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403 シングル・ルーム  作者: 新月 乙夜
第十二話 御伽の国
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御伽の国10

ブックマーク登録件数が6100件を超えました!

これも読んでくださる皆様のおかげです。今後もよろしくお願いします。


 ~あらすじ~

 驚異的な再生能力持つキメラ。そのキメラを討伐するためにカーラルヒスの騎士団が動き出した。ルクトとサミュエルはその作戦に協力するよう求められる。

 騎士長ノルギス・オルギンからの〈不死身のキメラ〉討伐作戦への参加協力を約束したその二日後、ルクト・オクスとサミュエル・ディボンの二人は武芸科長ゼファー・ブレイズソンを通して騎士団に呼び出された。指定された時間より少し早目に騎士団の隊舎に行くと、すでに話が通されていたのか二人はすぐに一室へと案内された。


 部屋の中にはすでに何人かが集まっていた。恐らくは全員が武芸者、それも騎士だ。ルクトとサミュエルが入り口近くに立っていると、一人の男が親しげに話しかけてきた。


「よう、ルクト。聞いたぜ、お前さんも今回の作戦に協力してくれるんだってな」


 よろしく頼むぜ、と言いながら遠慮なくルクトの背中をバシバシ叩く男の名はルッグナード・モリスン。かつてルクトと一緒にオーフェル郊外に出没した魔獣〈ベヒーモス〉を討伐した騎士である。


 年の頃は五十近く。騎士団の中では高齢の部類で、そろそろ引退を考えても良い頃だ。ただ大柄な彼の肉体に衰えの気配は見られない。迷宮(ダンジョン)に潜っているせいか、武芸者は老化が遅いのだ。


肌の色は浅黒く、短く刈り込まれた髪の毛と強面な顔のせいで黙っていれば近づき辛いが、実際には大雑把で面倒見の良い性格だった。騎士というと一般にお堅いイメージがあるが(その筆頭はノルギスだろう)、彼は随分フランクというか粗野だった。ただそれが嫌味にならないのが彼の人徳だろう。酒と家族を愛する気のいいオッサン、というのが同僚たちの評判だった。


「相変わらずですね、ルドさん」


「オレはもうオッサンだからな。二、三年程度じゃもう大して変われんのさ」


 遠慮なく背中を叩かれた痛みからか、若干顔を歪めて挨拶するルクトに、ルッグナードは豪快に笑いながらそう応じた。それから彼はルクトの隣にいるサミュエルに視線を移した。


「で、ソッチが噂の同級生か」


「サミュエル・ディボンです」


 胸を張ってそう名乗るサミュエルに、ルッグナードは真剣な面持ちで一つ頷きを返した。


「話は聞いている。今回の切り札だってな」


 まあ一つよろしく頼むわ、とルッグナードはサミュエルに向かって右手を差し出した。あるいは彼は、というより騎士団の中には、今回の采配に不満を持つ者もいるのかもしれない。なにしろ都市国家の守護者たるべき騎士団が学生の力を借りるのだ。そのことを不名誉に感じたり、面白くないと思ったりすることもあるだろう。


 ただ、ルッグナードの態度にはそういうものは感じられない。それは彼の生来の気質かもしれないし、あるいはノルギスがよく根回しをしておいてくれたからかもしれない。


 サミュエルはルッグナードの差し出した右手を握り、二人は握手をかわした。そしてルッグナードはサミュエルの手を握ったままニカッと笑い、左手で彼の肩を遠慮なく叩く。


「お膳立ては俺らがちゃんとしてやるからよ、遠慮なく活躍しちまいな!」


「もちろん。そのつもりです」


 サミュエルの覇気に満ちたその答えが気に入ったのか、ルッグナードは愉快そうに大声を上げて笑った。


「そういえばジョシュアさんとアリーシャさんは?」


 ジョシュア・カークとアリーシャ・ガーバリンは二人ともルッグナードの部下で、この二人も〈ベヒーモス〉の討伐作戦に参加していた。その縁でルクトは彼らとも面識がある。


「ジョシュアはあっちだ」


 ルッグナードが顎をしゃくるようにして示したほうを見ると、そこには若手の騎士と談笑するジョシュアがいた。以前に比べると顔つきに貫禄が出たような気もする。きっと苦労しているのだろう。


「で、アリーシャだが、あいつは今産休中だ」


「産休って……! アリーシャさん結婚されたんですか!?」


 まあな、とルッグナードは応じた。そして「産休中」ということは、アリーシャはまだ騎士団を辞めていないと言うことだ。


 これは、特に騎士団ではよくあることだった。騎士というのは普通、衛士から取り立てられる、いわば精鋭である。そして騎士や衛士というのは、ハンターと比べると命の危険は少ないが、同時に収入も少ない。だから多くの場合、武芸者の第一希望はハンターである。それで何が言いたいのかと言えば、つまり衛士の中で騎士になれるほどの精鋭となると、どうしても数が限られてくるのだ。


 当然、女性であろうとも貴重な人材である。結婚や出産を機に辞められていては困るのだ。だから産休という制度がある。ただ、この制度が破綻しないのは女性騎士の数がそもそも少ないからという理由もあるのだが、まあそれはそれでいいとして。


「ち、ちなみにお相手は……? まさかジョシュアさんですか?」


「ちげーよ。むしろアイツは玉砕したクチだ」


 ニヤリ、と意地の悪い笑みを浮かべてルッグナードはそう言った。ただ、ガーバリン家は名家として知られている。だからアリーシャ本人がどう思っていたかというよりは、むしろ家の事情が優先されたのかもしれない。


 それからルクトはジョシュアに挨拶をしたりして時間を潰す。サミュエルのほうも何人かの騎士と話しをしている様子だった。


 そうこうしていると新たな一団が部屋に入ってくる。明らかに武芸者ではないと分かる一団だった。そのなかにルクトはまたしても知った顔を見つける。やはり〈ベヒーモス〉討伐作戦の先に知り合った、魔導技師のケイル・クーリッジだ。


(ってことは、あの人たちは魔導技師か……)


 ルクトはそう当たりをつけた。ここへ来たということは、彼らもまたキメラ討伐作戦に参加するのだろう。〈ベヒーモス〉討伐作戦の時もケイルは〈魔導甲冑(ソーリッド・アーマー)〉の整備のために参加していたのだし、今回も恐らく同じような役回りのはずだ。


「関係者は全員揃っているな。ブリーフィングを開始するぞ」


 ケイルたちが来てからすぐ、騎士長のノルギスが現れて壇上に立った。騒がしかった室内はすぐに静かになり、それぞれ手近な席に着く。全員の視線が自分に集中してから、ノルギスはキメラ討伐作戦についての説明を始めた。


 作戦の内容を簡単に要約すると次のようになる。


 まずルクトの〈プライベート・ルーム〉に討伐作戦に必要な物資をすべて運び込む。魔装具の調整や修理を行う技師たちもこの中で待機することになる。そして準備が完了し次第、一同は迷宮の中に進む。


 次に、どのようにしてキメラを見つけるかだが、これは「出待ち」が基本となる。つまりキメラを探して動き回るのではなく、人間の方が一箇所に留まりキメラが現れるのを待つのだ。


 ノルギスが出待ちを選択した理由は二つ。第一にして最大の理由は、戦場の設定である。つまり難敵を相手に細い通路では戦えない、ということだ。まして相手は空を駆けるキメラ。人もある程度自由に動き回れる場所でなければ勝負にならないだろう。


 そして二つ目の理由は、そもそもキメラの方がエサを求めて動き回っているようなのだ。エントランスの場合しかり、ベースキャンプの場合しかり、人が多く集まっている場所目掛けてキメラは現れている。ならば待ち構えておびき寄せた方が効率的というのがノルギスの考えで、それを聞いた騎士たちも大いに頷いた。


 ノルギスが戦場として定めたのは四階層のベースキャンプ。これは十分な広さがあり、なおかつ迷宮の出口から十分に離れている場所として選ばれた。まかり間違ってもあのキメラを迷宮の外、都市の内部に放つわけにはいかないのである。かといってあまり下へ行き過ぎるわけにもいかず、丁度良い距離にある広場と言うとここだったのだ。


 さらに言うのであれば、ベースキャンプは迷宮の中に人が己の力で作り上げた安全圏。人が迷宮を管理していることの、いわば象徴のような場所だ。そのような場所を、たかがキメラごときに好き勝手されてなるものか。そんな意地も、もしかしたら関係しているのかもしれない。


 準備を整え、四階層のベースキャンプでキメラが現れるのを待つ。ここまでは良い。重要なのはこの先、つまりいかにしてキメラと戦いそして討伐するか、だ。


「作戦の中核はサミュエル君の〈絶対勝利の剣(エクスカリバー)〉になる」


 ノルギスがそう言った瞬間、サミュエルに視線が集中した。サミュエル本人はそれらの視線に臆することなくわずかに胸を張る。彼の口元には、自負からなのか小さな笑みが浮かんでいる。


 ノルギスが説明する戦術は単純なものだった。「キメラの動きを封じ、〈絶対勝利の剣〉で止めを刺す」。言ってしまえばそれだけである。ただ、相手が宙を飛んでいることもあり、何種類かの魔装具が使用されるそうだ。当然ケイルたち魔導技師の仕事も多くなり、怠けている暇などない、かもしれない。


(オレの仕事は本当に荷物運びだけだな……)


 ノルギスの説明を聞きながら、ルクトは内心でそう呟いた。戦闘の主体は騎士で、止めを刺すのはサミュエル。ルクトは戦闘には関わらない。もっとも〈プライベート・ルーム〉は拠点としても使うので、荷物を運び終えたらお役御免とはならない。またその能力の性質上、彼はずっと外で待機していなければならないだろう。〈ベヒーモス〉討伐作戦のときと似ていると思い、ルクトは苦笑した。


「作戦の決行は明後日を予定している。各自準備を進めるように」


 ノルギスがそう伝えた瞬間、部屋の中の空気が少しだけ緊張した。明後日というタイミングが早いのか遅いのか、ルクトには判断できない。ただ、討伐が早くて悪いということはないだろう。むしろ「可能な限り早く」というのが都市国家政府の要請に違いない。


「最後に、例のキメラに呼称が付いた」


 その名は〈キマイラ〉。


 これで〈不死身のキメラ〉改め〈キマイラ〉は、正式に都市国家カーラルヒスから敵として認定されたことになる。討伐するのに、これ以上の理由はもはやいらない。



▽▲▽▲▽▲▽



〈キマイラ〉討伐作戦のブリーフィングが終わると、ルクトはケイルに声をかけた。挨拶ぐらいしておこうと思ったのだ。


「やあ、ルクト君。君が協力してくれるおかげで多少はのんびりできそうだよ」


「……相変わらずですね、ケイルさん」


 心底嬉しそうな顔でそう話すケイルに、ルクトは呆れた顔を隠そうとはしなかった。


「というか、ケイルさんはなんでこんな面倒くさそうな作戦に参加することにしたんですか?」


「いや~、〈ベヒーモス〉の時の経歴を買われちゃってね。強制参加だよ」


 トホホ、とでも言いたげにケイルは肩を落とした。そんな彼にルクトは満面の笑みで「良かったじゃないですか」と言ってやる。嘘偽りのない本音である。


「そうですよ。大体、ケイルさんは普段怠けすぎなんですから。こういう時ぐらいキリキリ働いてください」


 そう言いながら話に割り込んできたのは、意外にもルクトの知る人物だった。その人物の名はイレイン・ハフェス。ノートルベル学園機械科の卒業生で、ルクトとは過去に一度だけ顔を合わせたことがある。垂れ目で泣き黒子が印象的な、おっとりとした美人である。


「ルクト君も元気そうでなによりだわ」


「イレイン先輩もお変わりなく。先輩は今、こちらでお仕事を?」


 機械科で優秀な成績と実績を残したイレインは卒業後、都市国家政府の技術部に引き抜かれたのだと言う。今はケイルの部下として衛士隊や騎士団で使う魔装具の開発と整備を行っているらしい。


「もともとケイルさんはわたしが新人だったときの指導係だったんだけどね、なぜかそのまま上司になっちゃって……」


 はあ、とため息をつきながらイレインはそう言った。ケイル・クーリッジという人間を一言で言い表すのなら、「できる怠け者」だ。そんな彼を上司に持つ彼女は、きっと普段から苦労しているのだろう。


「そういえばルクト君は作戦に参加するそうだけど、周りの人から反対されなかった?」


 イレインの問い掛けに、ルクトは苦笑して「まあ大丈夫でしたよ」と答えた。こういうことを尋ねる彼女は、やはり武芸者ではないと思ってしまう。武芸者であれば「都市のために戦うのは当然」という考え方をまずするだろうからだ。彼女のように公的機関に所属している人間は特にそう考えるだろう。


 ただ、実際の話として、ルクトが〈キマイラ〉討伐作戦に参加することを告げると、それに反対する人はいた。


 ロイら元パーティーメンバーたち、ではない。直接話したのはロイだけだが、彼らから「止めろ」と言われることはなかった。


 ちなみにロイはその話を聞いたとき、「そっか」と一言呟いただけだった。無関心なのではない。むしろ、言いたいことは沢山あったに違いない。しかしその全てを飲みこみ、ただ「気をつけて」とだけ付け加えた。


 もしかしたら、彼は「ウォロジスさんの敵を取ってくれ」と言いたかったのかもしれない。少なくとも〈キマイラ〉を憎む気持ちはあっただろう。しかしその憎しみはルクトに負わせるようなものではないし、ましてそのせいで彼を危険にさらすようなことはロイの本意ではなかったのだ。


 ルクトの討伐作戦参加に反対したのは、同郷の幼馴染ラキア・カストレイアだった。


『なんでお前がこの都市のために命を賭けなきゃいけないんだ!?』


 ルクトが討伐作戦に協力することを伝えると、ラキアはそう叫んで彼に詰め寄った。彼女だって、コレが都市の存亡に関わる問題であることは理解している。理解していてなお、彼女はそう叫んだ。やはり根っこの部分で、ラキアにとってカーラルヒスは「他所の都市」なのだ。


 これはラキアに限った話ではない。それを口に出すかはともかく、留学生のほとんどは彼女と同じ考えを持っているだろう。カーラルヒスが滅んだとしても、彼らには帰る故郷がある。命がけの戦いなど、できれば避けたいのだ。


『死ぬかも知れないんだぞ!? 分かっているのか!?』


 涙目になりながら、ラキアはそう叫んだ。ウォロジスの死は、やはり彼女にも大きな影響を与えていたらしい。ましてルクトが参加するのは、ウォロジスを殺したまさにその相手の討伐作戦である。幼馴染の死というものを、リアルに想像してしまったのかもしれない。


『ルクトまで死んだら、わたしは……!』


 そこまで言うとラキアは言葉を詰まらせ下唇を噛みながら俯いた。その仕草がどうにも子供っぽくて、ルクトはなんとなく彼女の頭に手を載せてみた。


『子ども扱いするな』


 途端、怒られた。しかし、怒りつつもラキアはルクトの手を払おうとはしなかった。


『オレだって死にたくはないさ』


 死んだら借金を踏み倒すことになっちまうからな、と言ってルクトは笑った。ただし、ヤケクソ気味の笑い声だった。


『キメラ騒動で合同遠征が中止になったから……』


『おかげで大赤字だよ』


 そう言ってルクトは大仰に嘆いて見せた。〈キマイラ〉が迷宮にいることで、今カーラルヒスのハンターたちは遠征を中止せざるをえない状況になっている。これはルクトの主要な収入源になっている合同遠征も例外ではない。すでに一回分が中止になり、次の開催もメドが立たない状況だ。単純に考え、最低でも400万シクが“パア”である。


 それどころか、そもそも迷宮に潜れない状況だから合同遠征以外の収入もない。当然、これでは借金の返済もおぼつかない。このままでは返済どころか借り増しの悪夢が待っている。


『まさか……、借金返済のために討伐作戦に協力するわけじゃないだろうな?』


『はっはっは。そんなはずあるわけないわけないじゃん』


 やはりヤケクソ気味に笑い声を上げながら、ルクトは煙に巻くようにそう答えた。それを聞いてラキアは嘆息する。なんだかドッと疲れたような気がした。肯定なのか否定なのかいまいち分からなかったが、詳しく詰問しようとすればさらに疲れるだろう。これ見よがしにもう一度ため息をついて止めにした。


『まったく、ぶれないヤツだよ、お前は……』


『褒め言葉と受け取っておこう』


 芝居がかった仕草で胸を張るルクトを見てラキアは苦笑する。ただ、苦笑しつつも彼女は内心で安心していた。「カーラルヒスのために命を賭ける」とか、そんな刹那的なことを言わないでくれたのが嬉しかった。


(それに……)


 ルクトは必ずや借金を完済するだろう。そのためにはキメラに好き勝手させておくわけにはいかないし、ましてここで死んでいるわけにもいかない。


 ならばルクトは必ずやキメラを討伐し、そして生還するだろう。ラキアはそのことを自然に信じることができた。その根拠を思うと、無性に黄昏たい気分になるが。


「心配してくれる人がいるのは幸せなことよ」


 その人を大切にしなさい、とラキアのことを聞いたイレインはそう言った。ルクトは苦笑して肩をすくめる。なんとなくこそばゆい気分だった。


「さて、わたし達もそろそろ行くわね」


 討伐作戦に向けてやるべきことは山ほどある、とイレインは言った。それを聞いた瞬間、怠け者のケイルは露骨に嫌そうな顔をする。イレインは気づいていたはずだが、しかし歯牙にもかけなかった。


「さあ、ケイルさん、行きますよ」


「い、痛い! 耳! 耳引っ張らないで!」


 笑顔で上司の耳を引っつかみ歩いていくイレイン。ケイルの悲鳴もどこ吹く風である。周りの同僚の技師たちも苦笑して彼らを見送る。どうやら、ただの日常らしい。


「ハフェス流上司操縦法、ってか?」


 どっちが上司か分からない二人を見送りながら、ルクトは苦笑気味にそう呟いた。〈キマイラ〉討伐作戦の後方要員として実に頼もしい。少しだけ作戦の成功率が上がったような気がしたルクトだった。


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