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403 シングル・ルーム  作者: 新月 乙夜
第十話 二人一組
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二人一組7

「ラキアさんは、もうこちらでの生活には慣れましたか?」


 ルクトが寮の談話室でバカ話に興じていた頃、彼の同郷の幼馴染であるラキア・カストレイアもまた雑談に興じていた。相手は下宿先であるレイシン流道場の一人娘、クルーネベル・ラトージュだ。彼女の父親であるウォロジス・ラトージュは所属先のギルドの遠征で家を空けており、この夜家にいるのはラキアとクルルの女二人だけだった。


 彼女たちがいるのはクルルの部屋だ。二人ともすでに寝巻きに着替えており、ラクな姿勢でクッションやベッドに身体を預けている。健全な男の子には少々目の毒だが、この場には顔を赤くする男の子はいない。


 今晩はこの部屋で二人一緒に寝るつもりだった。もちろんベッドは別だが。ラキアがこの家に下宿するようになってから時々こういうお泊り会をしており、もしかしたらクルルも一人でいるのは寂しいのかもしれない。


「ああ、もう随分慣れた。カーラルヒスの人たちはよそ者にも気さくだ」


「ノートルベル学園がありますから、そのおかげでしょう」


 カーラルヒスはその歴史の中で大勢の留学生たちを受け入れてきた。だからカーラルヒスの市民たちにとっては留学生、つまりよそ者がいる光景はいたって普通のことなのだ。そして普通のことであるから、彼らは抵抗なく受け入れてくれる。そんなおおらかさはこの都市の気風と言ってもいいだろう。もちろん「受け入れるから」と言って、「信用する」とか「重用する」とかそういうわけではないのだが、まあそれは今はいいだろう。


 ラキアがカーラルヒスに来てから一ヶ月と少し。色々とバタバタしていた身の回りも、ようやく落ち着いてきたようにラキアは思う。練気法の修行も軌道に乗り始めたし、ルクトとコンビを組んで迷宮(ダンジョン)攻略も始めた。


 順調な滑り出しだ、とラキアは思っている。


 ただ、何もかもが順調なわけではない。一番痛かったのは、やはりヴェミスから持って来た太刀をダメにしてしまったことだろう。そのせいで新たに一本、太刀を仕立てなければならなくなった。


「うう、まさかこんな形で借金を背負うことになるとは思わなかった……」


 借金とは言っても、別に銀行屋から借りているわけではない。太刀を新調するときにルクトがダマスカス鋼のインゴットを提供してくれたのだが、その代金である50万シクが丸ごと借金になったのだ。利息はなしでいいと言われているが、借金を背負っているというのはやはりいい気分ではない。


「あの、前払いしてもらった部屋代、幾らかお返ししましょうか?」


 クルルが気遣わしげにそう提案する。下宿の部屋代は、道場の月謝などもろもろ含めて一ヶ月10万シクとなっている。そしてラキアは二年分240万シクを全額前払いしているのだ。現在彼女が金欠なのは、計画性のないこの支払いのため、といっても過言ではないだろう。


「いや、大丈夫だ。頑張って自分で返す……」


 しかしラキアはそう言って首を振った。半分以上は強がりだ。ただ、部屋代もいずれは支払わねばならない。早いか遅いかの差しかなく、どのみちお金は必要なのだ。それに一度手から離したお金を、苦しくなったからといって返してもらうというのはなんだかみっともなく、ラキアはそういうことはしたくなかった。


 であるならば、自分で稼ぐしかない。そしてハンターが金を稼ぐ方法など一つしかない。いうまでもなく、迷宮攻略である。借金苦から脱出するため、そして自らの実力を高めるため、ラキアは早く迷宮に潜りたかった。


「とはいえ、太刀ができるまでは迷宮にも潜れないなぁ……」


 ラキアは力なくそうぼやく。父や兄たちからは「猪突猛進」などと言われることもあるラキアだが、しかし武器を持たずに迷宮に潜るほど無謀ではない。攻略再開と借金返済は新たな相棒が完成してからである。


「まあ、その間は練気法の修行に集中することにするよ」


 気を持ち直してラキアがそういうと、クルルは嬉しそうに頷いた。そもそもラキアがカーラルヒスに来たのは「練気法を習うため」である。だから本筋から言えば迷宮攻略の方が「余計な事」なのだが、まあそれは言わぬが華だろう。生活していくにはどうしてもお金が必要だし、また練気法を習っていても実戦で使えなければ意味がない。実戦で試すことも視野に入れれば、攻略も修行とまったく無関係ということはないだろう。


「それでだな、クルル。そろそろ応用の段階に入りたいのだが……」


 今のところ、ラキアは練気法の基礎しかまだ習っていない。心臓を起点にして全身の烈を動かすもので、これが全ての基礎になっていることは分かるのだが、これをこのまま実戦で使うことはできない。なぜならこうやって全身に練気法をかけていると一歩たりとも動くことができないからだ。


 だから実戦で練気法を使うときには、「部分的に、一瞬だけ」という使い方をする。また練気法は技に合わせて烈の練り方を変えなければならない。つまり、抜刀閃ならば抜刀閃に合わせた練気法を使わなければならないのだ。


 これらの応用は、基礎さえやっていれば自然にできるようになるわけではない。修行あるのみ、だ。そしてルクトやロイがこういう応用の修行をやっているのを見て、ラキアは自分も早くそちらの修行に入りたくてウズウズしているのだ。


「まだダメです。今はしっかりと基礎を固めましょう」


 しかしクルルは無情にも(とラキアは勝手に思っている)首を横に振った。クルル曰く、ラキアはまだ基礎が完全ではない。いや、そもそも基礎鍛錬はこれから先もずっと続けていくものだから「完成してもう終わり」ということはないのだけれど、ともかくラキアの基礎技術はまだ応用に進む段階ではない。


 未熟なまま先に進んでも思うような成果を得られるはずもない。実戦で使うこともままならないだろう。それでは何のために練気法を習っているのか分からない。


「いや、でも少しくらいなら……」


 そう言ってラキアは食い下がった。もちろん、彼女だってクルルが言っていることの正しさは分かる。流派は違えども、彼女とて免許皆伝を持つ身。闘術を修める上で、基礎の大切さは骨身にしみて知っている。


 だがそれでも。ラキアは一日でも早く練気法を実戦で使えるようになりたかった。そのためにカーラルヒスに来たというのもあるが、やはりルクトが実際に使っているところを見たというのが大きい。なんだかまた差をつけられてしまったようで、少々面白くない。


 いや、分かってはいる。練気法について言えば、ルクトの方が一年以上も長く修行を続けているのだ。習い始めて一ヶ月程度のラキアと比べ、差がついているのは当然だ。


 しかしだからと言って諦めたくはない。なぜならラキアはルクトに追いつくためにカーラルヒスにまで来たのだ。それなのにまた差を見せ付けられてしまった。焦っているわけではないとラキアは思っているが、どうしても気持ちは先走ってしまう。


「ラキアさん?」


 そんなラキアの内心を知ってか知らずか、クルルは小首を傾げてにっこりと微笑んだ。口調も穏やかで、荒ぶったところなど少しもない。だがその笑顔から言いようのない圧力を感じたのは、決してラキアの思い違いではないはずだ。


「……ハイ、分かりました。今は基礎を頑張ります」


 思わず背筋を伸ばして敬語になりながら、ラキアはそう答えた。もともと、子供っぽく駄々をこねている自覚はあったのだ。むしろ変に誤魔化すことなく、はっきり「ダメだ」と言ってもらえてよかった。これでまた、明日から修行に集中することができる。


 ラキアの答えを聞いて、クルルは嬉しそうに笑みを浮かべながら頷いた。それを見て圧力が消えたのを感じるとラキアはちょっとだけため息をつき、体から力を抜いた。そして「クルルは怒らせないようにしよう」と心に誓う。


「…………追いつける、かなぁ?」


「追いつけますよ、きっと」


 少々弱音の混じったラキアの言葉に、クルルは力強く応じた。ラキアは「誰に」の部分は言葉にしなかったが、しかしどうやらクルルは正確に察してくれたようである。そのことが嬉しくもあり、また恥ずかしくもあった。


「ところで、新しい太刀はどんな感じにしたんですか?」


 そう言ってクルルは話題を変えた。得物は違えども、彼女も武芸者。やはり武器を新しくすると聞けば興味が出る。


「寸法は同じにしてもらって、ダマスカス鋼の比率を上げた」


 以前使っていた太刀はダマスカス鋼の比率が三割だったが、新しい太刀では五割にした。これで十一階層であっても十分に通用するはずである。


「だけどルクトの奴は純ダマスカス鋼製の太刀を使ってるんだ。しかも予備に回しているのが五割」


 ラキアは少し不満げにそう言った。ルクトがメインで使っている太刀はもちろんうらやましいが、それ以上に癪なのは彼が予備にしている太刀と自分が新調した太刀が同等であることだ。「使っている武器の格が武芸者の格」などというつもりはないが、しかし分かりやすく目に付きやすいことも確かだ。


 なんのことはない。ただ単純に気になるだけである。そして気にしているのは自分だけだろうという自覚も、ラキアにはある。そしてそれがまた、気に入らない。そしてそういう不満は、ルクトへの不満という形で表に出てくる。


(可愛らしいですねぇ……、そういうところ……)


 拗ねたような顔をしながらラキアがブチブチと並べるルクトへの文句を聞きながら、クルルは内心でそんなことを思った。この一ヶ月ちょっと一緒に生活してみて分かったことだが、このラキアという少女(年齢的に“少女”でいいのか微妙だが)は基本的に武芸者思考である。


 まあ武芸者思考というヤツにもいくつか種類はあるが、ラキアはその中でも「人より己に厳しく」というタイプだ。人に不満を持つよりは、それより先に自分を不満に思うタイプで、つまり今ラキアが口にしている「ルクトへの不満」はそのまま「自分の不満なところ」の裏返しでもあるのだ。


「……そもそもルクトの奴は技の本質を履き違えているんだ。この前の遠征の時だって、武器に負担がかからないからってわざわざ難易度の高い技を使って……」


 ラキアが並べるルクトの不満を、クルルは微笑みながら聞いた。ラキアのようなタイプは、不満に思っていても人のことは口に出さない場合が多い。クルル自身、ラキア自身の「あれができない、これができない」といった不満はよく聞くが、彼女が誰かを貶めるような言葉を口にしたのはほとんど聞いたことがなかった。まあ、カーラルヒスに来てからまだ日が浅いから、と言われてしまえばそれまでなのだが、まあそれはそれとして。


 さてそんなラキアがルクトの不満は口にする。しかも、聞いてみれば不満にもならないような不満ばかりだ。それがどういうことなのか分からないほど、クルルは察しの悪い女ではなかった。


「……ラキアさんは、ルクトさんを追ってカーラルヒスに来たんですか?」


「そ、そうなる、かな……?」


 ラキアの話が途切れたタイミングを見計らってクルルがそう尋ねると、ラキアは一瞬言葉を詰まらせてから曖昧に肯定した。それを聞いてクルルは笑みを深くする。


「ラキアさんはルクトさんのことが好きなんですか?」


「そ、そそそそそんなこと……!?」


 クルルがずばり尋ねると、ラキアは大げさなまでに動揺を見せた。顔は耳まで真っ赤になり、露骨に視線を彷徨わせている。その反応だけで、少なくとも脈アリということは十分にわかる。


 視線を彷徨わせ何とか言い逃れようとするラキアを、クルルは微笑を浮かべたまま何も言わずに待った。ただし、逃がしてやるつもりは微塵もない。不意に目が合ったラキアに満面の笑みを浮かべてやると、観念したのかため息をついてから彼女は口を開いた。


「……本当に分からないんだ。好きかどうかなんて」


 最初は一緒に修行する同門の幼馴染だった。ルクトの方が先に免許皆伝を取ったことで多少意識は変わったが、それでもそれは恋愛感情ではなかったと思う。そもそも彼は免許皆伝を取ってすぐカーラルヒスに留学してしまった。そこにいない人間を恋慕するほど、我がことながらそこまで乙女ではないとラキアは思っている。


「凄いヤツだとは思っていたし、正直才能に嫉妬したりもしたけど……」


 しかし、そこまでだったと思う。好きか嫌いかと聞かれればそれは好きだけど、それは決して男女間のそれではないとラキアは思っている。


「カーラルヒスに来られる前、故郷の都市でルクトさんとお会いしたんですよね?」


 クルルの問い掛けにラキアは頷いて答えた。帰ってきてくれて、顔を見せてくれたことは純粋に嬉しかった。でもそれは、自分の技量がルクトに追いついたのか確かめるためのいい機会だと思ったからだ。色っぽい理由は少しもない。


 結局、立ち合いには三本とも負けてしまったが、それでカーラルヒスに留学しようと思った。もっと強くなって、ルクトに追いつきたかったからだ。少なくともラキアはそう思っている。本人がそう思っているのだから、それが真実だ。


「だから、好きかどうかなんて今までに考えたことは……」


 ない。ラキアはそう思っている。そして今考えてみても、「好きかどうかなんて分からない」というのが本音だ。少なくとも嫌いでないことは確かだが、それ以上のことになるとどうにも言葉にはしづらかった。


 というより、まずは気恥ずかしさが先に立つのだ。それに目の前の相手も問題だ。クルルは、日中ルクトに「好きなのか?」と尋ねたその人。そんなこともあってかクルル相手にこういう話をしていると、どうにも気恥ずかしくて逃げ出したかった。


 しかし、クルルは逃がしてくれない。好奇心を隠そうともせず、目をキラキラさせながら“ずい”と身を乗り出してきた。


「では、なぜそんなにルクトさんに拘るんですか?」


「そ、それは……、同い年だし……」


「お話を聞く限り、道場にはルクトさん以外にも同年代の方はいたはずです。彼らとルクトさんはどう違ったのでしょう!?」


「ど、どうって……」


 クルルの好奇心はとどまるところを知らない。彼女の目は潤み、だんだんと興奮の度合いも増してくる。ラキアは押されっぱなしだ。


「拘るということは、つまり気になるということです! それはつまり好きと言うことではないでしょうか!?」


 詰め寄るクルルに追い詰められるラキア。しかしラキアにはまだ切り札があった。攻守を逆転させる起死回生の切り札が。


「そ、そういうクルルのほうはどうなんだ!?」


「え、わたしですか?」


 きょとんとした顔をして首をかしげるクルル。まるで心当たりがないという顔だ。しかしここで「はい、そうですか」といって引き下がるわけにはいかない。幸い、ラキアにはまだ追求できる材料がある。


「ロイだ。ロイはクルルのことが好きみたいじゃないか」


「え?」


 その瞬間、クルルは固まった。そのまま数秒。そして口を半開きにしたまま、目をパチクリパチクリ。


「え、ええ? えええええええ!?」


 口元に手を当てて絶叫し、クルルはようやく動き始めた。彼女の顔は真っ赤である。どうやらロイのことはまるで気がついていなかったようである。


「ロ、ロイさんが!? わたしを? そんな……、どうして!?」


 クルルは錯乱気味に声を上げた。どうして、と問い掛けているが答えが欲しいわけではない。そもそも、意味のある問い掛けではないのだ。ようは混乱して頭がよく回っていないのである。


「どうしてって……、見てれば分かると思うぞ」


 実際はラキアも感づくことはできず、この情報はルクトから教えてもらったのだが、その辺りの一切は棚に上げてラキアはそう言った。それを聞いてクルルは「あぅ」と呻いて小さくなる。頬は紅色に染まり、目は不安と期待が入り混じって潤んでいた。手を胸元で組んでラキアから視線をそらすクルルの姿は、同性の目から見ても可憐である。


「それで、どうなんだ?」


「どうって……」


「ロイのことだ。どうするんだ?」


 ここへ来て攻守は完全に入れ替わった。にやにやとした笑みを浮かべるラキアの追求に、クルルはいっそう頬を赤くする。そして彼女は言葉を捜すようにして視線を彷徨わせた。


「ええっと、そんな……。まだ告白もされていませんし、わたし、その、困ります……」


 手をモジモジさせながらクルルはそう答えた。赤く染まった顔には困惑の表情を浮かべているが、しかし本当に困っているようには見えない。なぜなら口元にはうっすらと笑みが浮かんでいて、困惑しつつもそこに期待の成分が一定量混じっているのは明らかだからだ。少なくとも、嫌悪している様子では絶対にない。


「クルルの今の気持ちは? 告白されたらどうするんだ?」


 相手が一歩引いたところをラキアは二歩踏み込んだ。彼女らしい間合いの詰め方である。踏み込まれたクルルは、耳まで真っ赤にしてうつむいた。


「あの……、この話、もう止めにしませんか?」


「ん、なんでだ? 今いいところじゃないか」


 停戦の提案にもラキアは応じない。万事休すかと思われたクルルだが、しかし彼女のほうにも切り札があった。


「じゃ、じゃあ、わたしが答えたらラキアさんも答えてくださいよ!? ルクトさんのこと、どう思っているか!」


「う…………」


 目を潤ませながら迫るクルルに、ラキアは思わず仰け反った。ここへきてまさかの自爆宣言である。ヤケクソ気味ではあるが、しかしこう言った以上生半可な答えではクルルは納得するまい。いやそれどころか、ここで気持ちを決めてしまうくらい赤裸々に暴露しなければ彼女は引き下がらないだろう。


「わ、分かった……。止めよ、この話……」


 そして、その覚悟というか決意というかともかくそういうモノは、まだラキアのなかには無かった。そして二人の少女は顔を赤くしたまま俯いて、しばらくの間お互いに沈黙していた。


「……も、もう寝ましょう!」


 明日も早いですし、とクルルが提案した。ラキアも首を何度も縦に振ってそれに賛成する。二人の少女はいそいそと就寝の支度をして、ラキアが寝具に横になるとクルルは明かりを消した。


「おやすみなさい」


「ん、おやすみ」


 お互いにそれだけ声をかけると、二人は目を瞑った。暗くなった部屋の中を、優しい夜の静寂が支配する。


 ただ、二人ともすぐには寝付けなかった。


(ロイさん……、わたしは……)


(ルクト……、わたしは……)


 とある夜の話である。


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