くに設置した集光システムで、恒星から得たエネルギーを惑星に送っている。
すなわち衛星軌道上を制圧して、エネルギー伝達回路を寸断すれば、惑星側で使えるエネルギーを極小に抑えられる。
エネルギーの大半を奪った王国軍に対して、惑星ウイスパは非常装置で対抗した。それに対してレンダーノは、僅かな能力しか持たない非常用バッテリーの破壊も命じた。
「非常用バッテリーも可能な限り破壊していけ」
「大将閣下。敵のエネルギー供給網は、地上に存在する全てのエネルギー供給プラントと繋がっています。このまま全てのエネルギー供給プラントを破壊すれば、民間の浄水施設や病院などにもエネルギーが届かなくなりますが」
エネルギーは戦闘のみならず、あらゆる市民生活、都市機能の維持、生産活動に不可欠だ。エネルギーを奪われれば、電気や水道が停止し、食料生産プラントや輸送システムが稼働せず、建造物のセキュリティすら解除できなくなる。
司令部の参謀から確認されたレンダーノは、不快な顔で言い返した。
「それでは敵のエネルギーを残せとでも言うのか。それに敵軍の活動を支えているのは、敵側の民間人だ。お前達は、第三次ディーテ星域会戦を見たいのか。構わんから、全部壊せ。あいつらが石器時代に戻っても、王国民は誰も困らん!」
地表の抵抗力を徹底的に削ぎ落としていくレンダーノに対して、惑星内の天華軍とマクリール防衛軍は、独自の通信網やエネルギー供給システムを駆使しながら、必死の抵抗を続けた。
「惑星ウイスパの海底に、ミサイル発射基地を確認。宇宙空間から海底への攻撃は困難です」
そんなものまで用意していたのかと、レンダーノは内心で驚いた。
地上から空の標的を攻撃する地対空ミサイルや、宇宙空間の敵を攻撃する地対宙ミサイルは数多存在するが、海底から攻撃する施設は珍しい。海底から打ち上げても速度を出せず、衛星軌道上の敵にミサイルを撃墜されてしまうためだ。
もっとも宇宙空間からも、海中の施設には攻撃が届かない。戦闘艦や戦闘艇は、水中戦には対応していないのだ。
水中戦仕様の制圧機に攻撃を命じることは出来るが、水中戦で海底施設を攻略するのであれば、制圧機にも多少は損害が出る。
「なんという無駄な施設を設置したのだ。天華の旧連合に対する牽制用か?」
全く想定していなかった奇怪な施設からの攻撃に、レンダーノは苦々しい表情を浮かべたが、それは惑星ウイスパを周回しているサンダルフォンが動き出すまでだった。
「大将閣下。戦略衛星サンダルフォンより、当司令部に通達。『海底のミサイル発射施設は、サンダルフォンの攻撃で破壊する』と。サンダルフォンの作戦行動に関しては、アマカワ元帥閣下が事前に許可を出しておられます」
「だったら好きにさせろ」
レンダーノが許可を出すと、戦略衛星サンダルフォンの全長430キロメートルの巨体から、耐熱コーティング処理された直径1キロメートルのタングステンが超加速されて射出された。
宙域に躍り出した巨大なタングステンの塊は、時速10万キロメートルまで加速すると、入射角70度で海中に飛び込んでいった。
マクリール政府軍と天華の地上軍には、落下する天体を防ぐ能力は無かった。
タングステンを叩き込まれた海底施設は一瞬で圧壊して、海域には直径20キロメートル、深さ7キロメートルのクレーターが生み出された。
周辺海域には、熱放射、大地震、巨大津波が続々と発生して荒れ狂う。さらに巻き上がった岩石と海水が降り注いで、二次被害を発生させていった。
天体を落としたサンダルフォンは、地球と月との距離の10分の1という近距離で惑星ウイスパを周回しながら、地上から見上げた月ほどの大きさで夜空を白く照らしつつ、地上に恐怖を振り撒いた。
『戦略衛星サンダルフォンが、敵施設を含む周辺海域を破壊しました。敵反応、完全に消失』
「…………あれくらいはやっても良いと言う事か。結構だ。全軍に地上攻撃を徹底させろ。敵の文明は、未だ石器時代に戻っていないぞ!」
地上の軍施設や大型兵器の掃討を粗方終えた50万基の軍事衛星が、地上の軍用車輌や小型兵器、軍用アンドロイド兵を次々と潰し始めた。
光の矢が降り注ぎ、惑星の全大陸で瞬く間に小爆発を連鎖させていく。
惑星ウイスパの抵抗力と活動エネルギーは、既に殆どが失われていた。
そんな中、マクリール星系側に4割ほど残されていた通信網を経由して、マクリール星系政府から通信が送り付けられた。
『大将閣下、マクリール星系政府の大統領サラ・フィギンズより通信です』
「繋げ」
王国側が妨害を徹底する中で、よく通信能力を保っているものだと感心しながら、レンダーノは通信を繋がせた。
すると王国軍司令部の正面スクリーンに、未だ20代に見える星系大統領が、怒り心頭という表情で現われた。
「マクリール星系方面軍司令のオスカル・レンダーノ大将だ。何か用か」
平然とした態度で問われたサラは、大きく息を吸い込んでから叫んだ。
『何か用かでは、ありませんっ! すぐに攻撃を止めて下さい。マクリール星系には、王国に対抗できる戦力なんてありません。10ヵ月前まで支配していたのだから、知っているでしょう!』
必死に言い募るサラに対して、レンダーノは首を傾げて心底不思議そうに問い返した。
「マクリール星系が独立宣言した映像を見た。王国と天華は戦争中であり、天華陣営となったマクリール星系も、現在は敵国だ。当時に比べて兵器も増えていた。王国民を殺せる兵器だ。それらを誰に使うつもりだ。我々は、自国の安全のために、敵である貴様等の文明を石器時代まで戻す権利がある」
『こ・う・ふ・く・し・ま・す! 第二次マクリール星域会戦で王国側が撤退したから、実効支配した天華に付くしか無かったんです。あたしたちが天華に支配されたのは、放棄した王国側の責任もあるでしょう。結論は降伏しかないんだから、は・や・く・や・め・て!』
相手方からの降伏宣言に、元王太子グラシアンが地球で行っていた泥沼の地上戦を想定していたレンダーノは、いささか拍子抜けした。
ここまで圧勝した理由は、転移門の存在だと考えられる。
軍事衛星を1基運ぶためには、輸送艦1隻が丸ごと必要で、10個艦隊の輸送艦を全て使っても本来は1000基しか持ち込めない。他にも輸送しなければならない物資は沢山あるため、10個艦隊でも運べるのは300基程度が限界だ。
さらに王国軍は、制圧機2000万機、数百万の戦闘用ドローンや大気圏内戦闘機、億単位の重武装アンドロイド兵部隊や強襲降陸艇群を、輸送用のサラマンダー3000万艇ごと持ち込んだ。
戦略衛星サンダルフォンや、大気圏内戦闘機の大規模港、艦隊宇宙港や大型戦闘艇イスラフェルの専用宇宙港などは、転移門が無ければ他星系に運ぶ発想自体が生まれなかっただろう。
大型戦闘艇の専用宇宙港が存在することで、王国軍は400万艇のイスラフェルを6時間ごとの4交代で、星系内に100万艇を常時戦闘態勢で張り付かせられる。
天華が軍艦100万隻を投入して来ても、現在のマクリール星系を陥落させる事は不可能だ。
味方駆逐艦1隻の損害すら嫌がるハルトが、戦闘継続中の星系をレンダーノに任せて次の戦場に向かったのも当然の戦力差だった。
(私が攻め込まれる側の立場であれば、他星系の王国民のために時間を稼ぐべく、ゲリラ戦を展開していただろうがな)
降伏した相手が、敵とは刺し違えてでも一矢報いるディーテ王国民ではなく、いつも何かに取り残されて貧乏くじを引くマクリール星人である事を思い出したレンダーノは、王国軍が奪い取った全ての通信網を通じて、淡々と宣言した。
『星系方面軍司令オスカル・レンダーノ大将より、星系内の全人類に告ぐ。マクリール星系大統領サラ・フィギンズが降伏した。残る天華民は、端末で降伏の意思表示をするか、意地を張って無駄死にするかを選べ。王国軍は、降伏しない敵を全て殺せ。以上だ』
レンダーノは自らの発言を実現させるべく、待機状態にあった数百万の大気圏内戦闘機とドローン部隊を突入させた。続いて億単位の重武装アンドロイド兵と、それらを乗せた強襲降陸艇群も突入させていった。
但し制圧機2000万機は、惑星に突入させなかった。惑星ウイスパは無人兵器だけで制圧出来ると見越しており、有人部隊を投入して戦死者を出したくなかったからだ。
新たな部隊の投入によって、レンダーノの司令部に表示されている惑星全土の敵性反応が、瞬く間に消滅していった。それらは王国軍の攻撃によって消されていくものと、降伏によって消えているものとが混在していたが、いずれにせよ王国の勝利は間近だった。
予想より楽だった。そのような感想を持ったレンダーノだったが、降伏したサラからの怒濤の要求が、彼の感想を覆した。
『降伏したので、直ぐにエネルギーを送って下さい。交通と流通が崩壊して、浄水施設と食料生産プラントも停止して、ライフラインが停止したために都市部で略奪が起きています。治安が維持出来ませんので、武装した治安部隊を攻撃しないで下さい。むしろ王国軍を送って、略奪を止めさせて下さい。軌道上から攻撃を受けた地域にも、救助部隊を送って下さい。沿岸部が津波に襲われていますので、そちらにも部隊を送って下さい』
なぜ先程まで戦闘していた相手に、未だ天華軍と戦闘中であるにも拘わらず、そこまで要求されなければならないのか。そんな不満を抱きつつも、レンダーノはサラの気迫に押されて、渋々と応じた。
「エネルギーの供給再開は、天華を降伏させるか、殲滅した後だ。他は送る」
なお彼が、従軍記者達から「現地取材用のアンドロイド達を軍に同行させて欲しい」と、要望の集中砲火を浴びるのは、救助部隊の手配が終わったと思い込んだ直後であった。
★あとがき
四天王R「グアアアアッ、発売日前に在庫が切れたぁぁっ!」
総合書店王「四天王Rがやられたようだな……」
アニメ店王「フフフ……奴は四天王の中でも最速……」
通販王A「発売前に品切れとは、我ら四天王の……」
※詳細は1巻でご確認下さい。四天王Rの撃破、ありがとうございました。