第8章 全ての始まり
敵のタイムマシンを破壊しに行くのは、ハニー、ドーラ、ラーク、龍馬の4人だ。
「今度はロージア、お前も残って、ロウやソージョー、レーヌの事を頼んだぞ」
「はい。ではお気をつけて」
「ああ」
4人はサーカオウの街へウーマに乗って向かった。
それから数時間後……
織田秀吉のアジト
「で、お前たち二人以外は全滅だというんだな」
「は、はい」
「俺が作った4体の人造人間もやられたんだな?」
「は、はい」
海を越え西の国の敵を倒すべく、4体の人造人間と部下20人で攻め込み、帰ってきたのはなんと二人だけであった。
「だから僕が行った方が良かったんですよ」
「うむ……」
その頃ドーラたちは織田のアジト付近までやってきた。
「あれがタイムマシンです」
気球型をしたタイムマシンは以外にもアジトの外にあった。
「兵士は七人か。ワシと龍馬で兵士を相手する。その隙にラーク、マシンを壊してくれ」
「はいよ」
「私は?」
「あんたはここにいろ」
「はい」
「行くぞ!!」
龍馬とドーラが敵の兵士を相手にしている隙に、ラークは大きな電撃は放ちタイムマシンを破壊した。
「何だ?」
「申し上げます。侵入者に、タイムマシンを破壊させました」
「何だと!」
秀吉は25号を連れ、外に出た。
「ラーク、どっちが秀吉じゃ?」
「あのおっかない顔をしたほうさ。隣の奴はハニーが言っていた人造人間て奴だ」
「貴様ら~、よくも」
「ドーラさん、戦うか?」
「それしかないのう」
「いずれ戦うんだしね」
その時、ハニーが飛び出してきた。
「もう止めてください。秀吉様」
「お前は……まさか生きているとは」
「ハニー、お前は一体……」
ドーラの問いにハニーは戸惑っていた。
「ハニーだと!?面白い。貴様らに教えてやる。その女は俺が作った人造人間1号だ」
「何!」
「コイツは戦闘に向かない失敗作だった。だが、こんな時代まで生きているわな」
全ての始まりは約80万年前……
22世紀末……
織田は世界を支配しようと、自分が作った人造人間と共に、人類へ戦いを挑んだ。
この戦いにはこの時の天神流の継承者も戦いに参加した。
天神流25代目、名は大空翔という。
そしてこの時代の科学力に、織田は敗北した。
彼は5体の人造人間と共に、できたばかりのタイムマシンに乗り、この時代に来たのだ。
魔法世界も現実世界も繋がった世界なのだ。
織田は逃げると同時に、核爆弾を世界中に落とした。
そして、しばらく地球は死の世界になっていた。
織田が80万年という時代を選んだのは、100年や1000年では地球はまだ死の星だと思い、それでかなり先の未来を選んだのだ。
やがて死の星だった地球は、ある力によって復活した。
実はハニーも一度はバラバラに壊れたのだが、ある力によって蘇ったのだ。
そして生き物たちは新たな進化を遂げ、人も科学から魔法文明を築きあげたのだ。
「な、なんと……では土方や龍馬も過去から来たのか!?」
「そのとおりです」
とハニーが言った。
「私が作られる前にお二人は時空に飲み込まれたのです」
土方と龍馬は2009年に、ジャッキー・リーは2010年に時空に飲まれたのだ。
「そうか……それでこの世界がワシのいた世界と似ているわけだ。戦争などによって地形が変わったのだろう」
「そんなことよりも貴様ら、死ぬ覚悟は出来たか?」
ついにドーラたちは織田秀吉と戦うこととなった。
果たしてこの先、どうなるのか?
そして、ある力とは何なのか?
また、海を越えた西の国には何がいるのか?
その答えは、今は「神のみぞ知る」