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Aeternum / perpetuuS  作者: 紅莉
二章
30/40

29

 次に目を覚ましたのは、部屋の扉がノックされた時だった。

「起きてるー?」

 その声に反応して起き上がろうとした。した、が、まだ腕が絡み付いていて動けそうにもないので、起きてるよ。とだけ返事をする。

「朝ごはんできたよー。あ、開けても大丈夫?」

「あ、開けちゃダメ!」

 この状態を見られるわけにはいかない、と必死で止める。すると、なにかを察したのか蘭君は早く起きてきてねー。といい、そのままどこかへと行ってしまった。多分、足音から察するにキッチンの方へと行ったのだろう。僕は、陵さんを起こすことにした。

「陵さん、陵さん。朝ですよ、ごはんできてますよ」

 すると、さらにぎゅっと抱き締められる。これは――……。

「……寝たふりしてもダメですよ、陵さん」

「…………ばれてたか」

 ようやく、陵さんの腕から解放される。僕は大きく伸びをすると、陵さんの方へと改めて向いた。

「おはようございます」

「うん、おはよう、冬華」

 そのまま、唇へとキスをされて、陵さんは部屋を出ていってしまう。一方で、残された僕はというと……。

「……あのキス魔!」

 顔を真っ赤にしながら、その場で呆然と立っていた。

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