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403 シングル・ルーム  作者: 新月 乙夜
第三話 それは禁じ手にあらず
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それは禁じ手にあらず6

お気に入り登録件数が1700件を突破しました!


呼んでくださる皆様、本当にありがとうございます。

新年もよろしくお願いします。


『十階層以下で取れる魔石を一人につき五個以上集めること』


 これは武術科の実技卒業要件である。武術科を卒業できるかは、これを達成できるかにかかっていると言っても過言ではない。


 さて、ノートルベル学園の武術科は六年制である。四年間の留年が認められているので「実質十年制」なんて言っている学生もいるがそれはそれとして。


 つまり六年間で要件を満たせれば、留年することなく卒業することができるのである。逆を言えば、六年以内に卒業要件を満たせばよいのだ。


 統計的に見て、大抵の学生は六年次に実技要件を達成する。毎年二割以上の学生が留年していることを考えれば、六年間で卒業できた学生は十分に優秀ということができるだろう。


 しかしほんの一部、ほんの一握りの学生たち(パーティーで言えば一つか二つ)は、五年次中の、しかも年が変わる前に実技要件を達成してしまうことがある。そういう者たちは多大な羨望と少々の皮肉をこめてこう呼ばれる。


 すなわち、〈エリート〉と。


 この〈エリート〉という名称自体、そもそもは学生たちが呼び始めたいわば俗称であり、なんら意味のあるものではない。〈エリート〉になったからといって卒業が早まったり、奨学金の額が増えたりするわけではないのだ。


 しかし、人からの評価は大いに変わる。特に人手が欲しくてたまらないギルドからしてみれば、〈エリート〉は喉から手が出るほど欲しい人材だ。


 本来六年かかるところを五年で達成したということは、相当上手く迷宮(ダンジョン)攻略を行ったということだ。それは個人の能力だけでなく、パーティーの完成度も高いことを示している。これをギルドの側から見ると期待するまでもなく即戦力であり、実際〈エリート〉はパーティーごと引き抜かれる場合が多い。


 当然、〈エリート〉たちには熱心な勧誘が行われる。もともと武術科は売り手市場で卒業生は引く手数多だが、それでも〈エリート〉たちに対する勧誘の熱心さは頭一つ飛びぬけている。ただ金品を贈ったり過剰な接待をしたりということは学園側が禁止しており、これを破ると卒業生を紹介してもらえなくなるのでギルド側もやらない。しかしより良い条件をえり好みできるのは、大きなメリットといえるだろう。


 しかしながら〈エリート〉であることの最大の利点、学園生活があと一年丸ごと残っている、ということだ。


 パーティーごとであるにしろないにしろ、〈エリート〉の就職というのは本人が望めばすぐに決まる。そして就職先が決まれば、学生の身分であろうともバイトのような形で働き始めることが可能なのだ。


 バイト、というが行われることは実質的な新人研修だ。もちろん先輩であるプロのハンターたちとパーティーを組んで、実際に遠征して迷宮(ダンジョン)攻略を行ったりもする。折しも都合よく六年次は座学の講義もほとんどない。ほとんどが就職先のギルドに入り浸りになって仕事を覚えて行く。そして卒業したら同級生が新人研修を受けているのを尻目に、即戦力として活躍するのだ。


 つまり〈エリート〉は同級生に比べて一年分先に進むことができるのだ。この一年分は大きく、露骨なことを言えば将来的に幹部の椅子がグッと近づくことになる。おまけに就職先がより取り見取りであることを考えれば将来は大手ギルドの幹部に、と即物的な夢は広がる。


 まあすべての学生がこんなことを考えているわけではない。そもそも〈エリート〉になれるのはほんの一握りだ。しかし〈エリート〉になれれば将来の選択肢が広がることは間違いない。


 だからこそ、〈エリート〉になれそうな学生は、〈エリート〉になることを諦められないのだ。



▽▲▽▲▽▲▽



「失礼。君がルクト・オクス君だろうか?」


 十二月も半ばに差し掛かったある日の午後、昼食を食べ終えたルクトはそんなふうにして一人の男子学生から声をかけられた。


「そうですけど……、どちらさんで?」


 男子学生は初めてみる顔だった。ただ、着ている制服はルクトと同じなので武術科の学生であろう。胸元のバッチには「Ⅴ」の文字が書かれている。つまり五年生、と言うことだ。


「ああ、すまない。僕は五年のアーカイン・ルードという」


 ギルドの勧誘ではないからそう警戒しないでくれ、とアーカインは苦笑気味に話した。


「少し聞いて欲しい話があるんだ。一緒に来てくれないか?」


「……ここじゃダメなんですか?」


 今、彼らがいる場所はテーブルも椅子もそろっている。特に混雑しているわけでもなく、話をするためにわざわざ場所を変える必要があるようには見えなかった。


「実はパーティーのメンバーを待たせていてね」


 六人でぞろぞろと来るのも迷惑かと思って僕が来たんだ、とアーカインは説明する。それを聞いてルクトの目が若干鋭くなった。


 パーティーメンバーを待たせているということは、アーカインの話は十中八九、迷宮(ダンジョン)攻略に関することだろう。だが攻略や遠征に関することになると、ソロであるルクトの立ち居地は微妙だ。決して彼自身に何かやましいことがあるわけではない。だがパーティーを組むことを禁止されていることもあり、どこまで協力できたものかと迷ってしまう。


 それに加え、ルクトに近づいて来る連中というのは、彼を利用しようとしているやつらがほとんどなのだ。ソロであるゆえに、また珍しい個人能力(パーソナル・アビリティ)をもっているゆえに、加えて後輩であるゆえに、利用しやすいと思われているのであれば、それは決して気分のいい話ではない。


 たとえば〈叡智の女神(ミネルヴァ)〉の幹部であるヴィレッタ・レガロ。彼女は事あるごとにギルドに入るようルクトを勧誘してくる。その上利用する気満々(ルクトの主観)だ。しかしながら彼女の場合、引き際も心得たものでルクトは今のところ彼女に対してそう悪い感情は持っていない。「ちょっとしつこい先輩」と言った感じである。


「……まあ、話を聞くだけなら」


 そう言ってルクトは立ち上がった。さてこのアーカイン・ルードという先輩はどうであろうか。あまりにこちらの都合を無視して利用する気ならば、ルクトとしてもそれ相応の対処をとらなければならない。つまり学生間の問題で終わらせず、武術科の教師たちのほうに話を持っていく、ということだ。そしてルクトはその手札を切ることを躊躇わない。躊躇っていては、事態は悪化こそすれ改善は決してしないと経験上よく知っているからである。


「助かるよ。こっちだ」


 そう言ってアーカインはルクトを先導して歩き始めた。彼が案内したのは二十個ほどの机と椅子が並ぶ小さめの教室だった。この手の教室は講義などでの使用頻度は少ないが、パーティーで攻略の打ち合わせをする時などに良く用いられている。恐らくだが、アーカインたちのパーティーはよくこの教室を用いて打ち合わせをしているのだろう。


「お、来た来た」


「彼が、噂のルクト・オクス君?」


 教室のドアを開けると、すぐにそんな声をかけられた。中を見渡すと男女合わせて五人がそこにいた。全員が五年生で、この五人にアーカインを加えた六人が一つのパーティーと言うことになる。


「ひとまずメンバーを紹介するよ」


 そう言ってアーカインは仲間を紹介し始める。


 ロージュ・ヴィニオン、フロイト・パスカル、イリス・トリエント、アメリシア・ルクランジュ、カルシェナ・メレス。本当に簡単に、ひとまず名前だけをアーカインは紹介した。


「どうも。三年のルクト・オクスです」


 すでに知っていると重々承知していたが、形式的にルクトも自己紹介をした。全員の自己紹介がすんだところでアーカインとルクトは手近な席に着き、そしていよいよ話は本題に入る。


 さて、と前置きしてアーカインは真剣な眼差しをルクトに向ける。しかしその眼差しの中には、なぜか少しだけ自虐じみたものが混じっているようにルクトには思えた。


「単刀直入に言おう」


 そこでアーカインは一拍おき、何かを堪えるように一瞬だけ目を閉じる。まるで言ってしまえばもう引き返せない、と逡巡しているようにも思える。


 しかしそれはほんの一瞬のこと。アーカインは目を開けると迷いを見せない声でこう言った。


「君を、パーティー外メンバーとして雇いたい」


 ――――〈パーティー外メンバー〉。


 ほかにも非常任メンバー、用心棒、傭兵、などと言われることもある。これについて説明する前に、まずはパーティーについて少し説明してみたい。


 ここで言う〈パーティー〉とはつまり迷宮(ダンジョン)を攻略するための、一単位としての集団のことである。ただ、ハンターたちが〈パーティー〉と言う場合には、もっと深くて強い意味合いがこめられている。


 ハンターたちにとって〈パーティー〉とは、ただの集団ではない。それは自分の命を預ける仲間なのだ。当然、信頼と実力のない者に命を預けることはできない。だからこそ彼らはただ人数が集まっただけの集団を〈パーティー〉とは呼ばない。しかるべき信頼が生まれ、連携技術が定着・向上してはじめて〈パーティー〉になるのである。


 無論、メンバーの関係性というのはパーティーによってさまざまだ。利害だけで結びつくドライな関係もあれば、実の家族以上に固く結ばれたパーティーもある。しかしどのパーティーも口をそろえて言うには、「最も重要なのは、少なくとも迷宮(ダンジョン)内で無条件に信頼できること」だという。


 さて、次は少し実務的な面である。


 パーティーのメンバー数は「偶数が基本であり、六人がもっともバランスがよい」とされている。なぜなら迷宮(ダンジョン)攻略の際、パーティーは基本的に前衛と後衛に分かれるからだ。つまり前衛は前に出てモンスターと戦い、後衛は後ろで荷物を守るという割り振りなのだが、このときメンバーの数が奇数だとどちらかが一人少なくなり負担が偏ってしまう。


 もちろん前衛と後衛は順次メンバーを入れ替えながら攻略は行われる。しかしそれでも、例えば誰か一人が前衛を長くこなさなければいけないなど、奇数の人数で攻略を行うと負担の偏りが生じやすいのである。


 次に六人が良いとされる理由だが、こちらは経験則的なものだ。前衛と後衛二人ずつでは心もとないし、かといって八人では多すぎてお互いが鬱陶しい。またメンバーの人数が増えれば、必然的に持っていく荷物が多くなってしまうのも問題だ。結果的に六人、前衛と後衛それぞれ三人ずつがもっともバランスがよい、と言われるようになったのである。


 こう考えてみると、ロイたちのパーティーは随分と変則的であることが分かる。なにしろパーティーの人数が奇数で、六人に一人足りない五人だ。まあそれでも結構上手く攻略をやっているから、問題ないと言えるのかもしれないが。


 さて、次に〈パーティー外メンバー〉である。これは「パーティーの外から臨時に加えるメンバー」とでも言えばわかりやすいかもしれない。


 パーティー外メンバーの加わり方、というのは幾つかある。武術科の学生であるルクトにとって身近な例を挙げれば、一年生が行う攻略実習でパーティーを引率する実技教官がパーティー外メンバーであると言える。また同じような役回りで、ギルドの新人教育を行う先輩ハンターもパーティー外メンバーであると言えるだろう。あるいは怪我などで一時的にメンバーに欠員が出た場合、それを埋め合わせるためにパーティー外メンバーを加えることもある。


 しかしながら多くの場合、普通のパーティーであれば外からメンバーを加えることは好まない。そもそも外からメンバーを補充しなければ攻略が行えないのであれば、それはパーティー自体に問題があると言わざるを得ない。パーティーとは迷宮(ダンジョン)を攻略するための単位であり、攻略が行えないと言うのであればそれはパーティーとして成立していない、ということなのだ。であれば、まずはその問題を解決することが先決だろう。


 またパーティー外メンバーその人が信頼できるか否か、まずはそこが問題になってくる。よく見知っている間柄ならばともかく、実力があっても信頼できない人間をわざわざ加えたいとは思わないだろう。


 加えてパーティー外メンバーを入れたとして、今度は連携が取れるかが問題になる。同じギルドに所属していて一緒に訓練を受けているならば大丈夫だろうが、今まで一度も一緒に戦ったことのない人間がいきなり連携して戦えるはずもない。つまりパーティー外メンバーを加えてみたところで、その分しっかりと戦力が上乗せされるかは別問題なのである。


 信頼できてすぐに連携が取れる人物。わざわざパーティー外メンバーとして加えるとしたらそういう人物になるのだが、相当ハードルが高いと言えるだろう。この条件を満たす第一候補は、同じギルドのメンバーだ。実際、大手のギルドになればパーティー外メンバーを加えることはそう珍しいことではない。そうやって全体の平均化を図っている面もあるのだ。


 これは武術科の学生であっても同じことが言える。つまりパーティー外メンバーを加えるとすれば、それは学内ギルドの中で行われることが多いのだ。「都合が悪い奴がいるからその代わりに」とか、「後輩の指導のために」とかそんな感じで、ギルド内でメンバーが移動するのは珍しくない。


 しかしながら今回の話で言えば、ルクトはギルドには入っていない。しかしそんな彼を、アーカインらはパーティー外メンバーとして雇いたい、という。


 どうしてまたオレを、と聞こうとしてルクトは言葉を飲み込んだ。そんなことは考えるまでもないからだ。


 個人能力(パーソナル・アビリティ)〈プライベート・ルーム〉。それがすべてだ。


 確かにルクトがアーカインたちのパーティーに加わっても、連携を取ることはできないだろう。つまり彼の存在は、戦力の増強になんら寄与しないのだ。しかし迷宮(ダンジョン)攻略とは、決して戦闘だけで成り立っているわけではない。だからアーカインたちも戦力以外の事柄を期待して、ルクトをパーティー外メンバーに誘っているのである。


 それが、彼の個人能力(パーソナル・アビリティ)〈プライベート・ルーム〉。


〈プライベート・ルーム〉は空間を提供する個人能力(パーソナル・アビリティ)だ。この個人能力(パーソナル・アビリティ)を持つメンバーがいれば、パーティーは数量を気にすることなく迷宮(ダンジョン)に荷物を持ち込むことができる。普通、パーティーはいかにして持ち込む荷物を少なくするかに頭を悩ませるものなのだが、その悩みが一挙に解決するのである。


 その上、どれだけ荷物を持ち込もうとも、パーティーメンバーは身軽な状態で行動することができる。戦闘中にいちいち荷物のことを気にしなくていいのは、大変に戦いやすいことだろう。


 また持ち込める量に限度があるということは、持ち出せる量、つまり入手可能なドロップアイテムの量にも限界があると言うことだ。これは大きな問題と言えるだろう。なにしろドロップアイテムを得ることこそが、遠征と攻略の最大の目的なのだから。〈プライベート・ルーム〉はその限界を大きく上に押し上げてくれる。


 持ち込める荷物の量。そして持ち出せるドロップアイテムの量。〈プライベート・ルーム〉はそれらを飛躍的に増大させてくれるのである。


 しかしながらルクトが思うに、〈プライベート・ルーム〉の最大の利点はそういうことではない。〈プライベート・ルーム〉の最大の利点、それは「安全な空間を提供してくれる」ということである。


 遠征をする際、当然のことながらパーティーは迷宮(ダンジョン)内で寝泊りをしなければならない。そして迷宮(ダンジョン)内ではいつ何時モンスターが出現(ポップ)するか分からない。しかも遠くから近づいてくるのではなく、直近にいきなり出現(ポップ)することのほうが多いのだ。


 そのような環境の中では常に神経の一部を張り詰めさせておく必要があり、そういう状態では体はなかなか休まらない。心身の消耗とその回復というのは、遠征におけるかなり重要な要素なのである。


 しかし〈プライベート・ルーム〉の中に入ってしまえば、モンスターの出現(ポップ)を警戒する必要はない。緊張を解いて十分な休息を取ることができるのだ。実際ルクトがソロで活動できている最大の理由は、そうやって休むことができるからである。


 アーカインたちがどこまで〈プライベート・ルーム〉という個人能力(パーソナル・アビリティ)について理解しているのか、それは分からない。だがその個人能力(パーソナル・アビリティ)を持つルクトを加えることで遠征が格段にやりやすくなる、ということは十分に理解しているはずだ。だからこそ彼に声をかけてきたに違いないのだから。


パーティー外メンバーを加えるならばルクト・オクス、という選択は客観的に見て合理的な判断だ。そこに疑問を感じることはない。信頼できるのかという問題も、同じ学科の後輩ということでひとまずクリアでいいだろう。しかしそれですべての疑問が解決したわけではない。


「……なんでわざわざパーティー外メンバーを加えようなんて思ったんですか?」


 根本的な疑問を、ルクトは尋ねた。それに対し、アーカインはこう答えた。


「……僕たちは九階層程度まで攻略を進めているんだけど、そこで少し足踏みが続いていてね。君の力を借りようと言う話になったんだ」


 説明になっているのかいないのかよく分からない答え方だが、しかしルクトはそれでおおよそ全てを察した。


(〈エリート〉を諦められないってことか……)


ルクトは薄く笑った。恐らくだがアーカインたちは、先日実技の卒業要件を満たした〈赤薔薇の騎士〉ことヴィレッタ・レガロらのパーティーのことも意識しているのだろう。彼女たちはアーカインらと同じく五年生で、つまり〈エリートコース〉をものにしたパーティーだ。そういう実例が間近にいて、さらに自分たちももう少しで要件をクリアできる位置にいるとするならば、やはり〈エリート〉の夢はそう簡単に諦められないだろう。


 だが攻略が思うように行かず今年も残りわずか。焦りが募ってきたところで「ルクト・オクスをパーティー外メンバーとして加える」という手を思いついたのだろう。


 さてどうするか、とルクトは考えた。彼としてもいろいろ思うところはある。だがアーカインは彼を「雇いたい」といった。つまり一方的に利用するつもりではないのだろう、とルクトは思っている。報酬についてはこの後相談だが、今の時点で断ると決めてしまう必要はないだろう。


(ただ……)


 ただ、その前に聞いておくことがある。ごくごく素朴な疑問だ。しかしどうしても聞いておかねばならない。


「知っていると思いますが、オレはパーティーを組めません」


 そんなオレをパーティー外メンバーにするってアリなんですか、とルクトは尋ねた。



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