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こまかい詩集

詩 この世はハズレばかりのくじ箱でした

作者: 仲仁へび



「生きてても一向に当たりが来ないので」


「わたくしたち、もうそろそろこの世にお別れしようと」


「そう思うんです」


 外れでした

 運がない

 当たりはどこだ

 この人生にはないよ


 外れでした

 環境全部

 リセットしたい

 生まれなおしたい


 外れでした

 この世はくじ箱

 生きてるだけでもうけもの

 そう思えないので病むんです


 外れでした

 このくじ箱には

 当たりはないよ

 この人生は運命だよ


「決まってるんだよ」


「全部が全部」


「そう思いたくもなるさ、この世の中じゃあ」


 外れでした

 不幸でした

 散々でした

 終わりました



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― 新着の感想 ―
[一言] 『当たり』って何? そう思います。 『当たり』とか『はずれ』とか そんな言葉だけが書いているなら 『当たり』が『当たり』かなんて 分かったものじゃない。 『当たり』とか『はずれ』ではなく…
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