始まりの時 1
出だしとかどう書けばいいのよこれ
その場つなぎみたいになってますがお許しを
物語第一話やっと投稿しました
「………っ!」
一瞬、頭に突き刺さるような痛みが走り、意識がはっきりしてくる。親父に頭叩かれたっけ?と、ぼけた頭のままつむっていた目を開ける。目を開けたそこには…
父親が見るも無残な姿で横たわっていた。
それを見た瞬間に目が覚めると同時に、「なんで倒れてんだよ…」と小声でつぶやいた。そのとき、自分の声が高くなっているのに気が付いた。それだけじゃない、髪の毛を目の前に引っ張ってみると髪の毛は、白…いや銀色にも見えるそんな色。それにかなり長かった。
次に体を調べようとして視線を下におろす。体に変化があるのは分かった。しかしそんなことがどうでもよくなる物が目に入った。
足元には父親に向けられて使われたであろう凶器と思われるものがあった。それと同時に、自分のぶかぶかになった服には大量の血が付着していた。まだ血はついたばかりと思われ、服についた血を触ってみると手に生暖かい血が付いた。
そのまま血の付いた手を見てから横たわる父親に目を向けた。「自分が…殺した?」訳が分からなくなった。いやな汗が額や背中からどっと出た気がした。目の前にある光景を受け入れなければならないと、感じた。
しかし本能というものは非情であり、自分は父親の死体と血に濡れたカーペットをクローゼットに隠してしまった。「自分じゃない。やってない。」そう呟きながら。
父親を隠した後、自分の状況を確認するために風呂場に行く。そこにある鏡で今の自分を映し出す。「やっぱりか」とつぶやく少女が鏡には映っていた。全体的に整っている可愛い系で瞳の色は綺麗な琥珀色。年齢的に13、14ぐらい、肌は一般人よりの若干白いくらい、この年齢してはでしゃばりすぎな胸…か。
さっきまでショックでうろたえていた人とは思えない分析力だと思った。さてそろそろ状況の整理でも始めようか。
自分の名前は赤坂優月 今年20になった男性だったはず。体つきは太くなく細くなくの微妙な体型。
家庭環境は、父と兄と妹と自分の4人。母は自分が小さい頃他界している。
趣味は、料理と武術|(主に合気道と中国拳法)
主に、こんなところかな?次は、昔のことを整理すればどうしてこうなったのかわかるかもしれない。先ほどよりもすっきりしている頭で思い出す。