表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モブ令嬢は楽して生きたい!  作者: はーきぃ。
9/10

2

グリウス=ダクリー

うちやヴィンセント家と同じく、当主が上位魔法使いのダクリー伯爵家の長男。魔法学の先生。入学時の年齢は26。先生までも魅了するのがヒロインというものらしい。生徒に手を出す教師はダメだけれど。

まぁこのルートは教師×生徒の禁断の恋である。


マティワール=ダグラス

ベティワール=ダグラス

ダグラス侯爵家の2つ下の学年の双子。

ヒロインが高等部入学のときは中等部に所属している。校舎は違うが、レオ様とアダム様を兄の様に慕っているためよく遊びに行き、ヒロインと出会う。

一緒にいる内に惹かれていく。

双子なのでどちらかとくっつくと片方は意地悪をしつつも身を引く。末長くお幸せにエンド。


シディス=タリー=ノワール

隣国であるマルテラ王国の第二王子

1つ上の学年で留学目的で滞在。

剣の腕がピカイチで、ノリも軽く庶民的。

そんなところがヒロインと合ったようですぐに意気投合。

友達以上恋人未満な関係で実は一番お似合いかも。


さて、お決まりルートはこんなとこ。

でも私が一番印象に残っているのは…


クロウェル=ユアベル=リード

そう、魔王である。

この世界の人々は魔物、魔獣、魔界は悪いものと決めつけて、魔王を見たこともないのに得体の知れない怪物としておそれている。

だけど私は知ってる、魔王は魔界を統べることの出来るほどの莫大な魔力と魔物や魔獣たちに好かれる能力を持った人間なのだ。

人間たちに悪さをしないように、また、人間から魔物たちを守るために魔界をつくり、いつか共存できる日が来るのではないかと、視察のためによく人間界に訪れている。

老若男女、動植物、色々なものに変身しているらしい。

ヒロインとは街中で出会い、惹かれていき、恋に落ちる。

が、聖なる乙女と魔王、結ばれることはなかった。

そして最後には1000年の眠りについてしまう。


「本当、魔王のことだけは納得できない。」


だっておかしいじゃない。心優しい魔王という設定にしたならば魔王ルートも作ってあげなさいよ。

私はこの魔王が忘れられない。

だっていつも、ちっとも悪くないからだ。


魔物や魔獣の売買、奴隷目的の誘拐や虐殺が多発して怒った魔王が現れ、その拠点となった領地に甚大な被害を与える。ただし決して死人は出していない。←ここ重要!

ヒロインやヒーロー達は領主の話に騙され魔王を倒そうとする、魔王はヒロインの聖なる乙女のチカラにより深手を負い魔界へ戻る。

どんどん衰弱していく身体、全ての魔力を振り絞り魔界に結界をはり、魔力回復のため1000年の眠りにつく。

後からヒロイン達がことの真相に気づいた頃にはもう遅い。


可哀想な心優しい魔王。愛する人と対峙するのはどれほど辛いものなのか。

まぁ私は、前世合わせても恋なんてしたことないからわからないけど。


さて、主要人物はこのくらいかな?

それにしても…小説では家名くらいしか出てこないのに。

結構な家に産まれたんだなぁ。登場人物大集合してたし。

これからどうなっていくのやら。


コンコンッーガチャ


「お嬢〜!買い物行きましょ〜!」


「…あのね、ノックするなら返事があってから開けるものじゃないかしら?」


「やだなぁ〜。そのくらい知ってますよ。常識ですよ?」


その常識を無視してるのはどこの誰よ!?

こんな従者どこさがしてもカルルしかいないわ。


「…はぁ〜。買い物ね。私も見たいのあるしいいわ。」


まぁ私も大概甘いのかもね。

従者の買い物に付き合う主人っていないんじゃない?


「本当…変わった人だなぁ。」


「ん?何か言った?」


「いいえ!早く行きましょ!」


気になるけど、まぁいっか。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ