愛すべきクズだらけの人物紹介
本編を最後まで見守ってくださりありがとうございます。 振り返ってみれば、どいつもこいつも一癖……いえ、十癖くらいある面々ばかりでした。 特に佐々木さんに関しては、作者も書いていて「ちょっとやりすぎたか……?」と震えましたが、彼の「完璧じゃないところ」も含めて愛してくださると嬉しいです!
作者なりの愛を込めて、彼らの『裏の顔』を暴露(紹介)させていただきます!
【坂本隆二】プロの「元」ろくでなし
アオに次ぐチート。システム改変能力があり、野心が高い為、ナビ達に過剰に危険視されていた。
本来はとても素直で誠実なタイプだが、色々あって歪んでしまった。メンタルヘルスに詳しく対応が異様にうまい反面、自分のメンタルには無頓着。莉緒に執着し、愛陽を信用しすぎている。
大学時代に超絶モテ期が来るも、付き合う女が全てメンヘラに。執筆活動に理解を得られず、ナチュラルにたらし込んで関係を持っては短期間で嫌になり別れるを繰り返し、元カノの突撃に遭い修羅場を経験。それを経て素人の女には手を出すまいと心に誓う。
車が大好きで仕事で乗れたら最高だろうなと中型免許を取得し、運送会社に勤め、労働環境が過酷すぎて車が嫌いになり、執筆時間確保の為、割とすぐにパワハラの証拠集めを始める。過労により脚立から落ちて怪我をし、がっつり搾り取る為に知り合いの病院に入院していました。落ちた体力を補う為に廉価版クロスバイクに乗り始め、運動でフラストレーションが解消される事を知り、そこからだんだん自転車や体作りにハマっていった。ちなみに強がっているが本当は女嫌いではない。
花を警戒していたのは関屋豊と仕事以外に個人的交流があると見抜いたから。
【関屋莉緒】迷走するヒロイン
本来得るはずであった勇者の地位をアオに取られた為、肉弾戦が苦手で全武器適正というチートが無い。
病んで激痩せしたら仕事中毒の父親にめちゃくちゃ大事にされたので激痩せをキープしていた。そんな父親に探偵を付けられていたと知り心の拠り所を失う。
アオとお付き合いするも勘違いが重なり破局。
容姿に関しては、みつきのような可愛い女子に憧れはあるものの、自分が美人なのは理解している。激痩せ儚い系ミステリアス美人を目指していたが、虚弱体質の噂を立てられ持ち前の負けん気で奮い立つ。駆け降りる爽快感に階段昇降にハマり、花見の設営やリューとのサイクリングを通じて元気系も案外いけるのでは?と方針変更。リューの二面性萌える発言に自分を再プロデュース。リューの愛情アップタイミングから悪女好きだと知りだんだん迷走していく。
人に心を開かない面が災いして社内いじめを人に相談できず、真面目で仕事熱心かつ負けん気が強すぎて、上司に屈したくないあまり、何が何でも与えられた仕事をこなしてやると奮い立つ。結果やればやる程仕事を詰め込まれ、時間外労働に病む。リューとみつきのお陰で人に愚痴る事を覚え、キャバクラで発散し、ちょっとは浮上した。
ちなみに序盤で坂本さんに花を激推ししたのは、アオから遠ざけたかったから。花参戦を敬遠していたのはアオとのフラグを折られたくなかったから。花が悪くないのは知ってるのに敬遠している自分にちょっと病み気味。
【佐々木蒼太】 最強の勇者、純粋培養されたパラサイト
物語きってのチート。創造魔法と魔法創造に加え、テイマーと勇者の能力を持つ。
人を助け貸しを作って恩を売りたいタイプ。
元ゲーマーなので莉緒とゲームに関する考え方はかなり合う。カリクに助けられて勇者の地位を獲得。
表面的には誠実だが理想ばかり口ばかり。
親の家に住み、親のカードで女に貢ぎ、親から給料を貰って家にお金を入れず不満ばかり言うお子様。常識が無く、人材の大切さを理解しておらず、人の気持ちが理解できず、凝り固まった自分の考えを曲げられず、莉緒と破局。花と関わり少しずつ考えを変えていきます。
【横井花恵】一番サスペンスしている人
序盤関屋豊とお付き合いしていたが、莉緒に感情移入していき、罪悪感に苛まれる。
クレープ屋破局で莉緒とアオのピュアラブに当てられて自分が嫌になった。贖罪の為にアオに力を貸す。自分の人脈は莉緒ではなくアオにこそ必要とアオに付く事を決めたが生活のため関屋豊と関係を切る事ができず、関屋豊に嘘の情報を流して金銭を受け取る事で更に罪悪感を募らせる。
現在は、アオが将来的に莉緒を立派に守れる男になれるよう「英才教育」の真っ最中。あえて自ら噂の的になるべく、アオの偽装彼女を演じている。
徹底してアオからの金銭や贈り物を拒否しており、対価として受け取るのは錬金術で生成された食事や物品のみ。実はループ系アニメの知識が豊富で、そのメタ的な視点が探偵業に役立っているが、その事実はなぜか周囲に(アオにさえも)華麗にスルーされ続けた。
【柏木みつき】やさぐれ毒舌マスター
世の中の全てを下に見ているやさぐれ女。のじまんちのマスターに頼み込まれ仕事の為に自分を偽っている。それも仕事だと割り切って生きている。
大人や権力に内心反発はある。
早く自立して家を出たいとお金を貯めている。貯金の為に適度に親に媚びる強かさもちゃんとあり、親の苦労も一応理解はしている。若いのに達観している。莉緒とはやさぐれ女同士仲は良い。
アオのせいで花に面倒臭いお局のイメージを持っている。若者の空間に大人の女が参入してくる事をかなり警戒している。
【秋月凱】
消防署勤務。リューとアオのループ中の遊び友達で、三人揃うと羽目を外してしまう。莉緒の好みからは外れているらしい。
【愛陽】
莉緒のナビ。性格は真面目。与えられた役割は全力でこなしたいタイプで、本編序盤で解体を得た時ツッコミ役を命じられた。莉緒は聞きたくない事はスルーするタイプだが、それでも聞こえていて時期が来れば受け入れられる事を知っている為、根気よく話し続けた。
花に関しては遠ざけるより取り込みアオとの仲を人材チートで取り持ってもらうのが正解だと考えており、序盤から莉緒に推しまくったが莉緒が受け入れられず親友ポジにみつきを選んだ。花が好きなアニメの話をしやすい様に永遠と二人で禁則事項を連発したが、アオはこれを無視した。
36話、37話でリューのスキルを明かそうとしたのはパーティ参入後比較的すぐにリューのメンタルブレイクが起こりそうになり、小説スキルを秘匿し続ける事でイベント進行に著しい不備があると判断したから。クレープ屋や運転技能イベントでの緊急介入のやり方は実にスマートであり、莉緒にシステムの存在を悟らせない上手さがある。
ナビの中では一番上位の存在で権限もあり、能力は一番高い。
【夜闇】
リューのナビ。本来の性格は意外にも誠実で素直。演技派で人を見下しているのはポーズで、とても面倒見が良い。割とストレートな物言いをし誠実に対応するのはリューに最も伝わりやすいから。何よりもリューの潜在的な希望を優先させ、達成の為にはリューの指示や決まった方針に逆らう性格。その為愛陽と永遠からはかなり警戒されていた。
【永遠】
アオのナビ。性格はストイックで、凝り性。人の気持ちが分からず無神経。アオの事になると暴走するが、極端な性格である為、莉緒の事を思ってアオを遠ざけた。莉緒と愛陽が好きで、彼女らを第一に考えているが、アオの担当ナビであるのに莉緒を優先してしまう面がある。
アオが親友キャラと敵対してしまったので、代わりに一緒に遊んだりハメをはずして発散させているが、いつの間にか自分も遊びに没頭するのは悪い癖。
【ラテ】
みつきのナビ。のじゃロリ。時々しか話さないのはみつきの猜疑心が強い為。みつきとは仲良しで色んな情報交換をしている。
【もなか】
花のナビ。結局喋らなかった。守秘義務には厳しく信頼できない人には絶対に本心を明かさない。話す場合は徹底的に自分の理想を演じ切る。表向きは極めて常識的で、正しく一般的にな事しか言いたくない。本当の性格は謎のまま。
【作者より一言】 アオ、今はハナさんの厳しい修行と「偽装カップル」という荒波に揉まれていますが、すべては莉緒さんに相応しい男になるための試練です。 親のカードを卒業し、真の勇者として覚醒する(予定の)彼を、どうか温かい目で見守ってあげてください!
あとがき
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました! 当初は30話ほどで完結させる予定でしたが、キャラクターたちが予想以上に動き出し、気づけば設定が盛りだくさんの長編になってしまいました。
短いお話にまとめる難しさを痛感しつつも、試行錯誤しながらここまで書き進めることができました。特に、リューの裏側の物語を本編のイベントに組み込む作業はパズルのようで、非常に苦労しましたが、その分思い入れの深い形になっています。
当初はアオとリュー、それぞれの恋愛模様を描くつもりでしたが、書き進めるうちに、二人の関係性は甘い恋愛というよりも「手に汗握る心理戦」のような独特な緊張感を帯びていきました。その空気感を大切にするため、伏線を整理し、現在の形へと大幅に改稿を行いました。閑話が多くなってしまったのは、この深まった裏設定を余すことなくお伝えしたかったからです。
売れっ子作家である香坂流星の描写や、ループの構成など、自分の理想に追いつけずもどかしい部分もありましたが、今の私にできる精一杯を詰め込みました。
誤字脱字については、気をつけてはおりますが、もし見つけられた際はそっと教えていただけますと幸いです。
『家事手伝いの時間無双』、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!




