第12太刀 心の扉を開こー
ふーさっぱりした。え?撮せって?特に何も無いよ。
ほっこり、さっぱり、ゆっくりしただけだからね。
早速ヤクウちゃんに勉強を教えようか。
「ヤクウちゃん勉強をしよう。」
何故なら何故ならそれは、私の助手にするーためー。
「...解りました。」
「此を読んどいて、解らない所があれば聞いてね。」
「...解りました。」
どうやって作ったって?
そりゃ楮に似た木を見つけたから、和紙作っちゃった。
墨は煤と香料と膠で使って作った。簡単だろう?
ヤクウちゃんが勉強をしている間に、私は研究道具の設計案を纏めなきゃね。
「ーーーが必要で此とあれも必要で、この素材の能力をレンズで使えるようにするには...」
「...ソウカねぇさん、終わりました。」
「ん?解った、見してみ採点するから。」
「...御願いします。」
すげ、満点とか中学生終了レベルだねー
先ずは此れくらいいければ良いかな?って思って出したけど、結構出来てる。
「九割方出来てる、良い子良い子。」
「...有難う御座います。」
喜んでるっぽい。何でかって?尻尾がブンブンしているからだね。
喜んで貰えて何より。
「今日はもう寝ようか?」
「...解りました。」
「私の布団に入ってね。」
「...解りました。」
喜びましたよ!百合の素質が有るんじゃないかと。
夜戦に突入したいけど、まだだ、まだ耐えるんだ。
相手が求めてくるまで待つんだ!
ドラ◯エの音楽が聞こえた気がする。
「朝風呂行こうか。」
「解りました。」
おー...溜めがなくなった、良い傾向だーね。
このまま行けば、夜戦に突入出来る筈。
ふー昨日と同じく。さっぱりしましたはー
お金の心配しないとなー〔冒険者ギルド〕に行って金策するかね。
後、ヤクウちゃんに稽古付けて素材集めとかさせたいな。
てな訳で行きましょか。
「ヤクウちゃん、〔冒険者ギルド〕に行こうか。」
「解りました。」
てっくてっく歩いてく。
ヤクウちゃんとさ、少しずつ会話しながら歩いていたら〔公園〕的な場所に来ちゃってね、あるえーどうしてだー?って思いながら歩いていた訳ですよ。
ふと、〔公園〕の方を見ていると、ベンチっぽい所にマチコさんが座っていて「やらないか?」って近くの男に聞いていて、吃驚した。
玉砕してたけどね、ガーンって。
閑話休題
そんな事がありながら着いたよ〔冒険者ギルド〕!
此処に着くまで長かった気がしなくもない。
まー其は置いておいて、何か依頼ないかなー
おー此の依頼良さそうだね、【オークの討伐】お金払いも良さそうだし。