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クレイジー5  作者: 碧宙
2/6

第2話:いざ出陣!

この物語はフィクションの筈です。

登場する人物・団体は関係ない筈です。

まじか!?

まじなのか!?

こんな事があっていいのかよ・・・


「すげーな・・・」

変身を遂げたリオが呟く。


「ふふん♪」

エミが誇らしげに鼻を鳴らす。


ん〜

すごいよ?

確かに現実を超越したこの現象は未来的だし、かなり感動してる。

でもね?


「何故うちは消火器を持ってるんだろうね?」


エミがキョトンとしてウチを見る。


「リオもハナも武器持ってるしね?」


いや、うん。

リオはマシンガン、ハナは何か・・・ステッキみたいなの。

分かるよ?正義の味方っつーかかっこいいし、強そうじゃん?


「武器や戦闘用コスチュームはみんなの個性に合わせて作られてるんだけどな・・・」


個性な。

なるほど・・・


・・・。


てへっ


やば・・・

激嬉しい。


なぜなら私は消火器大好き人間だからさー!!

ちょっと語っていい!?

まずあの形・・・

「戻って来い、カヨコ。」


スパーん!!

・・・アオイですけど?


「みんなの脳には、今戦闘の内容とかその他もろもろ流してるから。」

『はい!!』

「ふぁっはいっ!!」

みんな団結してんな〜・・・

なんかうちだけ寂しくね?


あ〜キテルネ〜

得意技とかめっちゃ直で脳にキテルぜ〜


「そろそろ行こうか。みんなのウエストポーチに入ってる機械で、

敵の場所とかわかるけぇ。」

なんでなまったん?


「さぁ、お行きなさい!」

ワクワクしてきたぜー!!


「まかせろ!エミ!!」

「エミ様とお呼び!!」

!?

『いえっさー!エミ様!』

良いの!?


「では・・・クレイジー5初出動!!」

『おー!!』

やっとハモれたぁ(泣



――――――――――

「1個聞いていい?」

横で息を切らしているリオに言う。

「はぁはぁ・・・何?」

うちも苦しいってかなり・・・

「なんでうちら走ってんの?」


そうだ。

正義のヒーローだなんて言うからさ、敵ん所まで飛べるんだと・・・

てっきり。

まさか走らされるとはね〜

あははは〜

あっやばい。意識が・・・


「あとちょっとやで!頑張れ!!」

敵の居場所を調べる機械を見ながら、ハナが言った。


ハナ・・・

ハナに言われて頑張らない訳ないじゃん♪


足に力を込める。

・・・。

・・・。


「行くぜー!!」


うちが軽やかに飛躍したその時。


ぐきぃぃ!!

「うぐっ!」


腰・・・ヤッチャタカモ★


つか腰重い・・・!

何故!?


・・・消火器!


Oh・・・

まさか消火器に裏切られる日が来ようとは・・・


あとついでに言うとね?

うち跳んだ訳じゃん?今さぁ、落下しとるのさ♪


「であぁぁぁぁぁ!!」


ヒラリ


「おう?」


浮遊感??


・・・・

「キノピー!!」


うちはキノピーに担がれていた。


「馬鹿。」

かっこ良!!


「アオイ、ガンバロ!!」

ハナ・・・


「ぶっは!だせーー!!」

リオ・・・っけ


ん?

キノピー、ハナ、リオ・・・

なんか足んねぇ。

なんだっけ?

確か・・・プニプニで、可愛くて、愛しくて、小さい・・・

小さい?


・・・・。

・・・・。


みっきーだ!!


「キノピー!!みっきーいない!」

「大丈夫。」

何が!

「アイツの実力見くびっちゃダメだ。」



ピーピー!

ウエストポーチが点滅して、機会音が鳴った。


「敵が射程内にいるって!!」

射程内て。

ハナ・・・


「でも近くにいるんだね!?」

「うん!」

うぇいっ!キンチョーしてきたぜー!


「いつr2948504い!!」

「!?」

何!?この音!!


「@−34918t049[い048t80495」

やばい・・・この音聞いたら、気分悪くなってきた。


「降りろカヨコ。」

ドスン!

いたっ!!

キノピーがウチを落としやがった。まじいてーよ。


「腰いてーよ・・・」

「痛くね−よ」

なんで貴様に分かる?

「さっき着けたアクセサリーあんだろ?」

キノピーは自分の髪飾りを指指す。

やっぱり奇麗だ・・・。しかもよく見れば月の形をしている。

「これが着けている人・・・主の痛みや傷を治癒してくれるんだ。まぁ、その傷が重ければ重いほど、時間はかかるけど。」

そういえば、さっき頭に流れてたような・・・キノピー記憶力ハンパねーな。


「jrhうぇjqwく」

「ぐっ・・・」


脳に響いて、頭蓋骨で反響し・・・

気分が悪い耳と頭が痛い。立っているのも辛くなってきた。


ピピーピピー


ウエストポーチがなる。正確には中の機械がなっているのだ。


「怪獣が現れた。音を操るモンスターみたいだよ。すぐ近く。」

ハナが冷静に言った。

さっそくか。ドキドキとか言ってらんねーみたいだな。まぢなんだ。


「なんか歌ってるみたいやな。」

リオは膝に手をついている。


「おい31う♪わっはっはっは!!」


「!!」

視界が暗くなった。

・・・登場かい?音を操るモンスターさんとやら。


頬に冷や汗が伝った。

みんなも言葉をなくしている。


思ってた以上にやばそうだな。

でも・・・


「お前にテミニャンは傷つけさせねぇ。」


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