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403 シングル・ルーム  作者: 新月 乙夜
第六話 夏休み金策事情

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夏休み金策事情12

 ルクト・オクスにとって夏休みの前半は大いに充実していた、といえるだろう。週のうち四日は合同遠征で迷宮(ダンジョン)に潜り、残りの三日はレイシン流の道場に入り浸る。それが彼のこのごろの日々だ。ともすれば、いや間違いなく学期中よりも忙しく、ルクトは「新学期が始まったらゆっくりするんだ」と可笑しな決意を胸に固めていた。


 レイシン流の道場に入り浸っていたのはルクトだけではない。ロイニクス・ハーバンもまた彼と一緒にしょっちゅう道場に顔を出していた。ルクトとの立会いが目的だと本人は話していたし、それはそれで本当なのだろうが、もう一つくらい別の大きな理由があるのではとルクトは意地悪く勘ぐっている。


「くっくっく……! 青いなぁ、オイ!」


 心底楽しそうにそう言ったのは、合同遠征でパーティーを組んでいるセイヴィア・ルーニーだ。彼女もまたレイシン流の門下生であり、ルクトやロイほどの頻度ではないが道場によく顔を出していた。どうやら彼女にも鍛錬以外の目的があるようだ、というのがルクトの見立てである。


 そんなロイが好意を抱くお相手である、レイシン流道場の一人娘クルーネベル・ラトージュもここ最近は非常に充実したものを感じていた。


 合同遠征で迷宮に潜って攻略を行い、そこから帰ってくれば今度は道場で錬気法を教えながら仲間と一緒に切磋琢磨する。クルルが理想として思い描いていた生活がそこにはあった。


(いえ、理想以上です)


 クルルはそう思う。彼女は武術科に通っていない。そのせいか彼女は同年代の友人が少なかった。武芸者でハンターを志す知り合いはいるが、友人となるともはや皆無だ。


 それが、この夏に武芸者の友人が三人もできた。同じ目標、同じ価値観を持つ同年代の友人と過ごす時間は楽しく、そしてあっという間に過ぎていく。気がつけばもう一ヶ月経ってしまっていた。


 合同遠征の方も問題なく行われていた。最初こそコネを使って入り込んできた連中に物言いたげな空気があったが、それも二回目からは随分と払拭された。


 その理由は、やはり移動時間が短縮されたから、であろう。夏休み以前と比べて、十階層まで到達するのに初回で一時間、最近では一時間半程度も時間が短縮されている。移動時間の短縮は、そのまま各パーティーの攻略時間の延長と収入の増加に直結する。


 つまり自分たちにも明確なメリットがあるわけで、目くじら立てる気も失せたのだ。またルクトがパーティーを組んだからと言って合同遠征に参加しているパーティーがなにか不利益を被るわけでもない。さらに言えばルクト・オクスの安全性が向上することは全体として歓迎すべきことのはずで、そうであるならわざわざ不満を口に出して問題を起こす必要もない。


 ルクトは最初、「不満が出てパーティーを解散することになるかもしれない」と懸念していた。だが、幸いなことに懸念は懸念で終わり残りの一ヶ月もパーティーを組んで攻略を行えるだろう。それはルクトにとってもありがたい話だった。


 ルクト、ロイ、セイヴィア、そしてクルル。この四人がパーティーを組んだきっかけはほとんど偶然だったけれど、しかしそれが必然だったと思えるほどに彼らの相性はいい。夏休みだけで終わってしまうのが勿体無く思えるくらいだ。


 その相性の良さは、例えば戦闘時間の短縮や負担の軽減といった形で実感できているが、そのほかにも数字、すなわち結果としても表れる。つまり、稼いだ金の額だ。


 四日間の合同遠征を三回で、稼ぎはしめて165万シク。内5万シクを遠征に持っていく保存食などを購入する資金にするとして、一人当たり40万シクの取り分だ。ちなみにこの40万という額はルクトがカデルハイト商会で交渉した結果である。「きりよく一人40万になるように」と頼んでみたら、対応してくれた職員の方は苦笑しつつも頷いてくれたのだ。ありがたい話である。


 さらに、これとは別に未換金の魔石が残っている。こちらはカデルハイト商会のバイトでオーフェルに行ったときに向こうで換金する予定だ。なぜなら向こうのほうが換金レートが高いからである。


 オーフェルといえば、これは余談になるのだが、ルクトら四人は彼の次のバイトに合わせてオーフェルに旅行に行く予定になっていた。発案者はセイヴィアである。


「お前と一緒なら一日走れば着くんだろ? 行こうぜ!」


「いや、特に何もないですよ?」


「いいんだよ。他の都市に行ってみたいだけだから」


 生まれてこのかた他所の都市になんて行ったことがないんだから、とセイヴィアは少し不満げに言った。留学生であるロイやルクトにはその意識は希薄だが、本来なら生まれた都市を離れて別の都市に行くのはそれ自体が特別なことだ。カーラルヒスから比較的近いオーフェルにしても、普通に行くとすれば隊商の護衛ついでということになり、そうすると一週間以上の時間がかかることになる。気軽に行こうという気にはならないだろう。


 ルクトにしてみれば、彼女らがオーフェルに行ったところでなにか意味があるとは思えない。確かに海は珍しいし海鮮はおいしいが、言ってしまえばそれしかない。ただ、だからと言って強硬に反対する理由もなく、「行きたいのであればどうぞ」と返事をした。ロイのほうも合同遠征もないので行かない理由も特になく、「暇だし」ということで行くことにした。


 それに対し少し迷ったのがクルルだった。彼女は父ウォロジスの怪我のこともあり当初は行かない予定だった。だが、当のウォロジスがここ一ヶ月で随分と回復したこともあり、「行ってくるといい」と娘に勧めた。


 そんなことで、結局四人全員でオーフェルに行くことになった。出発は明後日の予定である。


 閑話休題。


 合同遠征で得たこれらの魔石が、オーフェルで具体的に幾らになるかはっきりしたことは分からない。ただ、魔石についていえばオーフェルは常に需要過多と言っていい状態で、そのため買い取り価格はカーラルヒスに比べると高値で安定しており変動が少ない。そのおかげで換金額は比較的予想しやすく、ルクトはその額を最低でも80万シクと見積もっている。


 仮に80万であったとすれば一人当たりの取り分は20万で、合同遠征の稼ぎ全体では60万シクになる。平均的な六人パーティーの一月の稼ぎが300万で一人当たりの取り分が50万といわれているから、ルクトら四人の攻略はかなり効率がいいといえる。


 いや、効率がいいどころの話ではない。彼らは三週間という時間の中、さらに十階層より下には行かないという条件のもとでこれだけの稼ぎをたたき出したのだ。もし彼らが一ヶ月の間普通に攻略を行っていたのであれば、その稼ぎの総額は300万を超えていたことだろう。それはつまり四人が六人を超えたことを意味する。これほどまでに完成度の高いパーティーは滅多にない、と言っていい。


「ほほう? では、たんまりと稼いだわけじゃな?」


 八月の暮れ。レイシン流の道場から寮の自室である403号室に帰ってきたルクトは、窓の外にたたずむ“黒い鳥”を見つけた。彼はすぐに窓を開きその“黒い鳥”を部屋の中に入れる。


 窓際に置かれた机の上に降り立った“黒い鳥”はメリアージュの声で最近の様子を尋ね、ルクトはそれにいつものように「ぼちぼち、かな」と応じた。それから一通りこの一ヶ月であったことを話すと、金の匂いを嗅ぎつけたのか“黒い鳥”の眼が怪しく光った、ようにルクトには見えた。


「まあ、ね…………」


「では、さっさと出すがよい」


 苦笑しつつ肩をすくめると、ルクトはそろそろ取立てかと思い用意しておいた金を取り出し“黒い鳥”の前に積み上げた。金貨で六十枚、総額600万シクである。


「……別に幾ら返せと言うつもりはないが、少ないのではないのかえ?」


 600万シクといえば間違いなく大金であるが、それは合同遠征の三回分だけにしか相当しない。ルクトはその前にもカデルハイト商会のバイトなどでさらに200万以上を稼いでおり、つまり八月の稼ぎは総額で800万以上ということになる。


 メリアージュの言うとおり月々の返済額は明確に定められているわけではない。月によりルクトが自分の懐具合と相談しながら決めていた。だから彼が200万シク以上を手元に残しておいてもそれはそれでいいのだが、しかしこれまで彼がそれほどの大金を返済に回さずに残しておいたことはほとんどない。


「なんぞ大きな出費でもあるのかえ?」


「防具を新しくしようかと思ってね」


 太刀はいいんだけどそれ以外の装備がそろそろ寿命で、とルクトは事情を説明した。迷宮攻略用の装備というのは基本的に高価だし、またハンターもその点に関しては金を惜しまない。金を惜しんで命を落としては元も子もないからだ。


 それはルクトも同じで、大金を使うことに内心の葛藤はあれど、そこはねじ伏せてすでに贔屓にしている工房に注文を出してある。出してもらった見積もりの額が300万で、手元に残した200万はその前金というわけだ。


「学割が利いて助かったよ」


 今回は防具のランクも少し上げた。当然の事ながらお値段のほうもそれに見合う額になっている。学割が利かなかったら一体幾らなのか、ちょっと考えたくない。


「そういうことならばまあ仕方がないが、少し更新が早くないかえ?」


 ルクトがカーラルヒスに来てから防具を更新するのはこれで二回目だ。二年に一度のペースで装備を一新していることになり、これは普通のハンターと比べると二倍から三倍の早さだ。


「普段、ソロでやっているせいか損耗が激しいんだよ」


 少々恨みがましくルクトはそう言った。ルクトは普段の攻略で全ての戦闘を一人でこなさなければならない。その負担が重くなるのは自明の理だ。そしてその負担は「稼ぎの独占」というプラスの面のほかに、「装備の損耗」というマイナスの面においても現れてくるのだ。


「特にコートがもうボロボロで……」


 情けない声を出しながらルクトは話を続ける。〈彷徨う騎士〉との戦闘で、ルクトのコートは本来ならば買い換えなければならないほどにダメになっていた。それをチマチマと繕いなんとか騙し騙し今日まで使ってきたのだが、ここへ来て本当に手のほどこしようがないほどにダメになっている。


「あまりにダメなもんだからコートだけ先に用意してもらってね。明後日くらいにとりに行く予定」


 前金の200万はその時に渡すつもりだった。ちなみにルクトが贔屓にしている工房の主であるダドウィンは鍛冶師で、コートを仕立てるのは彼の仕事の範疇外だ。それでコートに関しては外注ということになっている。そのほかにも、ブーツなども外注しているはずである。


「それに、授業料も払わないとだしねぇ……」


 ルクトは毎年新学期の初めに一年分の授業料を一括で払っている。その方が若干安くなるからなのだが、それでも自腹を切っていることに変わりはない。出費に出費が重なりルクトの懐事情は随分と寒いことになっていた。それが借金の返済額にも響いている。


「ふむ……。前にも言ったが授業料は妾が払ってもよいのだぞ?」


 もともとノートルベル学園に行けとルクトに命じたのはメリアージュである。だから授業料に限って彼女は出すつもりでいた。実際、初年度の授業料を用立ててくれたのはメリアージュだ。


 だがルクトは、二年目からは授業料を全額自己負担している。それはイヴァンなどの訓練生上がりの同級生を見たことが関係している。


 別に、不幸自慢をしたいわけではない。それどころか、同じく金に苦労する苦学生として共感している部分が多い。


 だからかもしれないが、彼らの「自分で稼いで生きていくしかない」という、一種割り切った覚悟に敬意に似たものさえルクトは感じている。彼とていつまでもメリアージュの世話になって生きていくわけには行かない。父に捨てられ血縁を失った彼は、身一つでこの世の中を生きていかなければならないのだ。


 授業料を自分で払うのは、ルクトなりの覚悟みたいなものだ。恥ずかしくて口にしたことはないけれど。


「自分で払うよ。ただ、来月分の返済額がまたすこし少なくなるかもしれないけど」


「まあ、お主がそれでよいのならかまわぬがな」


 話しながら金貨をついばんでいた“黒い鳥”が全ての金貨を腹の中に納め終えると、メリアージュは「それはそうと」と言って話題を変えた。


「レイシン流を習い始めた、と言っておったの?」


「まあね。というか、メリアージュも知ってるの? レイシン流」


 カーラルヒスでもマイナーな流派であるレイシン流。故郷のヴェミスではその名前さえも聞いたことはなかった。だがメリアージュの聞き方は、レイシン流がどういうものであるのか、知っている者のそれだ。案の定、彼女はこう答えた。


「知っておるよ。練気法であろう? カストレイア流を修めてから随分と時間もたっておるしちょうどよいであろうよ」


 事もなさげにそういうメリアージュの言葉に、ルクトは無言で頷いた。彼がレイシン流に興味を持ったのは、自分の実力について行き詰ったものを感じていたからである。カストレイア流の邪魔をせずに闘術の底上げができる練気法は、そんな彼にとって非常に都合のいいものだったのだ。


「じゃあ、メリアージュも練気法は使えるのか?」


「うむ。使える」


「ヴェミスにあったかな……? レイシン流の道場……」


「いや、ヴェミスにはない」


 ルクトが記憶を探っていると、メリアージュがあっさりとそう言った。彼女がそういうのであればそうなのであろう。


「じゃあ、一体どこの道場で……?」


 レイシン流以外にも練気法を教えている道場があるのだろうか。しかしルクトのそんな考えをメリアージュは否定した。


「道場に通ったことはない。レイシン殿から直接教えてもらったのじゃ」


「レイシン殿?」


「レイシン流の開祖じゃよ」


 心当たりがなく、首をひねるルクトにメリアージュが答えを教えた。そう言われてみれば納得だが、しかしカーラルヒスでレイシン流の道場を構えているのは〈ラトージュ〉の家だ。直接の血筋でない者が道場を継ぐのは良くあることだが、その際には名前を変えたりミドルネームに流派の名前を入れたりするのが普通である。では〈ラトージュ〉と〈レイシン〉の間にどのような関係があるのだろうか。


「レイシン殿には子供がいなかったから、弟子たちに流派を継がせておったのじゃよ」


 そのうちの一人がカーラルヒスに流れ着いたのじゃろうな、とメリアージュは推測した。いわゆる「暖簾分け」というやつだ。


 いや、レイシン流と看板を掲げていても、教えていることは実質的に練気法ただ一つ。もちろんそれ一つで十分に奥深い技術ではあるけど、もしかしたらレイシンさんはこれを一つの流派とは考えていなかったのかもしれない。


(それでも「レイシン流」を名乗ったのは、一種の表敬だったのかな?)


 ルクトはそんなふうに道場を興した弟子の胸のうちを想像した。とはいえこれは想像の上に想像を重ねているだけで、どこまで本当かなど分かったものではない。


「そういえば、メリアージュはいつレイシンさんから練気法を?」


「そうじゃな……、200年ほど前じゃったかな……?」


「200年って……」


 あまりに壮大すぎるタイムスケールにルクトは呆れたように声をもらした。普通に考えるならこれはメリアージュの冗談だ。なにしろ彼女は二百歳越えの老婆には見えない。もっとも、老婆になって二百歳まで生きるのは無理があるが。


 ただその一方で、「メリアージュならもしかしたら」とも思ってしまう。少なくとも、そういう存在は確かにこの世界にいるのだ。


 それに加え、メリアージュは意外なところに人脈を持っている。例を挙げるならカデルハイト商会の頭領(ドルチェ)であるドミニクや、最近お世話になっているギルド〈水銀鋼の剣(メリクリウス)〉のマスター、フェルナンド・リーバイなどだ。


 メリアージュがいつどのように彼らと知り合ったのか、ルクトも正確なところは分からない。ただ、そういう客観的な事実から考えてメリアージュの外見が実年齢と一致していないことは、最近何となく分かるようになってきた。


 とはいえそれが分かっただけで、その先特に進展はない。


(実年齢が幾つかなんて、聞けないもんな…………)


 恐すぎて。女性の歳を尋ねてはいけないことくらい、ルクトもわきまえているのである。経験則的に学んだとも言うが。


 そんなこともあってメリアージュとは一体何者なのか、謎は深まるばかりである。そもそも彼女の姓名さえ知っているものはほとんどいない。「黒鉄(くろがね)屋のメリアージュ」といえば、都市国家連盟アーベンシュタットにおいて少しでも裏社会と関わりのあるものなら知らぬ者のいないビッグネームであるにも関わらず、だ。


「ふふん? 信じられぬかえ?」


 少しの間黙り込んだルクトに、メリアージュはからかう様に声をかけた。それに対し、ルクトは少し投げやりに答える。


「信じて欲しいのなら信じるよ」


「なるほど……、そう返すか……」


 のどの奥を鳴らすようにして、メリアージュは楽しげに笑った。その声からして信じて欲しいなどとは欠片も思っていないことは明らかだ。メリアージュのこういう態度もまた、彼女の謎を深めているのだろう。


 とはいえ、ルクトにとって分からないことはさして重要ではない。ルクトにとってメリアージュは命を救ってくれた恩人であり、また借金の債権主だ。


(それだけ分かっていれば十分だ)


 ルクトはそう思う。そしてたとえメリアージュが何者であったとしても、自分はきっと納得してしまうのだろうと彼は思った。


 ――――借金残高は、あと一億1100万シク。



というわけで「夏休み金策事情」、いかがでしたでしょうか。


たんまり稼ぎましたねぇ~。まあ、ルクトの手元には残っていませんが(笑)


作中のカレンダー的には、もう一ヶ月夏休みが残っていますが、こちらは特に書く予定はありません。基本的に同じことを繰り返すだけなので。


さて次の話ですが、ぶっちゃけ見通しが立っていない状況です。なので少し間が空くかもしれませんが、ご了承ください。


次の夏休みのネタは決まっていると言うのに、困ったもんですwwww

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[気になる点] 〉その理由は、やはり移動時間が短縮されたから、であろう。夏休み以前と比べて、十階層まで到達するのに初回で一時間、最近では一時間半程度も時間が短縮されている。移動時間の短縮は、そのまま各…
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