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ゆうやけに染まった  作者: オジギソウ
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再会

あまりのことに、一瞬彼が何を言ったか理解できなかった。確か、「俺と付き合って下さい。」と言ったはずだ。

「え?」

思わず声が漏れた。付き合う、というのはつまり、恋人になるということである。どうしよう、初めてあった子に告白された。内心でパニックを起こしている私とは反対に、目の前の男の子は何も言わずに微笑んだままだ。落ち着きなく視線をさ迷わせているうちに、彼の柔らかそうな黒髪にそっとかかっているオレンジ色の輪を見つけた。その暖かい光はキラキラと輝いていて、私はついその幻想的な美しさにみとれていた。


短いけど投稿します。

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