第12章 戦士は華と散れ
ロウとレイカはパワーアップルの実が生っている木の前で立っていた。
「僕嬉しいです。レイカさんがいれば、どんな苦痛にも耐えれそう……いや、耐えて見せます」
「ロウ君、私もよ」
そして二人はパワーアップルの実を取って、食べた。
「ぐわ~!!!」
「うっ……ああ!!」
二人の体に激痛が襲う。
果たして二人はこの激痛に耐えることが出来るのか?
その頃龍馬は、村の近くの海辺で、修行をしていた。
「ハアハア……ワシは情けないぜよ。パワーアップルの実を食べれば強くなれるのに、激痛に耐えれる自信がなかったき……悔しいぜよ」
「どうした龍馬」
「ラークさん……なんでもない」
「お前にこれをやるよ」
ラークが渡したのはレーザーガンだった。
「これは?」
「前に織田軍と戦ったときに、奴らから奪った武器だ」
「(……情けないワシにはちょうどええ武器じゃ)」
「昼飯でも食べに行こうぜ。龍馬」
「ああ……わしは軍鶏が食べたいぜ」
「しゃも?」
「いや、なんでもない」
それから1週間が経った。
ロウとレイカはまだ激痛と戦っていた。
その頃、ラークたちの村に一人の男が現れた。
織田秀吉だ。
龍馬とラークとで戦おうとしたが、龍馬はラークにこう言った。
「アイツは、ワシが一人で相手をする」
「龍馬」
その言葉に織田は笑った。
「ハハハッ!今の俺は異星人によって、強大な力を手に入れたんだぞ」
どうやら秀吉は、異星人たちに改造手術をされ、異星人たちの下僕となったようだ。
「お前、娘を勝手に改造したんだろう」
「そうだ。俺の研究のためにな」
「お前も改造されてどんな気分だ」
「あっ?強大な力を手に入れて、感謝しているぜ」
「……それがお前の本心か?違うだろう。天下を取ろうとした者が、そう簡単に誰かの下に付くとは思えん。おそらく改造された時に、異星人の都合のいいようにマインドコントロールでも受け、奴らの手下になったんだろう」
「そうかもしれんな。だが、今の俺は貴様らのようなうるさい虫けらを始末することだ」
「龍馬」
「ラークさん、武道家として、ワシは一人で戦いたい。お前さんは、村人を非難させてくれ」
「しかし」
「お願いします!」
「……分かった。だが、死ぬなよ」
そう言って、ラークは村人たちを安全な場所に非難をさせに行った。
「愚かな……お前一人で勝てると思っているのか?」
「……いや、勝てんじゃろう。ワシにとって、2度目の敗北になるであろう」
「負けると分かっていながら、俺と勝負がしたいとは、頭のおかしな奴だ」
「ワシは武道家じゃ!おまんのような悪人は許せんき」
「いいだろう。あの世で後悔しな」
「武道家として華と散れるなら悔いはないぜよ(土方、おまんもそうじゃったんじゃろう)」
龍馬は懐に隠してあったレーザーガンを取り出した。
「それは我が軍の武器。フン、それを持っていたから強がっていたのか」
だが龍馬はレーザーガンを地面に叩きつけ、踏み壊した。
「ワシは武道家じゃ。こんなもん、必要ないき」
そう言って神速で秀吉の間合いに入った。
「速い」
そして上段蹴り。
秀吉は避けたが、蹴り上げた足がそのままかかと落としに変化し、秀吉の肩に決まった。
さらに攻撃は続く。
龍馬の重いパンチや蹴りが秀吉を襲う。
そして関節技を決め秀吉の右腕を折った。
だが、龍馬は放さず、秀吉の腕をちぎった。
「ぐわ~」
人間をベースに改造されたため、当然痛みを感じ、激痛を与えた。
ちぎれた腕からポタポタと血が流れる。
「おまんのような奴でも、血が流れているんじゃな。改造されただけで、おまんは25号と違い、血も涙も流れる。25号は血も涙も流れないのに、最後は人の役にたって、散っていったぜよ。おまんは血も涙も流れるのに、人としての温もりはないのか?」
「……言いたいことはそれだけか?なら、死ね!」
そう言って、左の手のひらからエネルギー波を放った。
龍馬は腹の底から大声でこう言った。
「ワシの体は無なっても、魂は仲間と共に永遠なり!(土方、やっと、おまんに、会いに行けるぜよ)」
これが彼の最後の言葉であった。
「ハアハア……クソ!こんな奴にこんな負荷で負うとは……ここは一度引くか」
「龍馬!!」
ラークが剣も持って戻ってきた。
「ラークか……今度はお前が死ぬか?」
「クソ野郎!」
と、斬りかかった。
「(さすがに、エネルギー波は撃てぬか……)」
秀吉は拳を繰り出し、衝撃波によってラークは吹っ飛んだ。
「ラーク、次は殺してやるよ」
そう言って飛び去って言った。
「りょ……龍馬……」
中岡龍馬は武道家として、いや、戦士として儚く散っていった。
だが、戦いは終わっていない。
どうも生時です^^
自分で書いておきながら、龍馬を殺したくないと思いました(涙)
P.S.
漢字の間違いってパソコンで書いているから、パソコンが悪い。
「秀吉の肩に決まった」と書きたかったのに、読み直したら、「秀吉の方に決まった」になっていたし、「ここは一度引くか」も「ここは一度弾くか」になっていた(ギターでも弾くつもりか?)
なんて、いいわけですね。
時間があるときに、読み直して編集していきます。




