限界
もはや頭に浮かぶのは復讐のに文字だけになってしまった
「もう一度言ってみろ!何が良かったんだ!」
「だから、人じゃなくて犬だって、示談もすんでるんでしょ」
なんて言い草だ
お前が出れたのは、復讐しようと思って1日も早く塀の外へ出すという目標をたてた結果だ
その事は伝えることはできないが、「ワン子」の事を1日たりとも忘れた訳ではないぞ
もう限界だ
「わかった、とにかく殴らせろ!」
「なんで殴られなきゃいけないんだ、あんた示談して金もらったろ」
「ふざけるな!」
やってしまった
半殺しにしてしまった
何発かは食らったがこんな奴に負けるきがしない
生きてるかこいつ?
ちょっと殴るつもりだったが、「ワン子」の事を思うといてもたってもいられなかった
もともと、弁護士と仲良く出来た事や裁判で有利に運べた結果が、こいつを家まで来させる結果になったのだが、来る前はすでに萎えてる気持ちもあったのに、こんな奴がと思ったら、もう止められなかった
どうする
とどめを差すか?
ある意味。虫の息か?
近所が騒ぎ出し、警察を呼んだらしい
パトカーの音と救急車の音が聞こえる
そうなるやね
自分の出した結果である
計画的犯行なのか?




