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ヒーローと吸血姫と  作者: なるちん
吸血姫の憂鬱 【1章】
5/10

あの日から

本編開始ぃぃ!!


まったりやっていきますです

あの日から随分と日が経ちました。

幾日経ったのかはわかりません。なにせ今自分は、無人島?らしいところにいます。


あの後家を出た自分は、着れる服と下着、おまけに水着まで買っていました。

山はすぐに見つかってしまうだろうから却下でしたし、海外はパスポートが作れない、持ってないだったので諦めました。

なので海へ…まではよかったのです。船がありませんでした。なので良心を押し殺しながらも船を強奪してしまいました。

時間帯は、夜でした。なので、前後左右全く見えないはずでした。けれど吸血鬼の能力だろうと思いますがしっかり見えました。


船で漂流していると島が見えてきたのでこの島でいいかと思い上陸してから散策開始。……誰もいなかったです。文字道理の無人島で安心し生活を始めました。

寝床は今にも倒れそうな家にしました。ですが今では修復済みです。


無人用に来てからは、多くの自分の能力に気付きました。

まず一つ目が血を吸える。これはもっと早く気付くべきだったかなぁと思いました。ただ血だけをを吸っていれば生きられるというものではなかったです。でも幾日は耐えられます。普通の食事もしろよ、らしいです。


2つ目は、羽が生えて空を飛べるということ。これはとてもびっくりで、羽は出したりしまったりできる。これも、もっと早く気付くべきだったかなぁと。これあれば船いらなかったのでは?と。


3つ目、氷を操れる。これはとても便利だった。イメージしてやると、その通りに氷ができる。例えば、板氷を手の上にイメージすれば、手の上に板氷が。手に触れたら凍るとイメージすれば、触れたものは凍ったりと、とても便利。


4つ目、筋力強化。説明はいらないよね。言葉のまんまです。


最後に、傷の治りがとてつもなく速い。傷口が閉まるのがわかるぐらい早い。もうやりたくはないけど、一回試しに腕を切り落としたことがあった。すごい激痛で絶叫した。けれどその痛みもすぐに引いて、切断したはずの腕が戻っていた。そのとき、自分に対しての恐怖しかなかった。不老不死。その言葉が出てきた。


でも体は若干だけど成長しているはず…というのも確認できるものがないからわからない。

胸だけ大きくてアンバランスだったのが、出るところは出て大人っぽくなってはいたから。


今の自分には不自由はなかった。あの日から1年…2年?ちょっとわからないけど、この体での、この場所での生活には慣れた。重くのしかかる罪、忌まわしい存在としての自分、そんなことを考えなくてよかったこの生活がとても楽しく感じられた。


ある人がこの島に漂流するまでは。






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