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第78話 8回目の無限ループと、命懸けのSOS

七回目

報告のみ

一人で飲みに行ってカウンターに座る。初対面であるはずのマスターからかなり気さくに話しかけて来たらしい。一般人にも非表示好感度がある可能性が高い。

柏木さんに話しかけて、花見の話をした。

「花見の時睨んでたけどぶっちゃけ関屋さんの事妬んでるの?」

「妬んでないですよ。虚弱で倒れたらしいのに設営加わったり、一人で動き回って必死で頑張ってるアピールして、痛々しくて見てらんなかったです。それで後で皺寄せ来るのとか嫌なんですよ。私花見の後もここのバイト入ってたんで。」


「うわー。みつきちゃん、お客さんに毒舌ダメだって。イメージ壊れるからやめてってあれほど」

「この人引きこもりだし、今他のお客さん居ないから大丈夫ですよ。マスターなんか親みたいでしょ。笑いますよね。」

「いや引きこもりは飲みに来ないって。ごめんねこの子働きすぎでやさぐれてて。」

「いや、引きこもりほんとだし。でも俺素の方が安心感あるわ。あざと女子に接待されるの疲れるし面倒臭いんだよね。ぶっちゃけ俺君の事警戒してたの。佐々木君が好きで噂流してるのかなって。」

「いやー。坂本さんと佐々木さんは関屋さんみたいなレアキャラが好きな時点で無理ですね!私めっちゃ普通だし。」


そこへお客さんが入って来て柏木さんは立派に仕事として可愛い女子を演じたらしい。マンションで可愛いを演じてるのはマンション住人にもお客さんは居るからだとか。

坂本さんがぶっちゃけたのは、親密度検証の為。それともうそろそろ時間が進むと踏んだのだそうだ。

『このメモリがここにあると言う事は進んでいませんね。』



"いやいや。8回ループとかアオ大丈夫か?お前いい加減そろそろ助けに行けよ。"

いきなりの馴れ馴れしい念話にびっくりする。

"は?なんなの?!"

"あっそうか。関屋さんも戻ってんのか。メモリをハッキングで確認して。パソコンに取り込むなよ!"


"いつもの事でしょ?今日あたり帰るんじゃないかな?"

"あいつ関屋さん居ないと寝なさそうだぞ?"

確かに。彼は三日まではいけるとか言ってたけど8回目か。

"俺毎日深夜2時にメモリ送ってたから、それまでは寝てるかも知れないけど、家で仕事ならともかく探索だと寝不足は危ないぞ?俺寝不足で脚立から落ちたんだよ。"

何と坂本さんは執筆活動の為毎日寝不足で出勤していたらしいのだ。運転中寝なくて良かった。


恐らく佐々木さんは何らかのイベントを一人でクリアしようとしていて、危険を犯している可能性があるという。


 坂本さんが毎回戻る前にストックしてあった小説を佐々木さんのインベントリに夜中2時と決めて送り続けていたらしい。それに対して佐々木さんは時間を戻したらメモリを返すを繰り返した。戻る時間が少しずつ後ろへズレているのは坂本さんへの配慮だ。戻る回数が知られるのは本意では無いだろうに作品に対するリスペクトがそうさせたのだ。


坂本さんは日付を作品の頭に付けている。佐々木さんに戻った回数が分かってるぞと知らせる為。佐々木さんはハッキングスキルを使っているのは内緒だから日付を付けるなとは言えない。


"愛陽たん、始まりの部屋以外からでも帰れる?"

『帰れます。しかし大型イベント中の時間の管理がしづらくなります。アオがそれをやるとは思えません。』

"私が行くと坂本さんにメモリが帰ってこなくなるよ。日付管理してるのもバレる"

"そんな事どうでも良いよ。愛陽たん、例えばダンジョン内で地球に帰ったら、その場所で復活すんの?"

『します。』

ダンジョンあるんだ!

"アオの性格なら下手したら寝ないでダンジョンとかやってるかも。アオが死ぬのは絶対に困る!!俺が連絡したって言って良いから助けに行ってくれ!!"


『緊急イベント ノッテとの絆1』

突然のイベント告知だった。

ノッテに何かあったんだ!!

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