時系列&登場人物&その他(113話終了時点)
今話は、6巻のまとめであり、ストーリーには一切影響しません。
読み飛ばして頂いても、全く問題ありません。
※web版と書籍版は異なります。
★時系列
西暦2487年 魔素を用いたハイパー航法型ワープが実用化される。
西暦2512年 ケンタウルス座α星に、有人探索衛星艦初発進。
西暦2521年 ケンタウルス座α星から有人探索衛星艦初帰還。
西暦2629年 ヘラクレス星系に向けて、有人探索艦隊初発進。
西暦2754年 恒星系『ヘラクレス』に定住。120光年先。
西暦2823年 恒星系『ディーテ』に定住。 180光年先。
西暦2928年 恒星系『フロージ』に定住。 240光年先。
西暦2992年 恒星系『マーナ』に定住。 270光年先。
西暦3045年 恒星系『深城』に定住。 500光年先。
西暦3167年 ディーテ政府が地球の過大な要求に耐えかねて要求拒絶。
西暦3220年 恒星系『マクリール』に定住。370光年先。
西暦3226年 ディーテ指導者が処刑され、地球とディーテが決裂。
西暦3263年 地球とディーテ政府間で、人類初の恒星間戦争が勃発。
西暦3282年 ディーテ政府軍が地球に巨大隕石を次々と落とす。
西暦3301年 ディーテ独立宣言。西暦3301年を王国暦1年に改める。
フロージ星系が中立宣言。2星系は連合に乗っ取られる。
西暦3352年 恒星系『アルテミス』に定住。
西暦3737年=王国暦437年
<1巻>
王国暦437年9月 ~ 440年11月
15歳~18歳 (子爵、少将、要塞司令官、勲5等)
<2巻>
王国暦441年2月 ~ 442年6月
18歳~19歳 (侯爵、大将、副司令長官、勲3等)
<3巻>
王国暦442年6月 ~ 444年3月
19歳~21歳 (公爵&侯爵、上級大将、司令長官、勲2等)
<4巻>
王国暦444年1月 ~ 444年10月
21歳~22歳 (公爵&侯爵、元帥、司令長官、勲1等(8))
<5巻>
王国暦444年11月 ~ 445年7月
22歳~23歳 (公爵&侯爵、元帥、司令長官、勲1等(9))
<6巻>
445年 6月 96話 無理往生
445年 8月 97話 次代侯爵
445年 8月 98話 白と黒の精霊
445年 8月 99話 顔合わせ会
445年 8月 100話 9つ目の星系
445年 8月 101話 大規模移民計画
445年10月 102話 スルト計画と適応進化
445年11月 103話 旅立ち
445年12月 104話 従容就義
445年12月 105話 新天地ヘルメス星系
446年 1月 106話 次王の選定基準
446年 1月 107話 王位継承の儀
446年 4月 108話 決戦準備
446年 4月 109話 日の落ちる前
446年 4月 110話 必殺の矢
446年 4月 111話 争奪戦
446年 4月 112話 第二次ヘラクレス星域会戦
446年 4月 113話 ??????銀河
★主な登場人物(6巻終了時点)
ハルト 公爵&侯爵 元帥
ユーナ 女王&公爵 予備役大将
フィリーネ 次期侯爵 予備役大将
コレット 伯爵 大将
クラウディア 公爵家令嬢 中将
シャリー ソン公爵夫人 准将待遇
<アステリア王家>
ベルナール 第一王子 ユーナの異母弟。426年誕生。
ジョスラン 第二王子 ユーナの異母弟。428年誕生。
<王国貴族等>
ベアトリス・ルグラン 士爵令嬢 第一王子の婚約者。
リシン・タクラーム 公爵家令嬢 第二王子の婚約者。
バスチアン・カルネウス 侯爵。フィリーネの祖父。
ブリジット・カルネウス 侯爵夫人。フィリーネの祖母。
アルテュール・ゼッキンゲン 元侯爵。戦死後に上級大将。■
ガーランド・ゼッキンゲン 侯爵。ゼッキンゲン侯爵家を継承。
パトリック・ルヴァリエ 男爵家。アルテュールの息子の1人。
ブレイク・アストリー 伯爵家。アルテュールの息子の1人。
ヴィオラ・ハミルトン 侯爵家。アルテュールの娘の1人。
エルガー・モーリアック 公爵。ヘルメス星系の主統治者。
ヨーガン・ヘルツベルク 侯爵。ヘルメス系貴族。
ミラベル・ヘカテー 侯爵。ヘルメス系貴族。元王族。
<王国軍>
エリオット・バーンズ 軍務尚書。退役少将。
アルドス・イェーリング 軍政長官。上級大将。
グリゴア・リーネルト 参謀長官。上級大将。
マルセル・ベルトラン 総参謀長。大将。
アロイス・カーン 戦闘艇部長。少将。
<その他>
リンネル 10系統に分かれた人造知性体。
<天華連邦>
唐(タン 憂炎(ユーエン 天都(ティエンドゥー の統治者
徐(シュ 雲嵐(ウンラン 大泉(ダーチュワン の統治者
<ヘラクレス星系>
イシードル・アザーロヴァ ドワーフの指導者
★精霊と邪霊
・精霊
ルル 精霊帝 ハルトと契約中。白の精霊。
マヤ 精霊帝 ハルトと契約中。黒の精霊。
・邪霊
マリエル 邪霊帝 ヘラクレスを領域化。
テイア 邪霊王 アンドロメダ銀河で活動中。
・星系の支配者(展開順)
セラフィーナ 精霊王 マクリール
ジャネット 精霊帝 ディーテ
レーア 精霊王 アテナ
フルール 精霊王 深城
ミラ 精霊帝 アポロン
ベレニス 精霊王 アルテミス
シルヴィ 精霊王 ポダレイ
アルフリーダ 精霊王 ヘルメス
ジルケ 邪霊帝 ヘラクレス。■
ゼアヒルド 邪霊王 天都
ヒーディ 邪霊王 アポロン。■
ニクセ 邪霊王 ヘラクレスを領域化に失敗。■
★リンネル
基本方針=いずれか1系統でも王国に定着すれば生存競争に勝利
マクリール 01 アメリー Amelie 良く働く、勤勉
ディーテ 02 ボニー Bonnie 美しい、魅力的
アテナ 03 クララ Clara 明るい
アポロン 04 ダルシー Darcie 暗い、暗闇
アルテミス 05 エブリン Evelyn 生気溢れる
ポダレイ 06 フレヤ Freya 気高い、立派
マカオン 07 グレイシー Gracie 優雅、優美
深城 08 ハイディ Heidi 気高い、高潔
スルト 09 アイヴィー Ivy 誠実、忠実、信義
ヘルメス 10 ジュリア Julia 柔らかい、優しい
※リンネルを造り出したマクリール星人のルーツが、
オーストラリアとニュージーランドのために名前は英語。
★加齢停滞技術による外見年齢(感想にご質問を頂きましたので)
・平均寿命200歳の世代
ヴァルフレート 外見=30代 実年齢=60代後半
ドラーギ元侯爵 外見=40代 実年齢=80代
ジェローム元侯爵 外見=40代 実年齢=80代
ユーエン 外見=40代 実年齢=90代
ウンラン 外見=30代 実年齢=60代
ハオラン 外見=40代 実年齢=90代
リキョウ 外見=40歳前後 実年齢=80代
リュウホ 外見=30歳前後 実年齢=50代
・平均寿命150歳の世代
タクラーム公爵 外見=70歳前後 実年齢=100歳以上
※200年世代は、「実年齢÷2=外見年齢」(成人後の遅延)
※300年世代は、「実年齢÷4=外見年齢」(成人後の遅延)
・旧連合で、魔力改変者を生み出す実験が続けられた副産物として、
近年、魔力に影響が出ない延命技術が発展して、平均寿命が延びた。
・不老不死は、世代交代(新陳代謝)が無くなって社会が停滞するため、
冷戦状態で競っていた王国と旧連合では、否定的に考えられてきた。
★星図
★次巻予告
それら生命体の祖先は、ハイセアン惑星で誕生した。
ハイセアン惑星(hycean planet)とは、水素のハイドロゲン(hydrogen)と、海洋のオーシャン(ocean)を混ぜた造語であり、水素に満ち溢れた大気の下に、全球的な海洋がある惑星を指す。
地球よりも大きくて、大気の層が厚いハイセアン惑星のハビタブルゾーンは、恒星と潮汐ロックが掛かる近距離から、恒星光が殆ど届かない遠距離まで広範囲に及ぶ。
ハイセアン惑星に生命が存在し得る可能性は、西暦2021年8月に、ケンブリッジ大学の研究チームによって指摘された。
そしてアンドロメダ銀河に数多存在するハイセアン惑星の1つでは、確率論的に当然の帰結として、生命体が発生して進化した。
幾億年という時を経て、高度な文明を築いたそれらは、人類から見た外見がクラゲに近い種族だった。
クラゲとは身体がゼラチン質で、海などに浮遊して、触手を使って獲物を捕食する生物だ。
それらの種族とクラゲとの違いは、電気信号を発して種族間の意思疎通を行い、海洋で養殖を行い、発展させた文明で外敵を排除し、やがて宇宙進出を果たした事だろう。
海洋生物が行う宇宙進出は、陸上生物が行うよりも難易度が高い。
だが人類よりも遥かに早く文明を築き、人類よりも効率的な意思疎通を行った結果として、それらは宇宙進出を成し遂げた。
『なぜ宇宙に進出するのか』
それは惑星の果てにまで版図を広げた後、さらに繁栄するためには、未開の地が必要だからだ。
もっとも恒星間移動には、容易に超え難い光速という速度と、老化による生体の寿命という、2つの大きな壁が立ちはだかる。星間進出に立ちはだかった問題を解決すべく、宇宙クラゲ達は身体を量子思考体に作り替えて、老化と寿命を克服した。
かくして寿命を解決した宇宙クラゲ達は、時間を掛けて近隣星系に広がりながら、様々な技術を発展させていった。
まずは、エネルギー技術が発展した。
生み出されたのはダイソンスウォームの発展型で、恒星周辺に集光装置を無駄の少ない配置で大量に浮かべて、恒星のエネルギーを効率的に獲得するようになった。
それによって恒星系内では、活動に要するエネルギーが不足する事は無くなった。
次いで、縮退炉が作られた。
それは人工ブラックホールを帯電させて、電磁気的に保持するものだ。エディントン限界で運転するブラックホールエンジンは、自動的に正に帯電するので、その保持が容易である。
開発された縮退炉は、宇宙艦船の標準エンジンとなった。また縮退炉で発生させられる強烈な電磁波は、艦船の主砲に用いられるようになった。
最後に、ゲート型ジャンプ航法が発明された。
これは量子テレポーテーションの発展型で、量子化した物体をゲート先で再現するものだ。同一銀河系内で、移動元と移動先の双方にゲートを設置して、膨大なエネルギーと引き替えに光速を超える。
恒星間の情報伝達速度と、移動速度が飛躍的に向上した宇宙クラゲ達は、やがて広大な宙域を跨ぐ、巨大星間文明を成立させた。
最初の惑星引力圏脱出から、長大な歳月が過ぎ去った。
アンドロメダ銀河の円盤部である直径26万光年の範囲で、およそ4分の1にまで進出を果たした宇宙クラゲ達は、現在5つの勢力に分かれていた。
量子思考体と化した宇宙クラゲ達が、統一勢力を作れなかったのは、種族が異なったからだ。
5勢力は、生物学的には近縁種であって、同一種ではなかった。
分類大系の属までは同一だが、文明成立以前に枝分かれしている。種族的な関係性を人類で表すならば、ヒト属で100万年ほど前に分化した原人達に相当する。
宇宙クラゲ達は、文明成立以前から長らく生存圏の競合関係や、もっと悪い捕食と被捕食の関係にあった。すなわち宇宙クラゲ達が争うのは、太古から続く自然の摂理である。
ハイセアン惑星の海洋が広大で、なまじ種族が多くて牽制し合い、相手を滅ぼしきれずに星間文明まで至った宇宙クラゲ達は、身体を量子思考体に作り替えた時点で互いに交配する可能性も無くなり、種族として完全に分かれた。
そして果てない宇宙進出と、生存競争を繰り広げていた……はずであった。
ファーストコンタクトは、文明発祥のレメゲトン星系で、星域を支配していた勢力の身に起きた。
『身体を量子思考体に作り替えて、持っていた魔力を完全に失っちゃったんだね。あーあ、勿体ない。でも他の生命体を養殖すれば、瘴気の足しにはなるかなぁ』
★本日の天気
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