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「ヒーローなのか?」

気が向いたら更新していきます。


「俺は、ヒーローになった。」






ヒーローとなったのは中学の話だ。

当時、都市伝説にヒーローの伝説があって、俺はそのうわさが本当か確かめに、ヒーローの目撃例が多い東京に向かった。


人ごみに戸惑いながらも、サイトに書いてあった通りの場所に向かった。


否、向かってしまったんだ。


突然現れた俺に戦っていた怪人の攻撃が飛んできて、それを防ぐためにヒーローは自分の体で攻撃を防いだ。


そのせいで重傷を負い、変身が解けてしまった。


俺は泣きながらも、ヒーローの落とした変身アイテムを気絶直前の男性のいう通りに使い、危ういながらも敵を倒した。


しかし、重傷を負った男性は一命を取り留めたがヒーローに戻る事はなかった。


彼が言うには、この変身アイテムは壊されたら怪人のボスの封印が解けてしまうらしく、更に俺を資格者と認めてしまった為アイテムは自動で俺に移動され、常に俺が敵に狙われるらしい。


それでも、俺はヒーローとなる決意をした。


それからは辛かった。


敵は毎週1回、必ず現れる。


時間は午後1時から9時までの間に行動できる。


俺は当時の入っていた部活を辞め、帰宅部になり、夜は9時まで公園などの人通りが少ない場所を通って襲撃に備えていた。


バイトは日曜、土曜の午前に入れ、勉強はやれる時にやる。


成績は前より上がり始め、戦闘により運動神経も上がった。

そのお蔭か、女子にモテ始めて調子に乗って、とんでもない失敗をしそうにもなった。


友達との付き合いも悪くなった。

遊んでいる時間は既に無いと言っても良かった。


彼女ができた。


彼女に正体がばれた。


彼女を戦いに巻き込んでしまった事もあった。


だから俺は、願った。




かっこつけるより、


大事な物を置き去りにして、自分を苦しめる人生より、






「平凡な暮らしがしたい。」

前より下手なのか、変わってないのか、じぶんでは分からないな………

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