第3章 海戦隊
船の準備ができ一同はいよいよ海を渡るときが来た。
龍馬はチーム名に海戦隊と名づけた。
海の向こうは道の世界……
旅の途中に戦いがあるかもしれない。
そう思いつけた名前だ。
「でっかい~!!」
一同は船の大きさ豪華さに驚いた。
さらにこの船は生物みたいな船で、話すことはできぬが、ドーラなどの一部の魔法使いなら心で会話ができ、そうやって船を操るのだ。
龍馬はもちろん、ほかの4人も会話はできぬ、そのためドーラも行くこととなった。
「まだ見ぬ世界へ出発だ~!」
と、ソージョーが大声で叫んだ。
こうして一行は冒険の旅に出た。
まだ見ぬ世界を目指して……
だが出発してから五日後……
一向は嵐と遭遇した。
「な、何かいる」
「お前も気づいたか龍馬」
「はい」
「どうやら、そいつが嵐の魔法を使っておるんじゃろう」
「これが魔法……映画みたいぜよ。っと、感心しとる場合じゃないのう。このままでは船が沈んでしまうぜよ」
「す、姿を現せ!おわ~」
ソージョーが大声で言ったが、何の反応もない。
「我はゴン・ドーラ!無益な戦いはしたくない。だから嵐を止めてくれ!」
その言葉で嵐がやんだ。
そして!
「お前が伝説の戦士、ゴンドーラか!ははは!こんな大物を殺せるとは俺も運がいい」
現れたのは大きなグリーン色のスライムだ。
「俺様はスライムストームマン。このねばねばの体は誰にも傷つけられない」
「面白い」
そういってロージアが斬りかかった。
だが、奴のいうとおり傷つけることはできなかった。
「ならこれならどうかしら」
彼女は氷の魔法でスライムストームマンの上半身を凍らせた。
そして脳天目掛けて斬りかかった。
スライムはそのまま海の底へと沈んでいった。
そして一向は旅を続けた。