ダンス・ダンス
そう
頑張らないと決めた
それは暑かった夏の記憶
どこまでできるかというチャレンジも
上には上がいるんだよ
そう思い知らされただけの毎日も
全ては過去の出来事で
できるようになったという喜びは
できなかったという悔しさとともに
財布の中の百円玉と同じスピードで
あっという間に減っていく
できて当然
そんな空気を背負って
それが苦痛と感じなかったのは事実
それが苦痛になったのも事実
そう
頑張らないと決めた
それは暑かった夏の記憶
一本のスポーツドリンク
楽しさを教えてくれたあのステップ
飛び跳ねるようにもう一度
そう
一歩を踏み出すことって
楽じゃないって教えてくれた
百円玉の価値は
当たり前にできるって
楽じゃないって教えてくれた
百円玉の価値たちは
頑張らないのレベルが
一生懸命とは違うって
教えてくれた百円玉の山々は
当たり前の事だけど
百円よりは重かった
そして筋肉痛。
ありがとうございました。




